国 イタリア
州 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
県都ゴリツィア
面積466.02 [1] km²
人口
- 総計
- 人口密度2023-01-01 [2]
138,034 人
296.2 人/km²
コムーネ数25 (50音順一覧)
主なコムーネグラード、モンファルコーネ、ロンキ・デイ・レジョナーリ
略記号GO
ISO 3166-2:ITIT-GO
CAP34070-34079, 34170
市外局番0431, 0481
ISTATコード031
県公式ウェブサイト[ ]
ゴリツィア県(ゴリツィアけん、イタリア語: Provincia di Gorizia)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州に属していた県。県都はゴリツィア。
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州における行政制度再編に伴い、2017年に自治体としてのゴリツィア県は廃止された(選挙区の単位などの地理的呼称としては残される)。
第一次世界大戦まではオーストリア=ハンガリー帝国領で、イタリア側からヴェネツィア・ジュリアと呼ばれた地域の一角にあたる。イゾンツォ川下流域にあたるこの地域は、第一次世界大戦の激戦地となった(イゾンツォの戦い)。第一次世界大戦後にイタリア王国に編入されたこの地域にはスロベニア系住民も多く、第二次世界大戦後にはユーゴスラビアとの間で領有権問題が生じた。現在の国境線は1947年に定められたものである。 標準イタリア語以外に、この地域に話者の多いフリウリ語・スロベニア語では、それぞれ以下のように表記される。 県の公式サイトでもイタリア語・フリウリ語・スロベニア語による表記が併記されている。 なお、2007年に行われたスロベニア共和国の地方制度改革までは、スロベニア側にも同名の行政区画(ゴリシュカ県、Gori?ka pokrajina)があった。 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の東南部に所在する。県都ゴリツィアは、ウーディネの南東33km、州都トリエステの北北西34km、リュブリャナの西南西70km、ヴェネツィアの東北東115km、首都ローマの北北東460kmに位置している。 南にアドリア海(トリエステ湾とヴェネツィア湾)に面し、北と東はスロベニアと接する。この国境線は第二次世界大戦後に引かれたもので、スロベニア側のプリモルスカ地方とは長らく同一の行政単位のもとにあった(オーストリア・ハンガリー帝国の「ゲルツ伯領」 (Gorizia and Gradisca 隣接する県、およびそれに相当する行政区画は以下の通り。SLOはスロベニア領を示す。 県を特徴づける地形は、県内を流れるイゾンツォ川(ソチャ川)と、カルソ台地(カルスト台地)である。 県の東北部は、イゾンツォ川がヴァッレ・デル・ヴィパッツォ(ヴィパッツォ谷) (it:Valle del Vipacco
名称
フリウリ語: Provincie di Gurize
スロベニア語: Gori?ka pokrajina あるいは Pokrajina Gori?ka
地理
位置・広がりゴリツィア県概略図
隣接する県
ブルダ (SLO) - 北
ノヴァ・ゴリツァ (SLO) - 北東
シェンペテル=ヴロトイバ
ミレン=コスタニェヴィツァ (SLO) - 東
コメン (SLO)
トリエステ県 - 南東
ウーディネ県 - 西
地勢