ゴッドマジンガー
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この項目では、1984年のテレビアニメについて説明しています。「マジンガーZ」、及び「グレートマジンガー」の後番組として企画されていた作品については「ゴッド・マジンガー」をご覧ください。

ゴッドマジンガー
アニメ
原作永井豪
シリーズ構成小野田博之
脚本辻真先、星山博之、塚本裕美子、田口成光
キャラクターデザイン平山智
音楽羽田健太郎
アニメーション制作東京ムービー新社
製作東京ムービー新社
放送局日本テレビ
放送期間1984年4月15日 - 9月30日
話数全23話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ゴッドマジンガー』は、1984年4月15日から同年9月30日まで日本テレビ系列で全23話が放送された、東京ムービー新社製作のロボットアニメ、およびアニメを原案とした漫画、小説。原作は永井豪
概要

「マジンガーシリーズ」の外伝的作品。古代ムー大陸を舞台とし、従来の『マジンガー』作品との関連性はなく独立した作品。制作会社と放送局もこれまでの東映動画とフジテレビから、東京ムービー新社と日本テレビと変更され、『六神合体ゴッドマーズ』と『キャッツ・アイ』のスタッフが中心となって制作した[1]

ゴッドマジンガー』というタイトルは『マジンガーZ』『グレートマジンガー』の続編として後番組の企画時にも使用されていた物である[2]。後に発表された小説『スーパーロボット大戦』ではマジンカイザーに似通った姿で登場している。

本作は永井側の都合で製作が間に合わず、急遽トムス側がオリジナルストーリーとして製作し、永井自身はほとんど製作に関わっていない。『大魔神』を意識した作品になっており、ムー大陸を舞台に民衆を苦しめる悪党を現在からタイムリープしてやってきた火野ヤマトが搭乗するマジンガーが退治するという物語となっている。

当初は24話構成での放送だったが、7月29日にロサンゼルスオリンピックの開会式が放送されることになり、第23話と第24話を再構成して1話分とし、全23話となった。なお、予定されていた第24話のタイトルは「海に消えたマジンガー」だった[3]
ストーリー

20世紀末の現代、高校生の火野ヤマトは体育館で自分の名を呼ぶ巨大な「魔神」の幻影を見る。幻を振り払おうとするヤマトであったが、「魔神」とともに「見知らぬ女性」の声が聞こえたとき、ヤマトは声に歩み寄ってしまう。ヤマトが「魔神」によって運ばれた先は1万年前に地殻変動で海に沈んだはずのムー大陸であった。訳が判らないヤマトに対しムーの民たちは彼を「マジンガーが選んだ救世主」と持ち上げる。彼らムーの民の守護神こそ、彼を現代から過去に運んだゴッドマジンガーであった。そんな折、ムーの民と拮抗する勢力であるドラゴニアが襲来すると、再び「魔神」の声がヤマトを呼び寄せる。ヤマトがゴッドマジンガーと融合したとき、ゴッドマジンガーはドラゴニアの恐竜軍団を撃退するのであった。
登場人物
ムー王国
火野 ヤマト
- 竹村拓アイラの祈りを受けゴッドマジンガーによって20世紀末の現代から1万年前のムー大陸に召喚されたスポーツ万能の高校生。環境の変化と自身の能力に戸惑いながらも闘いの中で「ムーの戦士」として覚醒していく。ストーリーが進むにつれアイラ以外に読めるはずのない古代文字が読めるようになったり、過去視や未来視ができるようになるなどの超能力を身につけていく。漫画版では最初から超能力を持つ。また、強い闘争心を持ちケンカに明け暮れ、「生まれる時代を間違えた」と公言して憚らない。
アイラ・ムー
声 - 榊原良子ムーの女王。10代後半に見えるが、圧倒的なカリスマ性でムーの民を率いる。マジンガーに仕える「巫女」でもある。神が選んだ救世主であるヤマトを頼りにする中で次第に彼に惹かれていく。
ムラジ
声 - 藤本譲アイラの父、ユーラ王の治世からムー王国の政戦両略を取り仕切る、宰相・兼参謀総長とも言える存在。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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