ゴッドファーザー
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、アメリカのメディア・ミックス作品について説明しています。キリスト教のゴッドファーザーについては「代父母」を、カクテルについては「ゴッドファーザー (カクテル)」を、WWEに参戦していたザ・ゴッドファーザーについては「チャールズ・ライト (プロレスラー)」をご覧ください。

『ゴッドファーザー』(The Godfather)は、アメリカ合衆国メディア・フランチャイズである。イタリア系アメリカ人作家マリオ・プーゾ1969年に発表した小説、およびそれを原作としたアメリカの映画シリーズ(三部作)やTVゲームシリーズ(2作品)、その他関連作品などがある。
小説
オリジナル詳細は「ゴッドファーザー (小説)」を参照

アメリカに生きるイタリア移民とその子孫であるイタリア系アメリカ人一族の、栄光と悲劇を描く。

物語は古い価値観が壊れた第二次世界大戦直後から始まり、ここではコルレオーネ・ファミリーだけでなく、それに関わるアメリカにおけるイタリア人社会の変質「イタリア人からアメリカ人(イタリア系アメリカ人)へ」歩もうとする姿にも光を当てている。単なる組織犯罪やギャングの物語ではなく、家族の愛憎とファミリーを守ろうとする男たちの姿が主要なテーマにされたため、世界的に評判を呼び、当時のベストセラー小説となった。
続編詳細は「ゴッドファーザー (小説)#続編」を参照

マリオ・プーゾ『The Sicilian』[1](1984年)- 番外編的作品、『映画 シシリアン』原作

マーク・ワインガードナー(英語版)『The Godfather Returns』(2004年)

マーク・ワインガードナー『The Godfather's Revenge』(2006年)

映画

『ゴッドファーザー』(The Godfather)シリーズは、1972年から1990年にかけ製作された映画作品群。イタリア系移民の悲哀を描き出した一大叙事詩的映画であり、PART I、II、IIIの三部作(トリロジー)で構成される。監督は全作フランシス・フォード・コッポラ

ゴッドファーザー
The Godfather

監督フランシス・フォード・コッポラ
脚本マリオ・プーゾ
フランシス・フォード・コッポラ
原作マリオ・プーゾ (1-2)
製作アルバート・S・ラディ (1)
ロバート・エヴァンス (1)
フランシス・フォード・コッポラ (2-3)
グレイ・フレデリクソン (2-3)
フレッド・ルース (2-3)
チャールズ・マルベヒル (3)
製作総指揮フレッド・ヒュークス (3)
ニコラス・ゲージ (3)
出演者マーロン・ブランド (1)
アル・パチーノ (1-3)
ロバート・デ・ニーロ (2)
アンディ・ガルシア (3)
ジェームズ・カーン (1-2)
ロバート・デュヴァル (1-2)
ジョン・カザール (1-2)
ダイアン・キートン (1-3)
タリア・シャイア (1-3)
音楽ニーノ・ロータ
カーマイン・コッポラ
撮影ゴードン・ウィリス
編集ウィリアム・レイノルズ (1)
ピーター・ツィンナー (1-2)
バリー・マルキン (2-3)
リチャード・マークス
リサ・フラックマン (3)
ウォルター・マーチ (3)
配給パラマウント映画
公開1972-1990
上映時間合計 (3作):
約540分 (9時間)
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
イタリア語
シチリア語
製作費合計 (3作):
約7300万米ドル
興行収入合計 (3作):
約5億7400万米ドル
テンプレートを表示

ヴィトー・コルレオーネの幼少期から、その息子マイケル・コルレオーネの最晩年に至るまで、コルレオーネ・ファミリーの盛衰を壮大に描く。脚本は全てコッポラとマリオ・プーゾの共作であるが、『PART I』全編と『PART II』のヴィトーのパートは、主にプーゾの原作に基づいている。
作品一覧

ゴッドファーザー』(1972年)

ゴッドファーザー PART II』(1974年)

ゴッドファーザー PART III』(1990年)

『ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期』(2020年) - PART IIIの再編集版


主要スタッフおよびキャスト

スタッフ

製作 -
アルバート・S・ラディ / ロバート・エヴァンズ(両名PART Iのみ)

監督 - フランシス・フォード・コッポラ

原作・脚本 - マリオ・プーゾ 

音楽 - ニーノ・ロータ / カーマイン・コッポラ

撮影 - ゴードン・ウィリス

美術 - ディーン・タヴォウラリス

音響 - ウォルター・マーチ(PART IIIのみ編集も担当)


キャスト

ヴィトー・コルレオーネ - マーロン・ブランド(老年期) / ロバート・デ・ニーロ(若年期)

マイケル・コルレオーネ - アル・パチーノ

ソニー・コルレオーネ - ジェームズ・カーン

フレド・コルレオーネ - ジョン・カザール

トム・ヘイゲン - ロバート・デュヴァル

ケイ・アダムス - ダイアン・キートン

コニー・コルレオーネ - タリア・シャイア

ピーター・クレメンザ - リチャード・カステラーノ(老年期) / ブルーノ・カービー(若年期)

サル・テッシオ - エイブ・ヴィゴダ(老年期) / ジョン・アプレア(英語版)(若年期)

アル・ネリ - リチャード・ブライト

ビンセント・マンシーニ - アンディ・ガルシア


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:48 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef