この項目では、日本のロック・バンドについて説明しています。日本の第96代天皇については「後醍醐天皇」をご覧ください。
ゴダイゴ
『Billboard Live OSAKA』で演奏するゴダイゴ(2015年10月10日)
基本情報
出身地 日本
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ポップス[1]
ロック[2]
プログレッシブ・ロック[1]
フュージョン[3]
AOR[3]
活動期間
1975年 - 1985年
1999年 - 2000年
2006年 -
レーベル
日本コロムビア
ユニバーサルミュージック
共同作業者
ジョニー野村
奈良橋陽子
メンバー
ミッキー吉野(キーボード)
タケカワユキヒデ(ボーカル)
スティーヴ・フォックス(ベース)
トミー・スナイダー(ドラムス)
吉澤洋治(ギター・ベース)
浅野孝已(ギター)
旧メンバー
原田裕臣(ドラムス)
浅野良治(ドラムス)
ゴダイゴ(GODIEGO)は、1975年[4]に結成された日本のプログレッシブ・ロック・バンドの草分け的存在。1970年代後半から1980年代前半にかけてヒット曲を連発し、日本の音楽界に多大なる影響を与えた[5]。1985年に解散するが、その後も幾度かの再結成を行い、2006年に恒久的な再始動を宣言[6]。ハブ・マーシー所属。 1975年、ミッキー吉野とスティーヴ・フォックスが在籍していたバンド「ミッキー吉野グループ」がタケカワユキヒデのアルバムの録音に参加したことをきっかけに、他のバンドで活動していた浅野孝已と原田裕臣を誘い「ゴダイゴ」を結成。このアルバムは当初タケカワユキヒデのソロアルバムとして制作が進んでいたが、「ゴダイゴ」結成に伴いバンドのファーストアルバムに変更された。 1976年、アルバム『GODIEGO (組曲:新創世紀)』でデビュー。同年、NHKのテレビドラマ『男たちの旅路』の音楽を担当。 1977年、アルバム『DEAD END』を発表。NHKのテレビドラマ『男たちの旅路』第二部第二話「冬の樹」に、熱狂的なファンがいるロックバンド「ゴダイゴ」として出演・演奏。 1978年にはテレビ番組『西遊記』のエンディングテーマ「ガンダーラ」、および同オープニングテーマ「モンキー・マジック」を発表。「ガンダーラ」と「モンキー・マジック」は7週間にわたり2曲同時にトップ10にランクインし、「ガンダーラ」はとりわけ低年齢層に支持された[7]。 1979年にはユニセフ国際児童年協賛曲である「ビューティフル・ネーム」、同名映画『銀河鉄道999』の主題歌「銀河鉄道999」、そして『西遊記II』のエンディングテーマ「ホーリー・アンド・ブライト」を発表。「ビューティフル・ネーム」と「銀河鉄道999」に加え、「ハピネス」(タケカワのソロ名義)「はるかな旅へ」の4曲が同時にトップ20にランクインするなど大ヒットを連発し[8]、所属した日本コロムビアの経常利益は、前年のほぼ倍増の約47億円に上った[8]。 人気を博した彼らだったが、スティーヴ・フォックスが宣教師になるために脱退した1980年春ころから徐々に人気に陰りが出始め、1985年に解散する。当時、公式には「インターミッション(活動休止)」と呼称しており、後にミッキー吉野は「当時『解散』が流行っていたので使いたくなかった」と語っている。 解散後、ミッキー吉野はゴダイゴの精神を引き継いだアルバムを2枚発表。これらのアルバムには浅野孝已・スティーヴ・フォックスも参加している。 1999年、外国籍メンバーの滞在ビザの関係もあり3か月間限定で再結成。年末にはNHK紅白歌合戦に出場し、「ビューティフルネーム」を披露した。翌2000年には前年のツアーで開催がなかった西日本エリアでライブを行った。その後もテレビ番組やイベントの出演などで散発的に再結成したが、外国籍メンバーの代役を他のミュージシャン(村上秀一など)が務めることもあった。 ゴダイゴ結成30周年に当たる2006年、奈良・東大寺でオリジナル・メンバーによるコンサートを行って恒久的な再始動を宣言した。この年、マキシシングル2枚とDVD1枚をリリースした。 2007年3月16日、東京芸術劇場で、ゴダイゴを始めとする総勢80人のミュージシャンによる「2007 TOKYO 新創世紀」を行った。このライブは、東京芸術劇場での初のロックライブとなった。8月16日には神宮外苑花火大会にライブ出演。1曲目から「モンキー・マジック」を披露し大歓声を浴びると、タケカワは「気持ちは花火かもしれないけれど、ゴダイゴを楽しんでね」と語り、「ビューティフル ネーム」「ガンダーラ」「銀河鉄道999」などヒットナンバー全6曲を披露した。 2014年には、1980年から1985年にかけてスティーヴ・フォックスに代わりベースを務めた吉澤洋治が正式メンバーとして復帰した[9]。担当楽器はギターとベース。2006年のゴダイゴ再始動後もゲスト出演することはあったが、正式メンバーとして復帰するのはゴダイゴが活動休止となった1985年以来である。 2015年11月1日に中野サンプラザで行った『新制!ゴダイゴ プレミアムコンサート2015』では、初代ドラマーの浅野良治が背広姿でステージに登場した。タケカワユキヒデは「(浅野良治を含めて)7(ナナ)ダイゴ」と紹介した。 名前本名パート生年月日出身地在籍期間 名前本名パート生年月日出身地在籍期間 以下の表はゴダイゴおよびその前身にあたるミッキー吉野グループにおけるメンバーの変遷を記したものである。 グループ名時期キーボードヴォーカルギターベースドラム グループ名の由来の一つに後醍醐天皇がある[10]。ミッキー吉野は自分の姓「吉野」から吉野朝廷→後醍醐天皇と連想でき[11]、子供のころから好きだったからと語っている[12]。 英語表記では“GODIEGO”となる。「DAI」ではなく「DIE」という表記を思い付いたのはスティーブ・フォックスである[13]。「GO」「DIE」「GO」と分けると、「生きて、死んで、生きる」という意味になる[10]。つまり不死鳥、復権した後醍醐天皇、七転び八起き、あるいは輪廻転生がイメージできることからミッキー吉野も同意したという。 また、「GOD」「I」「EGO」と分けると、「神」「自分」「エゴ」という意味にもなる[10][14]。 ゴダイゴはCMに楽曲を多数提供しており、代表的なものとしては、1976年にカネボウ化粧品のCMに使用された「僕のサラダガール」、1977年のミラージュボウル(同年12月11日開催)のテーマ曲である「ミラージュのテーマ」、1979年のサントリービールのCMに使われた「ハピネス」やアリナミン製薬・ベンザエースのCM曲「マジック・カプセル」などがある。
来歴
メンバー
現メンバー
ミッキー吉野吉野光義キーボード、サックス、ボーカル、作詞、作曲、編曲 (1951-12-13) 1951年12月13日(72歳)神奈川県横浜市1976年 -
タケカワユキヒデ武川行秀ボーカル、ピアノ、メロトロン、作詞、作曲、編曲 (1952-10-22) 1952年10月22日(71歳)埼玉県さいたま市浦和区1976年 -
スティーヴ・フォックススティーヴ・ヘンリー・フォックスベース、ボーカル、作詞、作曲 (1953-10-03) 1953年10月3日(70歳)宮城県仙台市1976年 - 1980年、1999年 -
トミー・スナイダートミー・チャーター・スナイダードラムス、フルート、ボーカル、作詞、作曲、編曲 (1952-12-20) 1952年12月20日(71歳)アメリカ合衆国マサチューセッツ州1977年 -
吉澤洋治吉澤洋治ギター、ベース、ボーカル (1957-01-31) 1957年1月31日(67歳)東京都1980年 -
浅野孝已浅野孝已ギター、ギターシンセサイザー、ボーカル、作詞、作曲、編曲 (1951-06-01) 1951年6月1日 - (2020-05-12) 2020年5月12日(68歳没)東京都豊島区1976年 - 2020年
元メンバー
原田裕臣原田裕臣ドラムス (1944-02-14) 1944年2月14日(80歳)神奈川県川崎市1975年
浅野良治浅野良治ドラムス (1954-01-20) 1954年1月20日(70歳)東京都豊島区1976年 - 1977年
メンバーの変遷
ミッキー吉野グループ1971年 -ミッキー吉野デイヴ平尾成毛滋寺川正興田畑貞一
1974年8月 -エドワード・リー藤井真一アイ高野
1974年11月 -スティーヴ・フォックス市原康
1975年3月 -エドワード・リー原田裕臣
1975年5月 -浅野孝已
1975年12月 -
ゴダイゴ1976年1月 -タケカワユキヒデ
(武川行秀)浅野良治
1977年1月16日 -
1977年3月14日 -トミー・スナイダー
1980年3月30日 -
1980年7月29日 -吉澤洋治
1999年6月 -スティーヴ・フォックス
2014年4月 -浅野孝已
吉澤洋治
グループ名の由来
CMソンググラフティ
「僕のサラダガール」はゴダイゴのデビュー曲である。作詞を依頼するにあたり、この曲のイメージを奈良橋陽子に伝えたところ、外国生活の長かった彼女は「頭がサラダになっている女の子」を想像してしまったという。
「ミラージュのテーマ」はNCAAのアメリカンフットボール大会、「ミラージュボウル」のテーマソングである。本大会のスポンサーであった三菱自動車は、1977年大会での「三菱・ミラージュ」のプレキャンペーンが終了してからも、1980年まで同曲をCMで使用していた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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