ゴジラ2000 ミレニアム
Godzilla 2000[1]
GODZILLA 2000 MILLENIUM[2]
監督
大河原孝夫(本編)
鈴木健二(特撮)
脚本
柏原寛司
三村渉
製作富山省吾
出演者
村田雄浩
阿部寛
西田尚美
鈴木麻由
佐野史郎
音楽服部隆之
撮影
加藤雄大(本編)
江口憲一(特撮)
村川聡(特撮)
編集奥原好幸
製作会社東宝映画[3][4]
配給
東宝
トライスター ピクチャーズ
公開
1999年12月11日[出典 1]
2000年8月18日
上映時間107分[出典 2][注釈 1]
製作国 日本
言語日本語
製作費12億円[15]($13,000,000[16])
興行収入
16億5,000万円[17]
$10,037,390[16]
前作ゴジラvsデストロイア
次作ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
テンプレートを表示
『ゴジラ2000 ミレニアム』(ゴジラにせん ミレニアム)は、1999年12月11日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第23作[出典 3][注釈 2]。カラー、シネマスコープ、ドルビーデジタル[出典 4]。略称は『ミレニアム』[20]。
観客動員数は200万人[21]。 ゴジラミレニアムシリーズの第1作[出典 5]。シリーズ全体を通せば、『ゴジラvsデストロイア』以来、約4年振りの公開であった[23][22]。背びれが大きく鋭く強調され斬新なデザインに一新されたゴジラが登場[出典 6]、さらに宇宙人ミレニアンとそれが怪獣化したオルガが登場する[出典 7]。主要襲撃地点は根室、茨城、東京。 世界観はVSシリーズから一新され、第1作『ゴジラ』から直接つながる作品となっている[出典 8]。VSシリーズと同様に怪獣同士の戦いも描かれているものの、本作品ではゴジラを描くことを主軸としているため、対戦怪獣もゴジラの魅力を出すための要素の1つと位置づけられている[27]。 地震や台風のような自然災害的存在であるゴジラに対して人類がいかに対抗するかを描くことに重点が置かれた。内閣官房副長官が率いる危機管理情報局 (CCI) に加え、ゴジラ予知ネットワーク (GPN) という民間団体が登場する。 濃霧に覆われた北海道根室市では、異常な不漁が続き、漁船・第三北海丸が行方不明になっていた。破壊された北海丸を咥え、突如出現したゴジラは、濃霧のため列車が停車していた根室駅周辺を破壊。ゴジラ予知ネットワーク (GPN) を主宰する篠田雄二は、娘のイオ、科学雑誌『オーパーツ』の記者である一ノ瀬由紀らと共にゴジラと間近で遭遇し、発電所を破壊するゴジラの姿に「ゴジラは人間の作り出すエネルギーを憎んでいるのではないか」と感じる。 数日後、鹿島灘沖の日本海溝海底で強い磁力を帯びた岩塊が発見された。新しいエネルギー資源の可能性を見いだした危機管理情報局 (CCI) の宮坂四郎は、局長の片桐光男に引き上げを進言する。しかし、岩塊は引き上げ作業中に自力で浮上してしまう。最深部でその堆積物から6千万年前から7千万年前の隕石で地球外の物体と推定される岩塊の内部には、地球外生命体が存在するものと推測される。 ゴジラは太平洋を南下し、茨城県の東海村原子力発電所を狙う危険性が高まる。片桐は久慈川河口に自衛隊の90式戦車を中心とした重火器部隊を布陣させ、新兵器フルメタルミサイルでのゴジラ打倒を図る。
概要
ストーリー