ゴジラ対メカゴジラ
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この項目では、1974年に公開されたゴジラシリーズ第14作目の作品について説明しています。

1993年に公開されたシリーズ第20作目の作品については「ゴジラvsメカゴジラ」をご覧ください。

2002年に公開されたシリーズ第26作目の作品については「ゴジラ×メカゴジラ」をご覧ください。

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ゴジラ対メカゴジラ


GODZILLA vs. MECHAGODZILLA[出典 1]

Godzilla vs the Cosmic Monster[3]

GODZILLA VS. THE BIONIC MONSTER[出典 2]

監督

福田純(本編)

中野昭慶(特撮)

脚本

山浦弘靖

福田純

原作

関沢新一

福島正実

製作田中友幸
出演者

大門正明

青山一也

田島令子

ベルベラ・リーン

松下ひろみ

平田昭彦

睦五郎

岸田森

小泉博

音楽佐藤勝
主題歌「ミヤラビの祈り
ベルベラ・リーン
撮影

逢沢譲(本編)

富岡素敬(特撮)

山本武(特撮)

編集池田美千子
製作会社東宝映像[出典 3]
配給東宝[出典 3]
公開 1974年3月21日[出典 4]
上映時間84分[出典 5][注釈 1]
製作国 日本
言語日本語
前作ゴジラ対メガロ
次作メカゴジラの逆襲
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『ゴジラ対メカゴジラ』(ゴジラたいメカゴジラ)は、1974年昭和49年)3月21日に「東宝チャンピオンまつり」の一編として公開された日本特撮映画[17]。配給は東宝、製作は東宝映像[4]。「ゴジラシリーズ」の第14作[出典 6]。カラー、シネマスコープ[出典 7]。観客動員数は133万人[出典 8]。略称は『メカゴジラ[37]』『対メカゴジラ[38]』。

公開時のキャッチコピーは、「宇宙をとびミサイルを撃ち込む! 全身が武器の凄いゴジラが現われた!」[39]
概要

ゴジラ誕生20周年記念映画[出典 9]。翌1975年開催予定の沖縄国際海洋博覧会に絡め、沖縄本島を舞台として製作された[出典 10]。そのほかにも、富士山御殿場市なども舞台となっており、全体的にスケールの大きな作品となっている[47][注釈 2]

本作品では、ゴジラを模したロボット怪獣メカゴジラが初登場した[31][6]。ゴジラ同士の対決という構図は、怪獣対決路線のひとつの到達点であり、シリーズ10年目に登場したキングギドラと同様、以降の作品にもたびたび登場する強力なライバルキャラクターとなった[出典 11]。また、ロボットキャラクターの登場は、当時ブームとなっていたロボットアニメの影響もあったとされる[出典 12]

ストーリー面では、主人公たちと侵略者との駆け引きや、沖縄の伝説を巡る神秘性など、メカゴジラの多彩な戦闘シーンのみならず、娯楽活劇の要素を全面に押し出している[41][15]

劇場公開当時の伊豆大島椿まつりでは、御神火茶屋前にてゴジラ(スーツアクター:図師勲[50])、メカゴジラ(スーツアクター:久須美護[50])とベルベラ・リーンが本作品のPRを行なった[51][52]
ストーリー

沖縄国際海洋博覧会会場の建築技師の清水敬介は、東京から観光に来ていた弟・正彦と共に安豆味城跡を訪れていた。そこで観光客相手に伝統歌謡・仲里節を実演していた国頭那美は、怪獣が街を焼き払う啓示[注釈 3]を受けて昏倒する。その後、沖縄の玉泉洞を訪ねた正彦は、洞内で不思議な金属を発見する。一方、会場予定地の建設現場では壁画が描かれた洞穴が発見され、首里大学の考古学者・金城冴子は壁画から「大空に黒い山が現れる時、大いなる怪獣が現れ、この世を滅ぼさんとする。しかし赤い月が沈み、西から日が昇る時、2頭の怪獣が現れ人々を救う」という予言を読み解く。冴子は洞穴内に安置されていたシーサーの置物を携え、敬介と向かった東京で彼の叔父である城北大学の考古学の権威・和倉博士のもとを訪れるが、その途中の飛行機内で「黒い山のような雲」を目撃していた。そのころ、正彦は玉泉洞で拾った金属片を宇宙工学の権威である宮島博士のもとへ持ち込む。宮島博士はこの金属片を、地球上に存在しない宇宙金属・スペースチタニウムであると断定する。その晩、和倉博士宅は謎の男・R1号に襲撃されて置物を盗まれそうになるが、敬介の活躍によって事なきを得る。R1号は置物の奪取に失敗するも敬介を痛めつけ、逃走していった。

まもなく、富士山が噴火して巨大な岩石が飛び出し、その中からゴジラが出現する[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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