ゴジラ×メカゴジラ
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この項目では、2002年に公開されたゴジラシリーズ第26作目の作品について説明しています。

1974年に公開されたシリーズ第14作目の作品については「ゴジラ対メカゴジラ」をご覧ください。

1993年に公開されたシリーズ第20作目の作品については「ゴジラvsメカゴジラ」をご覧ください。

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ゴジラ×メカゴジラ
Godzilla against Mechagodzilla[1]
監督

手塚昌明(本編)

菊地雄一(特撮)

脚本三村渉
製作総指揮

富山省吾(製作)

森知貴秀(エグゼクティブプロデューサー)

出演者

釈由美子

宅麻伸

小野寺華那

高杉亘

友井雄亮

水野純一

水野久美

中尾彬

音楽大島ミチル
撮影

岸本正広(本編)

江口憲一(特撮)

編集普嶋信一
製作会社東宝映画[2][3]
配給東宝[3]
公開2002年12月14日[出典 1]
上映時間88分[出典 2][注釈 1]
製作国 日本
言語日本語
興行収入19億1,000万円[13]
前作ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
次作ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
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『ゴジラ×メカゴジラ』(ゴジラたいメカゴジラ)は、2002年12月14日に公開された日本映画で、「ゴジラシリーズ」の第26作である[5][9]。カラー、シネマスコープ、ドルビーデジタル[出典 3]。併映は『とっとこハム太郎 ハムハムハムージャ!幻のプリンセス[出典 4]。略称は『GMG[14]』『G×MG[15]』『×メカゴジラ[16][17]』。

キャッチコピーは「砕け散るまで戦え![18]」「起動・共鳴・氷砕」。興行収入は19億1,000万円、観客動員数は170万人。
概要

ゴジラミレニアムシリーズの第4作[出典 5]ゴジラは前々作と近似した造形に戻される。本作品では主人公で自衛官の家城茜と3式機龍(メカゴジラ)を中心とした物語となっており、ゴジラの描写は自然災害に似た感情移入の余地がない存在として描かれている[21][22]

本作品でのメカゴジラは、CGによるスピード感あふれるミサイル攻撃や、高機動形態での俊敏なアクションなど、従来のロボット怪獣のイメージを覆す描写がなされた[23][19]。また作中では「3式機龍」が正式名称であり、「メカゴジラ」の名は開発者の1人である湯原とその娘が愛称として呼ぶのみとなっている。

『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)以降の作品に共通する、第1作以外のゴジラ映画とのストーリー上の関連が一切ないという形は変わらないが、本作品はゴジラシリーズ以外の『モスラ』(1961年版)や『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(1966年)など、歴史として他の東宝怪獣映画作品の出来事が存在する世界であり[出典 6][注釈 2]、作中に登場するメーサー殺獣光線車のデザインなどにその設定が現れている[7]

3作品続けて女性が主人公となっているほか、現実には実現していない女性総理大臣が登場するなど、女性の社会進出が進んでいた当時の時代性を反映している[12]。また、東宝特撮映画としては初めて登場人物メインのポスターが制作された[12][25]

主な舞台は、八景島[注釈 3]品川駅周辺[26]。品川は第1作『ゴジラ』(1954年)で初代ゴジラが初上陸した場所であり、次作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年)でも舞台となった[26]
あらすじ

1954年に出現した初代ゴジラが倒された後も日本に巨大生物が頻繁に出現するようになった。1999年、館山市からあるものがトラックによって運び出される。その数日後、45年ぶりに2頭目のゴジラが現れ、台風13号とともに房総半島に上陸する。対特殊生物自衛隊=通称「特生自衛隊(JXSDF・Japan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」は館山から富山町に向かうゴジラ迎撃を開始するが、まったく歯が立たない[27]

その戦渦のなか、特生自衛隊員の家城茜は操縦するメーサー殺獣光線車を誤って仲間の73式小型車に激突させ、崖下に転落した73式小型車はゴジラに踏み潰される[27]。自身の命はなんとか助かるものの、茜は仲間を殉職させたという自責の念をぬぐい去ることができないまま、責任を問われるかたちで資料課への転属を命じられる。

一方、日本政府は柘植真智子首相指揮のもと、湯原徳光ら日本有数の科学者たちを招集して対G兵器の開発に着手し、館山沖から引揚げられた初代ゴジラの骨格をもとに、4年の月日を経て2003年2月、ついに「機龍(メカゴジラ)」を完成させる[27]


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