コードページ437
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コードページ437スタンダードVGAを使ってIBM PCで描画したコードページ437
別名OEM-US
言語英語
区分拡張ASCII、OEMコードページ
拡張元US-ASCII
関連エンコーディングコードページ850、CWI-2
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。

コードページ437とは、オリジナルのIBM PCパーソナルコンピュータ)の文字セットである。CP437やOEM-US、OEM 437[1]、PC-8[2]、DOS Latin USとしても知られる[3]。32番から126番のASCIIコード、アクセント付き文字(ダイアクリティカルマーク)の拡張範囲のコード、ギリシア文字がいくつか、アイコン、線を引くための記号、これらが含まれている。「OEMフォント」や「high ASCII」、「拡張ASCII[2](同様に互換性のないASCII拡張の1つ)として言及されることもある。

この文字セットはEGAおよびVGAに互換性があるグラフィックカードの初期フォントとして残っている。PCが再起動してフォントが記録媒体から読み込まれる前に表示されるテキストは一般的にこの文字セットで描画される[脚注 1]。IBM PCの時代に開発された多くのファイルフォーマットもまたコードページ437がもとになっている。
ディスプレイアダプタ

9×14ピクセルのフォントとしてIBM Monochrome Display Adapter (MDA) のROMに、またColor Graphics Adapter (CGA) カードの8×8ピクセルのフォントとしてこのフォントはオリジナルのIBM PCに含まれていた。

これらのディスプレイアダプタはすべて各文字のセルに8ビット文字のコードポイントが含まれているテキストモードが存在していて(詳細(英語版)はこちらを参照)、256通りの値が表示可能文字として使えるようになっていた。ASCIIで非表示可能文字として予約されている0番から31番の範囲のコードも含めて、256コードすべてが表示可能文字としてROMに割り当てられた。

東ヨーロッパの様々なPC機種で異なる文字セットが使われていて、ジャンパやCMOSの設定でユーザーが選べるものもあった。現地語のテキストを表示ができるようにしつつもコードポイントを多くの罫線素片で共有するなどして、可能な限りコードページ437と合うようにこれらの文字セットは設計された。
Altコード

Altコード(英語版)の数字の組み合わせはコードページ437とその他のDOSコードページがもとになっている[4][5][6]Altキーを押しつつテンキーで3桁で十進法のAltキーコードを入力することによってユーザーは文字を入力できる[4]マイクロソフトによって(CP1252などの)専用の文字セットに、後にUnicodeWindowsで切り替えがなされたとき、もとのコードは残された(マイクロソフトはテンキーで数字の前に0を入力することでCP1252など実際の文字セットでコードを入力できるようにした[4][7])。


文字セット

コードページ437は次の表に表される。対応するUnicodeのコードポイントと十進法でのコードポイントが各文字とあわせて表示される。一部のコードポイントには対応するUnicodeのコードポイントが複数あるため下の注記も見ること。十進法のコードはAltコードとして知られてもいる。

256通りすべての8ビットコードにグラフィックがROMで提供されているが、一部のコードポイント、特に1番から31番の範囲と127番のコードは一部のAPIでは表示されない[8]。代わりに制御文字として解釈される。例えばオリジナルのIBM PCでは多くのテキスト出力方法ではそれらのコードはBEL、BS、CR、LFとして解釈される。また多くのプリンタでもこれらの文字は印刷ができなかった。


.mw-parser-output .legend.type-alpha .legend-color{background-color:#E7FFE7}.mw-parser-output .legend.type-cntrl .legend-color{background-color:#FFFFEF}.mw-parser-output .legend.type-digit .legend-color{background-color:#F7E7FF}.mw-parser-output .legend.type-punct .legend-color{background-color:#DFF7FF}.mw-parser-output .legend.type-extsym .legend-color{background-color:#DFDFE7}.mw-parser-output .legend.type-graph .legend-color{background-color:#FFEFAF}.mw-parser-output .legend.type-intl .legend-color{background-color:#FFEFDF}.mw-parser-output .legend.type-undef .legend-color{background-color:#D0D0D0}

凡例:.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}緑 アルファベット黄 制御文字 赤 数字 青 記号 紫 拡張記号 橙 図形文字 桃 国際 灰 未定義

コードページ437[9]16進の1の位が_016進の1の位が_116進の1の位が_216進の1の位が_316進の1の位が_416進の1の位が_516進の1の位が_616進の1の位が_716進の1の位が_816進の1の位が_916進の1の位が_A16進の1の位が_B16進の1の位が_C16進の1の位が_D16進の1の位が_E16進の1の位が_F


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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