コードネーム
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音楽用語については「和音#コードネーム」を、和音記号については「コードネーム (和音記号)」を、ボードゲームについては「コードネーム (ボードゲーム)」をご覧ください。

コードネーム(英語: code name)は、ある事物や人物などを指す、一般にごく短い別名であるが、関係者だけなどといった特に限定された範囲でのみ、そのことを知っているような運用を目的としたものを特に指すこともある。すなわち、暗号の分類のひとつである「コード (暗号) 」の意図があり、それを明示して暗号名(あんごうめい)、秘匿名(ひとくめい)などとも言う。

(特にIT業界において)製品などに関して、主としてメーカーにおける開発中のコードネーム(これは、競争他社等に対する秘匿の意図[1]がある、本来の「コードネーム」)を流用して、一般消費者の一部(主としてマニア層)が、製品シリーズ等の総称等として使うことがある。これは、ブランド名や商品名はもとより、型番等ですら、メーカーはマーケティング戦略として、技術的な系譜や特徴をわざと無視してネーミングすることがあるため、開発コードネームを元にすれば、技術的に正確な分類となるから、という利点があるためである。これは、ブランド名や一般的な型番では複数のモデルの総称のことがある自動車などで(たとえば「RX-7」)、本来は車台番号車両識別番号などといった消費者向けではない情報のための「型式」由来の通称(RX-7の場合は「SA」「FC」「FD」等。別の有名な例は「AE86」等)が多用される、といった言語現象に近い。
開発中の製品のコードネーム
CPU
インテル

同一ブランド間のマイナーチェンジを区別するためにユーザー側でも積極的に使用される一例でもある。

Pentium - P5, P54C, P54CS, P55C 等

Pentium II - Klamath, Deschutes 等

Pentium III - Katmai, Coppermine, Tualatin 等

Pentium 4 - Willamette, Northwood, Prescott 等

Pentium M - Banias, Dothan 等

Core, Core 2 - Yonah, Merom, Conroe, KentsField 等

Core i ブランド(Core i7, i5, i3)への移行後、特に第二世代以降は世代ごとにコードネームが用いられている。

第一世代 - Nehalem / Westmere

第二世代(プロセッサナンバーは2000番台。ただし一部例外あり、以後同じ) - Sandy Bridge

第三世代(プロセッサナンバーは3000番台) - Ivy Bridge

第四世代(プロセッサナンバーは4000番台) - Haswell / Haswell Reflesh

第五世代(プロセッサナンバーは5000番台) - Broadwell

第六世代(プロセッサナンバーは6000番台) - Skylake

第七世代(プロセッサナンバーは7000番台) - Kaby Lake

第八世代(プロセッサナンバーは8000番台) - Coffee Lake / Kaby Lake Refresh

第九世代(プロセッサナンバーは9000番台) - Coffee Lake Refresh

第十世代(プロセッサナンバーは10000番台もしくは1000G番台) - Comet Lake / Ice Lake

第十一世代(プロセッサナンバーは11000番台もしくは1100G番台) - Rocket Lake / Tiger Lake

第十二世代(プロセッサナンバーは未公開) - Alder Lake

AMD

Duron - Spitfire

Athlon XP - Thoroughbred(2002年後半に出荷したものは「Barton」)

Athlon 64 - ClawHammer

Athlonプロセッサ(高性能フルスピードキャッシュ内蔵) - Thunderbird

Ryzen 1000シリーズ (zen) - Summit Ridge

Ryzen 2000Gシリーズ (zen)(APU) - Raven Ridge

Ryzen 2000シリーズ (zen+)(CPU) - Pinnacle Ridge

Ryzen 3000シリーズ (zen2)(CPU) - Matisse

Ryzen 4000Gシリーズ (zen2)(APU) - Renoir

Ryzen 5000シリーズ (zen3)(CPU) - Vermeer

Ryzen 5000Gシリーズ (zen3)(APU) - Cezanne


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