同名のアルバムについては「コードネームはファルコン (アルバム)」をご覧ください。
コードネームはファルコン
The Falcon and the Snowman
監督ジョン・シュレシンジャー
脚本スティーヴン・ザイリアン
原作ロバート・リンゼイ
『コードネームはファルコン』(原題:The Falcon and the Snowman)は、アメリカ合衆国の作家ロバート・リンゼイの1981年刊行のノンフィクション小説[2]およびこれを原作とした1985年制作のアメリカ合衆国のスパイ・サスペンス映画。ジョン・シュレシンジャー監督。ティモシー・ハットン、ショーン・ペン出演。
1970年代、アメリカの偵察衛星の情報をソ連側に売った実在の2人のアメリカ人青年、クリストファー・ジョン・ボイス(Christopher John Boyce)とアンドリュー・ドールトン・リー(Andrew Daulton Lee)の事件を映画化。 1973年、クリストファー・ボイスは神学校を退学後、父の紹介で軍需産業の大手であるTRW社に就職、国防総省関係の部署に配属され、全てが最高機密となっている場所にも自由に出入り出来るようになる。 クリストファーはそこでCIAや国防総省の関わったダーティな機密の数々にショックを受け、神学校時代からの親友ドールトン・リーと共にその機密をソ連側に売り渡すが、2人はそこから段々と深みにはまり、破滅の道をたどって行く…。 役名俳優日本語吹替 レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは22件のレビューで支持率は82%、平均点は7.30/10となった[3]。Metacriticでは15件のレビューを基に加重平均値が68/100となった[4]。
あらすじ
スタッフ
監督:ジョン・シュレシンジャー
製作:ジョン・シュレシンジャー、ガブリエル・カツカ
脚本:スティーヴン・ザイリアン
原作:ロバート・リンゼイ
製作総指揮:ジョン・デイリー
撮影:アレン・ダヴィオー
音楽:ライル・メイズ、パット・メセニー(サウンドトラック・アルバム『コードネームはファルコン』)
主題歌:パット・メセニー・グループ「ジス・イズ・ノット・アメリカ」“This Is Not America
キャスト
テレビ朝日版
クリストファー・ボイス“ファルコン”ティモシー・ハットン堀内賢雄
ドールトン・リー“スノーマン”ショーン・ペン牛山茂
クリストファーの父パット・ヒングル阪脩
クリストファーの母ジョイス・ヴァン・パタン斎藤昌
ドールトンの父リチャード・ダイサート筈見純
ドールトンの母プリシラ・ポインター火野カチコ
ジーンドリアン・ヘアウッド増岡弘
ラナロリ・シンガー吉田理保子
アレックス(ソ連大使館員)デヴィッド・スーシェ城山堅
FBI捜査官マイケル・アイアンサイド菅生隆之
その他藤城裕士
塚田正昭
有馬瑞香
秋元羊介
大木民夫
渡辺美佐
稀代桜子
津田英三
石森達幸
横尾まり
加藤正之
田原アルノ
演出向山宏志
翻訳岩佐幸子
効果リレーション
制作東北新社
初回放送1991年11月9日
『ウィークエンドシアター』
評価
脚注^ Box Office Mojo
^ なお、日本で初めて、1981年に単行本が邦訳された際は「スパイ衛星を売れ」という邦題だった。1985年の河出文庫で再刊された際に、『コードネームはファルコン』と改題された。
^ “The Falcon and the Snowman
^ “The Falcon and the Snowman Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年6月27日閲覧。
文献・サイト
Robert Lindsey, The Falcon and the Snowman: A True Story of Friendship and Espionage, Lyons Press, 1979, ISBN 1-58574-502-2
⇒Detailed story of Chris Boyce and Daulton Lee from the Crime Library
原作
ロバート・リンゼー『スパイ衛星を売れ』石丸和人訳 毎日新聞社 1981 『コードネームはファルコン』河出文庫 1985
外部リンク
コードネームはファルコン - allcinema
⇒コードネームはファルコン - KINENOTE