コンビニコミック
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出典検索?: "コンビニコミック" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年1月)

コンビニコミックは、既に単行本になっている作品を、まとめて簡素な装丁などで安価に再出版した漫画

主にコンビニエンスストアで販売されている。特に統一された名称があるわけではなく、廉価版コミックス、ペーパーバックタイプコミックスともいう。書店などでは、普通のコミックとは違い雑誌コーナーなどに置かれているケースが多い。コンビニ向けの商材として始まったが、出版社の新古書店古本屋対策も兼ねている。
概要

1999年7月、小学館が〈My First BIG〉(MFB)の販売を開始したのを皮切りに、漫画を発行する出版社のほとんどが販売するようになり、毎月多数の作品が販売され続けている。MFBはコンビニで弁当と飲み物と一緒に買っても1000円に収まる価格帯を設定したという[1]

日本最初のコンビニコミックは、その呼称ができる前の1970年から刊行が始まり、今も続き一般に「別冊ゴルゴ」と呼ばれる『別冊ビッグコミック 特集ゴルゴ13シリーズ』で、『ゴルゴ13』の総集編をB6判平綴じのペーパーバック形式[2]で発行、年4回刊行している。

ペーパーバックの一種であり、装丁は簡易な厚紙の外装のみで、普通の漫画単行本と違い、コスト削減のためカバーはついていない。

綴じ方は無線綴じ、サイズはB6が基本だが、収録作品が4コマ漫画やショートギャグのもの、あるいは一部の出版社ではA5文庫も使われる場合もある。厚さは同じ出版社であっても作品ごとに大きく異なり、値段も厚さに応じて300円から1000円と幅がある。雑誌扱いの発売となり、主な卸先はコンビニエンスストアである。

年末年始ゴールデンウィークお盆の週刊雑誌が出版されない空白時期にはこの期間の購買やお年玉こどもの日やお盆玉の小遣いをマーケットとして、普段よりも多くコンビニコミックが発刊される。

集英社を始め、少年誌青年誌の連載作品が多いが、少女漫画を収録する出版社もある。また、成年向け漫画を収録する出版社もあるが、全年齢対応のための自主規制によって、さらなる修正が加えられる。

ラインナップは既に単行本化されている作品の再出版が多いが絶版作品から続刊中の作品まで幅広く発行されている。再出版作品であっても書き下ろしの解説やコラム、単行本未収録のエピソード、描き下ろし漫画を収録するなどして、付加価値をつける場合がある。また、未単行本化作品や描き下ろし作品がこの形態で刊行されることもある。

描き下ろしのものには後述するように過去の重大事件や怪談都市伝説などを漫画化したものや、いわゆるゴシップ的な芸能人や特定の団体等の逸話や詳細を漫画化したものが多い。出版社が雑誌とは別に、新人賞の優秀作や若手作家の作品など商業誌未公開の短編作品や、電子書籍などインターネット上でのみ配信されている作品をまとめて収録した、単行本代わりの書籍媒体として刊行することもある。

当初は基本的に初版のみで、重版されることは少なかったが、アンコールと称し再版を重ねることも多くなっている。西岸良平植田まさしなど短編やショートギャグの多い作家の作品では、重版や装丁を変更して再刊行される場合もあるほか、映画化やTVドラマ化などでタイアップ版が刊行される場合もある。

発行日や発行計画が厳密に決まっているわけではなく、どの号から読んでもそれなりに楽しめる方がよいため、長大なストーリーの漫画よりも、『ゴルゴ13』や『美味しんぼ』のように、1話?数話(数十ページ)でひとつのエピソードに区切りをつけ完結させる、読み切り形式の漫画がコンビニコミックに向いているといえる。

複数の出版社に跨り関連作品を刊行し、互いに宣伝しあうなどの展開を行うことも増えつつあり、2009年4月より「サイボーグ009」コンプリートコレクションと称し、秋田書店角川書店講談社、小学館の4社連動のリレー形式による、コンビニコミック全11巻からなる全集が刊行された[3]。この他にも秋田書店小池書院双葉社が連動したダイナミック・プロ作のスーパーロボット漫画や、講談社、秋田書店が連動した水島新司作の『野球狂の詩』と『ドカベン』のクロスオーバー作品などがある。これ以外に、雑誌名義で複数の連載作品の再編集版[4]を刊行したり、ルポ漫画など作者名を冠したシリーズ本を複数の出版社から刊行している場合もある。
出版社別の名称と代表的な作品

出版社名および作品名はいずれも五十音順。

この節の加筆が望まれています。

秋田書店

秋田書店では、2001年7月に〈AKITA HANDY COMICS〉として刊行開始、2001年9月より〈AKITA TOP COMICS〉に名称変更、毎月最終木曜日に販売。ページ数の多い作品は〈AKITA TOP COMICS WIDE〉とされる。主に『週刊少年チャンピオン』などの連載作品、西村京太郎内田康夫などが執筆した推理小説の漫画化作品を収録していた。2022年11月24日「浅見光彦ミステリー&旅愁サスペンス」を最後に秋田書店はコンビニコミックを発売していない。

公式サイト

AKITA TOP COMICS


代表的な作品

浦安鉄筋家族シリーズ - 現在も連載中

グラップラー刃牙シリーズ - 現在も連載中

ドカベンシリーズ

西村京太郎トラベルミステリーシリーズ

ブラック・ジャック

マジンガーZ - 発動編・激闘編の全2巻


KADOKAWA

KADOKAWAでは、(KADOKAWA絶品コミック)という名称で手塚治虫作品やさいとう・たかを作品を主に販売していたが、他社に比べてコンビニコミックの販売に積極的ではなかった。2013年にメディアファクトリーの傘下入りに伴い、MFRシリーズをKADOKAWAのコンビニコミックブランドとして編入した。2018年発売のCOBRAシリーズを最後にKADOKAWAはコンビニコミックを発売していない。
KADOKAWA絶品コミック

代表的な作品

火の鳥


カドカワコミックA

代表的な作品

新世紀エヴァンゲリオン

機動戦士ガンダム THE ORIGIN


MFR

寺沢武一作品など

コアマガジン

コアマガジンでは、(コアコミックス)という名称で販売しており、主に都市伝説や実録やゴシップを掲載している『ブブカ』『実話BUNKAタブー』などに掲載された作品とに新規に書き下ろされた作品をテーマ毎にまとめたアンソロジーを毎月2?3冊発行。元の掲載誌のサイズがAB版であるため縮小サイズであるA5変型判で刊行される。2015年11月より、成人向け漫画誌の『メガストア』『漫画ばんがいち』『コミックホットミルク』に掲載された作品のベストセレクション版をB6判で月1冊発行。


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