コンパス・ポイント・スタジオ
[Wikipedia|▼Menu]
2014年撮影地図

コンパス・ポイント・スタジオ (Compass Point Studios) はバハマナッソーにある音楽スタジオである。
歴史

コンパス・ポイント・スタジオはアイランド・レコードの設立者、クリス・ブラックウェルによって1977年に建設された。1970年代末から80年代にかけて、レゲエポストパンクニュー・ウェイヴなどを守備範囲とするミュージシャンの作品を数多く録音したが、1987年7月25日にスタジオの主幹プロデューサーで、マネージャーであったアレックス・サドキンが死去すると、徐々に求心力を失い、その活動にも陰りが見えてきた。

1992年、クリスは現状を打開するため、テリー&シェリーのマニング夫妻にマネジメントを任せ、新しいスタッフとともに映像制作などにも乗り出したが、バハマの政治的・社会的問題の影響により[1]2010年9月からスタジオの営業を停止している。
主な録音作品

サード・ワールド - 『華氏96度』 (1977)

トーキング・ヘッズ - 『モア・ソングス』 (1978)

EL&P - 『ラヴ・ビーチ』 (1978)

シン・リジィ - 『ブラック・ローズ』 (1979)

ABBA - 『ヴーレ・ヴー』 (1979)

ダイアー・ストレイツ - 『コミュニケ』 (1979)

B-52's - 『警告! THE B-52'S来襲』 (1979)

加藤和彦 - 『パパ・ヘミングウェイ』 (1979)

ナザレス - 『マリス・イン・ワンダーランド』 (1980)

グレイス・ジョーンズ - 『ウォーム・レザーレット』 (1980)

ザ・ローリング・ストーンズ - 『エモーショナル・レスキュー』 (1980)

AC/DC - 『バック・イン・ブラック』 (1980)

ロバート・パーマー - 『クルーズ』 (1980)

デスモンド・デッカー - 『コンパス・ポイント』 (1981)

エリック・クラプトン - 『アナザー・チケット』 (1981)

トム・トム・クラブ - 『おしゃべり魔女』 (1981)

U2 - 『アイリッシュ・オクトーバー』 (1981)

セルジュ・ゲンスブール - 『星からの悪い知らせ』 (1981)

グウェン・ガスリー - 『グウェン・ガスリー』 (1982)

ロキシー・ミュージック - 『アヴァロン』 (1982)

ブラック・ウフル - 『アンセム』 (1983)

アイアン・メイデン - 『頭脳改革』 (1983)

中森明菜 - 『ANNIVERSARY』 (1984)

ELO - 『バランス・オブ・パワー』 (1986)

ジューダス・プリースト - 『ターボ』 (1986)

シャーデー - 『ストロンガー・ザン・プライド』 (1988)

南野陽子 - 『GLOBAL』 (1988)

ティン・マシーン - 『ティン・マシーン』 (1989)

光GENJI - 『Cool Summer』(1990)

ビョーク - 『ポスト』 (1995)

吉田拓郎 - 『Long time no see』 (1995)

セリーヌ・ディオン - 「オール・バイ・マイセルフ」 (シングル) (1997)

レニー・クラヴィッツ - 『5』 (1998)

シャキーラ - 『Fijacion Oral, Vol. 1』 (2005)

アデル - 『19』 (2007)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef