コンバート(Convert)は「転向」を意味する英単語で、スポーツにおいては、選手のポジション変更を指す[1]。 元々は野球用語で守備のポジション変更を指したが、サッカーを始め他のスポーツでも用いられるようになった。 コンバートされるに至った経緯は、負傷などで本職の選手がいなくなった時や、監督やコーチが素質を見抜いた時など様々で、コンバートされた結果元々のポジションよりも活躍した選手も多い。 なお正式なコンバートをせず、様々なポジションをこなすことが出来る選手をユーティリティープレイヤーと呼ぶ。 野球におけるコンバートは、野手間(二塁手→一塁手など)もしくは投手・捕手から野手という方向で行われることが多い。また数は少ないながらも野手から投手や捕手にコンバートされた例もある。 サッカーにおけるコンバートでは、元々のポジションに比較的近いポジションに変更される場合が多い。例えばサイドバックが一列ポジションを上げてサイドハーフになる、ウイングが中央に移動してセンターフォワードになる、などである。中にはフォワードからゴールキーパーという対極のポジションに変更した例もある。 コンバートを経験した選手として、ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ(CB→SB)、アンドレア・ピルロ(OMF→DMF)、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(WG→DFM)、ディルク・カイト(CF→WG)、ガレス・ベイル(SB→WG)、ハビエル・マスチェラーノ(DMF→CB)、ルート・ファン・ニステルローイ(CMF→CF)、エトヴィン・ファン・デル・サール(CF→GK)、などが有名である[2]。
目次
1 概要
2 野球におけるコンバート
3 サッカーにおけるコンバート
4 脚注
概要
野球におけるコンバート詳細は「コンバート (野球)」を参照
サッカーにおけるコンバート
脚注^ ⇒コンバート, スポーツ辞典, (2010-6-9), ⇒http://s-words.net/w/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88.html 2017年1月6日閲覧。
^ コンバートされたポジションで『達人』となった10選手
更新日時:2018年9月4日(火)11:45
取得日時:2019/07/04 00:51