コンテナ船
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出典検索?: "コンテナ船" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年11月)
コンテナを満載し海を行くコンテナ船。原材料から精密部品、食料や雑貨など、日常生活に必要な物資のほとんどがコンテナ船で輸出入されている埠頭に設けられたガントリー・クレーンで貨物コンテナの積み下ろしをするコンテナ船

コンテナ船(コンテナせん, Container ship)とは、ISO 668により規格化された海上コンテナを輸送する貨物船タンカーと並んで、海上貨物輸送の主流を占めている。

コンテナ船を運行する会社は海運貨物会社である。多くの荷主は海運貨物会社に直接依頼するのではなく、NVOCCフォワーダー)を通して貨物を依頼している。

21世紀初頭現在、海上輸送で流通している貨物コンテナにはISO 6346に従い、すべてに固有の記号が与えられており、コンテナ外面に表示されている。コンピューターはこの番号によって個別のコンテナを把握して、セルへの積付けや配送の順番を決めている。
分類「貨物船#貨物船の種類」を参照

コンテナ輸送専用船をフルコンテナー、在来の貨物船の形態とコンテナ設備を併設するものはセミコンテナーという[1]。貨物コンテナと他の一般貨物を混載する混載貨物船には、貨物コンテナ専用の船艙を持つ「分載型」と、専用の船艙を持たずに同一スペースを共用して搭載する「混載型」がある。

冷凍コンテナへの給電設備が多くの船に備わっており、一部の船では水冷の配管設備を船艙深部にまで備えている。また、冷凍ユニットの運転状況を監視する装置が備わっている船もある。
輸送と荷役アメリカン・プレジデント・ラインズのコンテナ船香港のコンテナ用はしけ

コンテナは規格化されているため、天候に関係なく機械化された荷役が可能で、積付や陸揚もコンピュータで迅速に行うことができる[1]

コンテナ船は国際間の貨物輸送の主要な輸送手段として、日用品、工業製品、精密機器、加工済み食品、製材済みの木材や金属インゴットのような原材料などドライカーゴと呼ばれる物のほとんどを運んでいる。冷凍食品も冷凍コンテナによって運搬される。

コンテナ船での輸送に不適なものに、バラ積みやタンク輸送に適した貨物や、高速・短時間で運搬しなければならないものがある。

ばら積み貨物:鉱石石炭穀物などは、それぞれ鉱石運搬船、石炭運搬船、穀物運搬船等の専用運搬船、またはそれらの共用運搬船といったばら積み貨物船で運ばれる。

石油類やLNG、LPG:それぞれ専用のタンカー(油槽船)で運ばれる。

高い鮮度が求められる生鮮食料品や高額な半導体製品、航空郵便物は航空貨物として運ばれる。

TEU

コンテナ船の積載能力はTEUという単位で表現され、ISOによって規格化され海運業界の標準となっている20フィートコンテナの1個分に相当する。例えば 4,000TEUであれば、20フィートコンテナを4,000個積める大きさの船ということになる。
コンテナライゼーション

貨物輸送を全てコンテナを使って行うことをコンテナライゼーション(containerization)という。コンテナは商業貨物の輸送方法として最も一般的手段となっており、陸上ではセミトレーラ貨物列車で運ばれ、海上ではコンテナ船に運ばれ、工場から店舗倉庫などへ一貫輸送されている。
航路フィーダー航路を行くフィーダー船。大型コンテナ船と比べると小さい

コンテナ船には、設備が整った世界各地の基幹港湾ハブ港)だけを結び深い海路を進む大型船と、ハブ港から地方港湾を結ぶフィーダー路線を進む小型船とがある。

世界の大型ハブ港湾にはロッテルダムコペンハーゲンシアトルオークランドロサンゼルスシンガポール香港上海高雄釜山などがあり、日本の地方港湾は釜山や上海からの支線が延びるフィーダー港湾に当たる。

世界各国の代表的な港湾や、横浜港神戸港など日本のスーパー中枢港湾は、超大型コンテナ船が立ち寄るハブ港から外されないよう、大型投資や制度改善、国内外の集荷力強化などを進めている。
港別のコンテナ取扱量詳細は「取扱貨物量別のコンテナ湾港一覧」を参照

世界の海上貨物コンテナの取扱量を港湾ごとに見ると、2008年の統計では中国の港が20位までに8港も入っている。上位の8位まではすべてアジアの港である。日本の港は2008年で東京が24位で横浜が30位となっている。1970年代神戸ロッテルダムが世界のトップであったことを考えれば、産業構造の変化が進んでいることがわかる。中国でも、特に上海港の伸びが著しく、後背地での生産や消費の激増と洋山深水港の開港などにより取扱量が増え、シンガポールや香港を抜いて1位となった。

世界の主要コンテナ港湾トップ20(2016年)[2][注釈 1][3][4]
2016年
順位2015年
順位港湾名国取扱量
単位:百万TEU増減率
11上海中華人民共和国37.131.6 %
22シンガポールシンガポール30.90-0.1 %
33深?中華人民共和国23.97-1.0 %
44寧波舟山中華人民共和国21.604.7 %
56釜山大韓民国19.852.1 %
65香港香港(中華人民共和国)19.81-1.3 %
78広州中華人民共和国18.859.5 %
87青島中華人民共和国18.013.1 %
97ジュベル・アリドバイアラブ首長国連邦)15.730.8 %
1010天津中華人民共和国14.492.7 %
1112ポート・クランマレーシア13.2011.0 %
1211ロッテルダムオランダ12.381.2 %
1314高雄台湾中華民国)10.461.9 %
1413アントワープベルギー10.044.0 %
1515大連中華人民共和国9.611.7 %
1616厦門中華人民共和国9.614.7 %


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