コンスタンティン・フィルム
Constantin Film AG
種類株式会社
本社所在地 ドイツ
バイエルン州 ミュンヘン
設立1979年
業種情報・通信業
事業内容映画製作・配給事業
代表者マルティン・モスコヴィッツ
コンスタンティン・フィルム(Constantin Film AG)は、ドイツの映画製作配給会社。スイスのハイライト・コミュニケーションズ(ドイツ語版)の100%子会社となっている[2]。 1950年4月1日、ドイツ人ヴァルトフリート・バーゼル
設立
1964年12月21日、社名を「コンスタンティン・フィルム」に変更し、1965年7月1日にはベルテルスマンに株式の60%を売却した。また、1976年には残りの株式もハーゲン社に売却した。翌1977年10月、会長のカール=ハインツ・ボーリングハウスはミュンヘン地方裁判所に破産を申告した[3]。 1978年、映画プロデューサーのベルント・アイヒンガーが買収の意向を表明し、翌1979年に「新コンスタンティン・フィルム」を設立し会長に就任した。1983年からは映画制作事業に参入し、1986年からはキルヒ・グループ
アイヒンガーによる買収
2002年5月、キルヒ・グループの破産後、スイスのハイライト・コミュニケーションズ(ドイツ語版)が株式の23%を取得した。ハイライト・コミュニケーションズはその後、2003年半ばに58%の株式を取得し、2006年1月には90%を取得し、最終的にハイライト・コミュニケーションズ以外の株主が株式を放棄したため、2009年4月21日の株主総会で完全子会社化が決定した[4]。10月7日にはフランクフルト証券取引所に上場した。この間、アイヒンガーの後任としてフレット・コーゲル(ドイツ語版)が最高経営責任者となり、2009年1月1日にはオリヴァー・バーベン(ドイツ語版)が国内外の映画事業を統括する役員となった[5]。 1998年1月に日本のゲームメーカーカプコンからバイオハザードシリーズの映画化権を獲得し監督・脚本にポール・W・S・アンダーソンを器用しミラ・ジョボビッチを主演に迎え2002年から2016年まで計6作を製作した。2021年にはゲームを忠実に再現したリブート作品バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティやNetflixでドラマシリーズを製作するなど同社の看板作品となった。
バイオハザードシリーズ
製作作品
荒野の用心棒(1964年)
夕陽のガンマン(1965年)
続・夕陽のガンマン(1966年)
恋のロックバルーン
ネバーエンディング・ストーリー(1984年)
薔薇の名前(1987年)
ブルックリン最終出口(1989年)
愛と精霊の家(1993年)
Der bewegte Mann(ドイツ語版)(1994年)
陰謀のシナリオ(1997年)
バンディッツ(2001年)
サムズ(ドイツ語版)(2001年)
マニトウの靴(ドイツ語版)(2001年)
バイオハザード(2002年)
クライモリ(2003年)
バイオハザードII アポカリプス(2004年)
ヒトラー ?最期の12日間?(2004年)
パフューム ある人殺しの物語(2006)
バイオハザードIII(2007年)
ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年)
THE WAVE ウェイヴ(2008年)
バーダー・マインホフ 理想の果てに(2008年)
パンドラム(2009年)
ブラッディ・パーティー(ドイツ語版)(2010年)
アドベンチャー・イン・アフリカ(ドイツ語版)(2010年)
Zeiten andern dich(ドイツ語版)(2010年)
バイオハザードIV アフターライフ(2010年)
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011年)
バイオハザードV リトリビューション(2012年)
Funf Freunde(ドイツ語版)(2012年)
Heiter bis wolkig(ドイツ語版)(2012年)
君への誓い(2012年)
くたばれゲーテ(ドイツ語版)(2013年)
くたばれゲーテ2(ドイツ語版)(2015年)
Bruder vor Luder(ドイツ語版)(2015年)
帰ってきたヒトラー(2015年)
バイオハザード: ザ・ファイナル(2017年)
コリーニ事件(2019年)
モンスターハンター(2020年)
クライモリ(2021年)
バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年)
ヒトラーのための虐殺会議(2022年)
脚注^ Elektronischer Bundesanzeiger, 10. Mai 2011, Konzernabschluss zum 31. Dezember 2010
^ ⇒Schweizer Highlight schluckt Constantin: 21. April 2009