コンサートマスター
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コンサートマスター(: concertmaster[1])は、オーケストラ(管弦楽団)の各奏者を統率して、指揮者の意図を音楽に具現する役職[2]。いわば「第2の指揮者」[2]。第1ヴァイオリンの首席奏者(客席から見ると、指揮者の左側、かつ客席側に位置する)が務めるのが通常である[3][4]

本記事では主にオーケストラ(管弦楽団)のコンサートマスターについて記述するが、吹奏楽団などのコンサートマスターにも言及する。
呼称

アメリカのオーケストラで多用されるアメリカ英語の呼称である。本来は、男性奏者について concertmaster 、女性奏者には concertmistress を用いる[5]。しかし、近年のアメリカではポリティカル・コレクトネスの観点から concertmaster に統一する傾向にある。

日本語の呼称はコンサートマスター[2][6][7][8]・コンサートミストレス[9][6][7][8]、およびそれぞれを省略したコンマス[2][6][8]・コンミス[6][8]

イギリス英語の呼称はリーダー (leader)[10]。英語圏ではイギリス以外にも同様の国がある。

ドイツ語の呼称は、男性奏者はコンツェルトマイスター (Konzertmeister)[11][12]、女性奏者はコンツェルトマイステリン (Konzertmeisterin)[13][14]

フランス語の呼称はプレミア・ヴィオロン (premier violon)[15]
役割

オーケストラなどの大きな演奏団体では指揮者が置かれるが、実際の細かな音の出だしや切る位置、微妙なニュアンスは、指揮では示しきれないことも多い。このような場合、ほかの団員は指揮を見るのと同時にコンサートマスターを見て演奏し、コンサートマスターは必要に応じて指示を出す。

何らかの事情で演奏会本番になって本来の指揮者が出演できなくなり、代役の手配がつかない場合、コンサートマスターが指揮者の代行として、オーケストラ全体に指示を出すことがある[注釈 1]。2004年10月のNHK交響楽団定期演奏会において、本来の指揮者が本番指揮中に怪我をしてしまったため、コンサートマスターがチャイコフスキー交響曲第4番全曲を「指揮」するなど、日本国内でもいくつか実例がある。ただしこうした場合では、コンサートマスターは指揮棒を手にしたり指揮台に上がることはほとんどなく、自分の席(第1ヴァイオリンの最前列)に座ったままサインを出したり、必要に応じて立ち上がって弓で指示を与えるぐらいである。

練習に際しては、指揮者の指示を補ったり、指揮者の指示に従って演奏法を細かく指示したり、演奏者を代表して指揮者と協議したりする。多くのオーケストラでは、(楽譜に特に指示されていない部分での)弦楽器セクションのボウイングを決めるのもコンサートマスターの役割であり、オーケストラの音色を特徴づける重責を担っている。

ヴァイオリン独奏の部分はコンサートマスターが担当する。

演奏の前後に指揮者が挨拶をするときには、一般にオーケストラは起立するが、起立、着席、楽屋に引き揚げるなどの合図はコンサートマスターが行う。

アメリカのオーケストラでは、演奏前のチューニング(音合わせ)でコンサートマスターの出すA (La) の音に各奏者が合わせる。日本では、オーボエがA (La) の音を出し、起立したコンサートマスターがその音を引き取って各奏者が合わせる。ヨーロッパではオーボエのA (La) に直接各奏者が合わせることが多い。ドイツでの一例としては、コンサートマスターの起立を合図にオーボエがAを出し、それにまず管楽器とコンサートマスターが合わせ、そのあとコントラバスが合わせたあと、コンサートマスターのAに弦楽器が合わせるというのがある。オーケストラによっては、演奏前の出場の時、最後に出場して他の楽員に迎えられる、というような儀礼を取るところもある。
人選

コンサートマスターの採用・契約は、ヴァイオリンのトゥッティ(一般団員:「その他大勢」の意)とは別採用、別契約で行われる。上記のように演奏上その他で役割が大きいためである。管弦楽曲においてもソロの目立つ曲は多いため、演奏技術も当然格段に優れている必要がある。コンサートマスターが何らかの理由により退団する場合、後任は別のトゥッティから選ぶことはせず公募を行う。トゥッティから応募する場合も、公募に応じた他の候補者と共に選考を受ける。団体によっては、コンサートマスターが複数置かれる場合や、演奏会や曲によってオーケストラに所属しない奏者がコンサートマスターを務める場合もある(客演)。
オーケストラ以外の楽団のコンサートマスター
吹奏楽団

吹奏楽では、配置上オーケストラのコンサートマスターの位置にいる第1クラリネット首席が上述のコンサートマスターと同じ役割をすることが多い。曲のソロを任されることが多い。演奏者のとりまとめとしてのコンサートマスターは、他のパートのトップ(いわゆる第一奏者や首席奏者)がこの職を担うこともある。例えば、2014年4月現在、日本の吹奏楽団において、東京吹奏楽団ではクラリネット奏者であるが、東京佼成ウインドオーケストラではアルトサクソフォーン奏者が、Osaka Shion Wind Orchestraではオーボエ奏者が、それぞれ担当している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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