コンゴ河
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出典検索?: "コンゴ川" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年12月)

コンゴ川

Mossaka付近のコンゴ川

コンゴ川とその流域
延長4,700 km
平均流量39,610 m³/s
(キンシャサ)
流域面積3,680,000 km²
水源カタンガ高原
水源の標高1,590 m
河口・合流先大西洋
流域 コンゴ民主共和国
中央アフリカ
コンゴ共和国
アンゴラ
ザンビア
タンザニア
ブルンジ
ルワンダ
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キンシャサ市東郊のマルク(英語版)におけるコンゴ川ムバンダカの町の河港マレボ湖周辺の衛星写真。北岸がブラザヴィル、南岸がキンシャサである

コンゴ川(コンゴがわ、コンゴ語: Nzadi Kongo, リンガラ語: Ebale Kongo, スワヒリ語: Mto wa Kongo, フランス語: Fleuve Congo)は、中部アフリカコンゴ盆地を蛇行しながら流れ、大西洋に至るアフリカ大陸2番目の長さ(4,700km)を誇る河川である。コンゴ川の名はコンゴ王国に因む。
地理

コンゴ川の源流は、大きくルアラバ川(英語版)とチャンベジ川(英語版)の二つからなる。コンゴ川の本流はルアラバ川とみなされることが多いが、ミシシッピ川(支流のミズーリ川の源流からの距離で全長を計算している)のように、川の長さは最長支流からの長さで計算することが慣例であるため、コンゴ川の長さは最長支流であるチャンベジ川の源流からの長さで計算されている。ルアラバ川の源流からの長さだと4370km、チャンベジ川の源流からの長さだと4700kmとなる[1]
上流

コンゴ川本流の上流部であるルアラバ川は、コンゴ民主共和国南東部のカタンガ高原(英語版)南部、ザンビアとの国境近くに端を発する。そこからほぼまっすぐに北進し、アフリカ大地溝帯西側のミトゥンバ山地に源を発する支流を併せながら水量を増していく。もう一つの源流であるチャンベジ川はザンビアの北東部、タンガニーカ湖の南側の山地に端を発し、南西へと流れてバングウェウル湖東端に流入する。バングウェウル湖南端から再び流れ出すが、ここからはルアプラ川(英語版)と名を変える。ルアプラ川はしばらく南下したのち大きく弧を描いて、今度は逆に北上する。この弧の部分からムウェル湖に注ぎ込むまでの区間はコンゴ民主共和国とザンビアとの国境をなし、東岸がザンビア領、西岸がコンゴ民主共和国領となる。ムウェル湖南端に注ぎ込んだ川は、北端から再び流れ出すが、ここからはルヴア川という名称になり、ほぼ北西へと進む。この両河川はカタンガ北部のアンコロ(英語版)で合流し、ルヴア川がルアラバ川へと注ぎこむ形となる。

ルアラバ川はさらに北進し、その北でタンガニーカ湖から流出するルクガ川(英語版)も合流する。本流はさらに北進を続け、キンドゥからウブンドゥまでの約300kmは急流もなく緩やかな流れとなる。この間に東から流れるウリンジ川(英語版)が合流する。ウブンドゥからキサンガニのすぐ上流にあるボヨマ滝(英語版)までは再び急流となるが、キサンガニから下流のキンシャサまでは緩やかな流れに戻る。ボヨマ滝では赤道を越え、またここから下流はコンゴ川と名前を変え、弧を描くように流れを西へと向ける。
中流

キサンガニからキンシャサまでの1700kmは流れも太く安定しており、高低差も40mにすぎないため急流もなく、コンゴ民主共和国における物資輸送の大動脈となっている。このため、交通の結節点となったキサンガニはこの地域の物資の集散地として発展し、コンゴ民主共和国北東部地方の中心地となった。コンゴ川はやがて南西へと向きを変え、ムバンダカ周辺でふたたび赤道を南に超える。ムバンダカの下流で中央アフリカ共和国およびコンゴ共和国とコンゴ民主共和国の国境をなしている大支流ウバンギ川と合流する。ウバンギ川との合流点からは西岸のコンゴ共和国東岸のコンゴ民主共和国との国境となる。更にその南でコンゴ南西部からアンゴラ北東部を流域とする大支流カサイ川と合流して、キンシャサブラザビル付近で幅が25kmにも広がりマレボ湖を形成する[2]。マレボ湖は安定した水流の末端に位置するため、河川交通の終着点となっており、この交通網の結節点としてフランスがブラザヴィル、ベルギーがレオポルドヴィル(現キンシャサ)を建設して、それぞれ流域の首都とした。

川にはディスティコドゥス科(英語版)、コイ科、キタリヌス科(英語版)、ヒレナマズ科(英語版)などの魚類が生息している。ウバンギ川、サンガ川との合流点一帯の広大な森林地帯にはボノボマルミミゾウヒョウアフリカスイギュウムラサキサギゴリラカバなどが生息しており、ラムサール条約登録地である[3][4]
下流

マレボ湖より下流はコンゴ民主共和国領となるが、ここではコンゴ盆地の端にあたるクリスタル山脈(フランス語版)を横切って流れるためにリヴィングストン滝(英語版)(インガ・ダム)と呼ばれる急流となり、350kmの間に30以上の急流があり、一気に260mも高度を下げる。特に高低差の激しいところでは12km流れる間に96mも高度を下げるため、激流となっている。この激流は船の航行を阻み、コンゴ盆地奥地へのヨーロッパ人の侵入を長い間阻んできた。約350km続くこの激流を越えると、高度は海面近くにまで下がり、リビングストン滝の滝壺にあたるマタディからは再び安定した流れに戻る。マタディからは真西に流路をとるようになり、ボマを経てムアンダ(英語版)で大西洋に注ぐ。この区間は、北岸がコンゴ民主共和国領、南岸がアンゴラ領で、再び国境をなすようになる。河口はデルタを形成せず、一本の太い流れのままで大西洋に注ぎ込む。河口一帯にはマナティーおよびウミガメなどが生息している[5]

ブラザビル西郊外のジュエ川(英語版)との合流点付近の急流地帯および河口のマングローブサバナ地帯のマングローブ国立公園(英語版)はラムサール条約登録地である[5][6]
河川データ

流域面積は3,680,000km2、平均流量は39,610 m3/sである[7]


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