コンゴクジャク
コンゴクジャク(オス) Afropavo congensis コンゴクジャク(メス) Afropavo congensis
保全状況評価[1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
コンゴクジャク (コンゴ孔雀、Afropavo congensis) は、鳥綱キジ目キジ科コンゴクジャク属に分類される鳥類。本種のみでコンゴクジャク属を構成する。 種小名congensisは「コンゴ産の」の意で、和名や英名と同義。 全長オス64 - 70センチメートル、メス60 - 63センチメートル[5]。翼長オス30.6 - 31.5センチメートル、メス27 - 29.5センチメートル[3]。体重オス1,361 - 1,475グラム、メス1,135 - 1,154グラム[3]。尾羽の数は18枚[4]。 オスは背や胸部が濃紫色で、腹部が黒い[4]。尾羽基部の上面を被う羽毛(上尾筒)は暗褐色で、先端は濃青色[4]。冠羽は白く、後頭にも黒い冠羽がある[4]。翼の色彩は緑みを帯びた黒[4]。嘴の色彩は青みがかった灰色[4]。蹴爪は長い[4]。メスは上面が光沢のある黄緑色、顔から頸部・胸部・腹部にかけては赤褐色[4]。冠羽は赤褐色[4]。翼の色彩は褐色みを帯びた黄緑色[4]。嘴の色彩は灰色[4]。蹴爪は瘤状[4]。 1913年に当時のベルギー領コンゴの原住民の装飾品に用いられていた羽毛の発見や、1934年にベルギーコンゴ博物館へ寄贈されていたインドクジャクの若鳥とされていた標本から調査が始められた[6]。1935年に7羽が採取され、後に新種記載された[6]。 内部形態や生態から以前はアフリカ大陸からユーラシア大陸にかけてクジャク類が分布し、本種はその原始的な特徴を残した種だと考えられている[4]。 標高100 - 1,200メートルにある熱帯雨林に生息する[4]。
分布
形態
分類
生態
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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