コンコース(英語: concourse[1])は、鉄道駅、空港ターミナルビル、公園、博覧会場など人々が行き交う場で、人の集合や流動を目的として設置する広い空間[2]を指す。 「コンコース」は鉄道駅や空港建物の中央大通路[3]、公園などの中央広場、会議室、大学、ホテルの一角のほかにショッピングモールの「ショッピングコンコース」などもある。鉄道駅構内の空間はホーム、昇降部、コンコース、改札に分類できる[4][5]。 技術学会のIEEEがコミュニティ「IEEEスチューデントコンコース」を設けるなど、インターネットで人々が集う場合も用いられる。 "concourse"(コンコース)は「人々が集まる場所」を意味する語で、英語やフランス語のほかラテン語で「混ざる・一つになる」などの意味をもつconcursus やconcurrereが語源である。 これらの言葉は「意見が一致する、同時に起こる」の意味がある英単語のconcurも語源学的に関連がある[6]。
概要
語源
脚注^ “英語の語幹シリーズ第4号:『コンコースの第1コースを走る通貨!』の全てに関わる語幹とは?|目標達成型英会話スクール 大阪/京都/オンラインのKEC外語学院
^ “平成30年広報かさま10月号(No.151)
^ 『広辞苑第七版』岩波書店、2018年。
^ 中村 泰広、日比野 直彦、森地 茂. “鉄道駅構内における混雑状況と旅客流動に関する研究