コンクール・ゲーザ・アンダ
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コンクール・ゲーザ・アンダはスイスチューリッヒで行われている国際ピアノコンクール[1][2][3]
概要

正式名称はフランス語で、Concours Geza Andaだが、一般的にはゲザ・アンダ国際ピアノコンクール、あるいはアンダ・ゲーザ国際ピアノコンクールでも通っている。

かつては第1位受賞者に与えられる契約内容[4]が話題となったコンクールらしく、多くの日本語の出版物にもそれが掲載されているが、2024年現在少子高齢化によってコンクールの供給過多が問題となった現在では、コンクール・ゲーザ・アンダの開催後の待遇に他所と格差がついていることはほぼない。日本人の優勝者[注釈 1]がこれまで全く出ていない。

日本人へ何度でも優勝が発給される多くの国際ピアノコンクールとは異なり、メンデルスゾーンの無言歌やブラームスのバラード、シューベルトの3つの小品D946を出すなど、超難曲の出題は一貫して廃されている。また、リサイタルの中で自由曲は5分しか弾けないなど、課題の選定には細心の注意が図られている点も特徴として認められる。

2024年の規約はリサイタル2回、協奏曲2回になった。しかし、1度目のオーディション25分は60分ほど用意させて抽選で25分に絞り、1度目のリサイタル50分はプログラム50分相当を3つ用意しなければならず、最後の協奏曲は抽選で1曲が選ばれるため協奏曲はセミファイナルとファイナルを含め3曲持参しなければならない。全4ステージ中3ステージでプログラムの抽選がなされる点が、多くの国際ピアノコンクールと隔たりがある。

アンダ・ゲーザの得意としたシューマンとモーツァルトに特別賞が出されていたが、2024年に規約が大幅に見直されて特別賞は6賞になった。

過去の第1位には、大型のソリストに成長したClaire Huangciがいる。
受賞者

回年第1位第2位第3位
11979
Georges Pludermacher備考[5]
21982 Heidrun Holtmann Hung-Kuan Chen Laurent Cabasso
31985(not awarded)同着: Yukino Fujiwara and Huseyin Sermet Michael Endres
41988 Konstanze Eickhorst Yukino Fujiwara Ricardo Castro
51991 Denes Varjon Konstantin Scherbakov Matthias Kirschnereit
61994 Pietro De Maria Yoshiko Iwai Luca Ballerini
71997 Corrado Rollero Roustem Saitkoulov 今嶺由香
82000 Filippo Gamba Henri Sigfridsson Andrey Shibko
92003 Alexei Volodin Sergey Kuznetsov (pianist) 河村尚子
モーツァルト-シューマン賞: Christoph Berner
102006 Sergey Koudriakov Nikolai Tokarev (pianist) Tomomi Okumura
112009 Jinsang Lee Alexei Zuev Tatiana Kolesova
Jinsang Leeは モーツァルト賞、シューマン賞、聴衆賞も受賞
122012 Varvara Nepomnyashchaya Dasol Kim Elmar Gasanov


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