コンカン語
コンカニ語
Konknni ?????? ?????? ??????
話される国 インド
地域コンカン
コンカニ語(コンカニご、英: Konkani language、コンカニ語: Konknni Bhas、?????? ???)は、インド・ヨーロッパ語族のインド・アーリア語派に属するインドの言語である。
1987年以来ゴア州の公用語であり、1992年以来インド憲法の第8付則言語の一つでもある。
コンカン語、コーンカニー語[2]、コーンクニー語[3] とも呼ばれる。 コンカニ語とは「コンカン地方の言語」を意味する。コンカンは現在のマハーラーシュトラ州・ゴア州・カルナータカ州にわたる西部海岸地域を指す。マラーティー語のうち、この地域で話される方言をコンカン方言と呼ぶが、コンカニ語とは別物である。 コンカニ語は、ゴア州および隣接するマハーラーシュトラ州(主にムンバイ)、カルナータカ州、ケーララ州で話される。マラーティー語に近く、マラーティー語の方言であるか、それとも独立した言語であるかはしばしば問題になる。 コンカニ語話者は多言語使用者の割合が非常に多く、1991年の国勢調査によれば74%に達する(ヒンディー語話者では11%)[4]。これはゴア州以外に移住した人々の割合が多く、移住先で優勢な言語(マラーティー語、カンナダ語、トゥル語、マラヤーラム語など)を話す必要があるためである。ゴア州でも、学校教育は通常コンカニ語以外の言語で行われる[5]。 ゴア州の中心地域は16世紀以来ポルトガルに支配され、住民にはキリスト教徒が多い。またポルトガル語からの借用語の比率も高い。 コンカニ語の方言は複雑で、出身地のほかに宗教でも分かれる。16世紀にポルトガル人が現在のゴア州中心部を支配したとき、ヒンドゥー教徒はキリスト教に改宗するか、またはポルトガル支配地の外に移住しなければならなかった。このため、この地のキリスト教徒は古くからの方言を話すが、ヒンドゥー教徒は後に周辺地域からやってきた人々であり、両者の交流が少なかったこともあって異なる方言を話している[6]。ゴア州ではヒンドゥー教徒の方言が事実上の標準語の位置を占める[7]。 カルナータカ州でもキリスト教徒とヒンドゥー教徒は大きく異なる方言を話すが、その一方でカルナータカ州のヒンドゥー教徒の方言はゴアのキリスト教徒の南部方言(サシティ方言)に近い。この地のヒンドゥー教徒が16世紀にサシティ地域から移住してきたのに対し、キリスト教徒は北部から18世紀に移住してきたためである[6]。
名称
概要
方言
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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