コロンブス
Christopher Columbus: The Discovery
監督ジョン・グレン
脚本マリオ・プーゾ
ジョン・ブライリー
ケイリー・ベイツ
原案マリオ・プーゾ
製作アレクサンダー・サルキンド
イリヤ・サルキンド
出演者ジョージ・コラフェイス
マーロン・ブランド
トム・セレック
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
音楽クリフ・エデルマン
『コロンブス』(原題: Christopher Columbus: The Discovery)は、1992年制作の映画。
クリストファー・コロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して制作されたアメリカ、イギリス、スペインの合作映画である。 コロンブスが大西洋を西に向かい東洋にたどり着く事を夢見て、様々な妨害や挫折に直面しながらも粘り強く努力を続け、ついにカスティーリャ王国のイサベル女王の支援を取り付けて出航し、新大陸にたどり着くまでを描いている。また本作では創作とされている『コロンブスの卵』のエピソードが出てくる。 これに対して、同時期にやはりコロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して制作された『1492 コロンブス』は、コロンブスが新大陸に到達後、その“統治”に邁進し、挫折するまでを描いている。そのため、新大陸のシーンは『1492?』の方が圧倒的に多い。 役名俳優日本語吹替 その他、池田勝、田中正彦、金尾哲夫、幹本雄之、宮本充、天田益男、喜多川拓郎、山口嘉三、結城比呂、長島雄一、成田剣、津田英三、西宏子、紗ゆり
概要
スタッフ
監督:ジョン・グレン
製作:アレクサンダー・サルキンド 、イリヤ・サルキンド
脚本:マリオ・プーゾ、ジョン・ブライリー、ケイリー・ベイツ
原案:マリオ・プーゾ
撮影:アレック・ミルズ
音楽:クリフ・エデルマン
キャスト
クリストバル・コロン=クリストファー・コロンブスジョージ・コラフェイス牛山茂
トマス・デ・トルケマダ
(ドミニコ会士・異端審問官)マーロン・ブランド阪脩
フェルナンド2世トム・セレック柴田秀勝
イサベル女王レイチェル・ウォード一柳みる
マルティン・アロンソ・ピンソン(船主)ロバート・デヴィ有本欽隆
ベアトリス(コロンブスの妻)キャサリン・ゼタ=ジョーンズ相沢恵子
アルバロ・アラナベニチオ・デル・トロ荒川太郎
備考
当初、コロンブス役はティモシー・ダルトンが、イサベル女王役はイザベラ・ロッセリーニが候補にあがっていた[3]。
劇中ではコロンブスの名は、スペイン語名のクリストバル・コロン(Cristobal Colon)になっている。
プロデューサーのアレクサンダー・サルキンド 、イリヤ・サルキンド親子は当初、監督にリドリー・スコットを指名したが、スコットはこれを断り、4ヶ月後、『1492 コロンブス』の監督になった[3]。
サルキンド親子は、後のインタビューでこの映画の制作を後悔していると語った(興行も評価も『1492 コロンブス』の方に軍配が上がった)[4]。
『1492 コロンブス』(原題:1492: Conquest of Paradise)とどちらがコロンブスの名を(英語の)タイトルに付けるか裁判で争われた結果、『コロンブス』側が勝訴したため、『1492?』側はコロンブスの名をタイトルに付ける事が出来なかった。
脚注^ ⇒“EPIC `1492' FILM CAPTURES ENERGY OF EXPLORER'S TIMES BEDEVILED VISIONARY Series: DISCOVERING COLUMBUS: 1492 -- Second of Three Parts.”. Morning Call. ⇒http://articles.mcall.com/1992-10-09/features/2893351_1_christopher-columbus-columbus-day-columbus-legend
^ “Christopher Columbus: The Discovery
^ a b “Christopher Columbus: The Discovery/Trivia”. imdb.com. 2011年9月13日閲覧。
^ ⇒“A Family Feud in Wake of 'Columbus' : Movies: Ilya Salkind has sued Alexander, his father and producing partner, for breach of contract, fraud and racketeering.”. The Los Angeles Times. ⇒http://articles.latimes.com/1993-11-24/entertainment/ca-60385_1_alexander-salkind