コロンビア・ピクチャーズ・アクアバース（Columbia Pictures Aquaverse）とは、2022年10月12日に開業したソニーグループ製作映画作品をモチーフにしたタイ王国にあるテーマパークのことである[1][2][3]。
概要

ソニーグループ傘下の映画会社であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメント（SPE）はタイのアマゾン・フォールズと共同で同国バンコク郊外にあるバンサライに既にアマゾン・フォールズが運営しているウォーターパークをリブランドする形でSPEの映画を用いたテーマパークを建設することを2021年4月に発表した[1][4]。

『ゴーストバスターズ』や『ジュマンジ』、『モンスター・ホテル』など、コロンビア・ピクチャーズの作品をテーマにしたアトラクションやウォータースライダーなどを設置するとしている[5][6]。敷地面積は約57,000m2[1]。

なお、SPEはリスク軽減の観点からテーマパーク運営には直接関わらず、ライセンス提携という形でSPEの人気映画やテレビ番組のキャラクターをアマゾン・フォールズに提供する[1][注釈 1]。

このテーマパークは当初2021年10月から順次オープンするとしていたが、新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻の影響で2度の延期を経て、2022年10月12日に正式オープンすることを同年9月に発表した[1][3][4][8]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 現地のテーマパーク運営会社にライセンス供与する事例は珍しくなく、ウォルト・ディズニー・カンパニーも日本の東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドとの間でライセンス提携を行っているケースがある[7]。

出典^ a b c d e “ソニー、タイでコロンビア映画のテーマパーク開園へ?１年遅れで”. Bloomberg.com (2022年9月16日). 2022年9月24日閲覧。
^ “タイに映画のテーマパーク開業 コロンビア作品、世界初”. 共同通信 (2022年10月11日). 2022年10月14日閲覧。
^ a b “タイで世界初 「コロンビア映画」テーマパーク開業”. テレビ朝日 (2022年10月13日). 2022年10月14日閲覧。
^ a b 酒井隆文 (2021年4月7日). “ソニー・ピクチャーズ、タイにコロンビア映画のテーマパーク”. AV Watch. 2022年9月24日閲覧。
^ “タイに「コロンビア映画」のテーマパーク10月開業へ”. テレビ朝日 (2022年9月16日). 2022年9月24日閲覧。
^ “タイに映画テーマパーク ソニー系初、観光再生期待”. 時事通信 (2022年9月16日). 2022年9月24日閲覧。
^ “【ディズニー】オリエンタルランド、ライセンス契約2076年まで延長”. cinemacafe.net (2018年6月18日). 2022年9月24日閲覧。
^ “タイのソニー系テーマパークが開業延期 観光客減で”. 日本経済新聞 (2022年3月9日). 2022年9月24日閲覧。

表

話

編

歴
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
ソニー・ピクチャーズ
モーション ピクチャー グループ

コロンビア ピクチャーズ

トライスター ピクチャーズ

トライスター・プロダクションズ

スクリーン ジェムズ

ソニー・ピクチャーズ クラシックス

ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス

ソニー・ピクチャーズ アニメーション

ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションズ

アファーム フィルムズ

デスティネーション・フィルムズ