コロンバスサークル
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座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度46分05秒 西経73度58分55秒 / 北緯40.76806度 西経73.98194度 / 40.76806; -73.98194タイム・ワーナー・センターから見たコロンバスサークルの風景

コロンバスサークル (Columbus Circle) は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンアッパー・ウエスト・サイドミッドタウンヘルズ・キッチン)の間にある円形広場である。中心にコロンブスの像があり、広場の周りを車道が取り囲む円形交差点になっている。
概要コロンブス像とタイムワーナーセンター

コロンブスにちなんで命名されたコロンバスサークルは、マンハッタンランドマークの一つである。セントラルパークの南西隅に接する地点に位置し、ブロードウェイ西セントラルパーク通り南セントラルパーク通り8番街の交差点となっている。昔も今も、交通輸送の中心地点の一つであり、ニューヨーク市バスのバス停が地上に、ニューヨーク市地下鉄の駅が地下にある。

アメリカ初の円形交差点で、1905年に完成、1世紀後に再開発された。この円形交差点は、フレデリック・ロー・オルムステド設計のセントラルパーク構想の中における八番街からの入り口として、交通安全と交通規制のパイオニアとなった実業家、ウィリアム・フェルプス・エノによりデザインされた。

広場の中心にあるモニュメントは、ニューヨーク市からの距離を測る時の公式基準地点になっている。この像は、イタリアの彫刻家 ⇒Gaetano Russoの手になるもので、1892年にコロンブスのアメリカ初渡航400年周年記念のひとつとして、イタリア語新聞Il Progresso基金により建立された。大理石製のコロンブス像が70フィートの高さの花崗岩の柱の上に立っている。柱はコロンブスの船ニナ号、ピンタ号、サンタマリア号のレリーフで飾られている。台座には、地球儀に左手を置く天使が添えられている。

広場の再開発は2005年に完成、新しい噴水 (by WET Design, ベラージオ・ホテル&カジノ式)、木のベンチ、広場を丸く囲む植え込みが加わった。広場の内側の円形は約36000平方フィート、外側の円形は約148000平方フィート。フィラデルフィアのローリー・オーリンによる再設計デザインは、2006年の American Society of Landscape Architectsの General Design Award Of Honorを受賞した。
周辺タイムワーナーセンターとコロンブス像

タイム・ワーナー社の本社があるタイム・ワーナー・センターは、コロンバスサークルの西側、ニューヨーク・コロシアムの跡地に建てられている。この複合ビルには、オフィスと高級コンドミニアムのほか、マンダリンオリエンタルホテルが入居している。ショッピングモールのShops at Columbus Circle、グルメ・スーパーマーケットのホールフーズ、ジャズクラブジャズ・アット・リンカーン・センター、およびCNNのニューヨークスタジオもある。

広場の北側にはドナルド・トランプトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワーがそびえ、その前にスチール製地球儀が設置されている。このほか、同広場の周囲には、ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ、フォーダム大学ニューヨーク工科大学、芸術高等学校、倫理文化フィールドストン学校がある。

北東側にはセントラルパークのMerchant's Gateがあり、これを「メイン号鎮魂碑」が見下ろしている。この大理石と金箔ブロンズの堂々たる美術建造物は、アメリカの戦艦メイン号で命を落とした水兵たちを記念して1913年に立てられた。同艦は米西戦争の折、1898年にハバナ湾で爆発沈没し、約260名の水兵が犠牲になっている。

コロンバスサークル周辺は活気のある地区で、広場から1マイルの地区にはリンカーンセンターアメリカ自然史博物館プラザホテルグランド・アーミー・プラザ向かい)、ハースト・タワー、およびタイムズスクエアがある。南にはヘルズ・キッチンマンハッタンのミッドタウン、北にはアッパー・ウェスト・サイドがある。

コロンバスサークルに面して、コロンバスサークル2番地の地点にエドワード・ダレル・ストーンデザインの建物がある。元は Huntington Hartford Gallery of Modern Art が入っていたが、1998年以来空き家になっており、ワールド・モニュメント財団の「最も危機に瀕している世界記念物ウォッチリスト100選」にリストされていた。2008年に、この建物はen:Brad Cloepfil設計のファサードに改修され、ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザインがこの建物に移転してきた。
交通
バス

ニューヨーク市バスのM5, M7, M10, M20, M104路線がコロンバスサークルで停車する。
地下鉄

59丁目?コロンバス・サークル駅は、ニューヨーク市地下鉄のハブ駅の一つでもあり、 系統が乗り入れる。
ギャラリー 1907年頃のコロンバス・サークル

コロンバス・サークルとその周辺

地下鉄駅

モニュメント

トランプホテルとスチール製地球儀

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、コロンバスサークルに関連するカテゴリがあります。

ASLA 2006 Professional Awards - Columbus Circle

Columbus Circle Compass

EarthCam - Columbus Circle Cam

McGraw-Hill Best of 2005 Awards - Columbus Circle

MichaelMinn.net - Columbus Circle

New York City Dept. of Transportation - Columbus Circle Traffic Cam

New York City History - Columbus Circle

Olin Partnership - Columbus Circle

Wired New York - Columbus Circle


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