コロワイド
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株式会社コロワイド
COLOWIDE Co., Ltd.

本社が入居する横浜ランドマークタワー
種類株式会社
市場情報東証プライム 7616
2000年10月13日上場
本社所在地 日本
220-8132
神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号
横浜ランドマークタワー12F
設立1963年昭和38年)4月19日
業種小売業
法人番号8020001040291
事業内容飲食店の経営、各種食料品の仕入販売及び加工販売、煙草・酒類の販売、カラオケルームの経営等
代表者蔵人金男(代表取締役会長
野尻公平(代表取締役社長
資本金279億5百万円
(2023年3月31日現在)[1]
発行済株式総数86,903,691株
(2023年3月31日現在)[1]
売上高連結: 2,208億30百万円
(2023年3月31日現在)[1]
純利益連結: △68億1百万円
(2023年3月31日現在)[1]
純資産連結: 427億45百万円
(2023年3月31日現在)[1]
総資産連結: 2,618億59百万円
(2023年3月31日現在)[1]
従業員数連結: 4,227人
(2023年3月31日現在、正社員)[1]
決算期3月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ
主要株主(株)サンクロード 7.95%
蔵人良子 5.42%
蔵人賢樹 4.35%
(2021年3月31日現在)
主要子会社

(株)コロワイドMD 100%
カッパ・クリエイト(株) 50.6%
(株)レインズインターナショナル 100%
(株)大戸屋ホールディングス 46.8%
(株)アトム 41.2%
(株)シルスマリア

外部リンクhttps://www.colowide.co.jp/
特記事項:国際会計基準のため売上高は売上収益、純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分
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株式会社コロワイド(: COLOWIDE Co., Ltd.)は、神奈川県横浜市西区に本社を置く、外食産業を中心に展開する複数の事業会社を統括する持株会社東証プライム上場。
概要

神奈川県逗子市にあった甘味処を転換して1977年(昭和52年)に炉端焼き居酒屋「手作り居酒屋 甘太郎」として開業したのが始まり。長年にわたって関東地方を中心に居酒屋事業を展開してきたが、2000年代に入り経営不振に陥った外食企業を特定目的会社(SPC)を設立して事業譲受し傘下に収めるという手法でのM&Aにより事業範囲を急速に拡大している。社名の「コロワイド」(COLOWIDE)は人が生きていくうえで大切な4つの要素である、勇気(Courage)・愛(Love)・知恵(Wisdom)・決断(Decision)の頭文字を取ったものだとしている[2]

2004年に事業部門を分社化し、現在は傘下に収めた主力3社(アトムレインズインターナショナルカッパ・クリエイト)を含めた事業会社を統括している。
コロワイドMD

株式会社コロワイドMDは、マーチャンダイジングを統括し、セントラルキッチンを運営する事業会社。2004年10月に持株会社化(事業部門の地域分社化)の際にセントラルキッチン部門を担う「コロワイドCK」として設立され、2007年にマーチャンダイジング部門を承継して現商号に社名変更。2015年に東日本地区の事業会社「コロワイド東日本」と合併してコロワイドグループの関東・近畿地区での地域事業会社となったが、2019年に飲食事業をレインズインターナショナルに継承した。

子会社の株式会社ダブリューピィージャパンが、ウルフギャング・パックプロデュースのレストラン(アメリカンダイナー)「ウルフギャング・パック・カフェ」を運営している。
かつての事業


オーガニックレストラン 濱町 - レストランチェーン。元々は平成フードサービスが展開していた店舗。

うまいものいっぱい いろはにほへと - 居酒屋チェーン。元々はドリームフード→アド・イン・プラが展開していた店舗。現在はアトムが主に運営。

歴史

1963年昭和38年)4月19日 - 神奈川県逗子市にて甘味処「甘太郎食堂」を創業。

1977年(昭和52年)10月 - 手作り居酒屋「甘太郎」逗子店を開店。

1986年(昭和61年)11月 - 本社を藤沢市に移転。逗子市に食品加工工場を設置。

1994年平成6年)

4月 - 「甘太郎」蒲田店、「デイ・トリッパー」蒲田店を同時開店、東京進出。

9月 - 社名を株式会社コロワイドに変更。

10月 - 逗子工場を閉鎖し、鎌倉市に400坪の鎌倉キッチンセンターを新設。中央配送センターの強化およびセントラルキッチンの本格稼動開始。


1997年(平成9年)

7月 - 大阪キッチンセンターを設置。

11月 - 浦和キッチンセンターを設置。


1999年(平成11年)10月 - 株式を店頭公開。

2000年(平成12年)

1月 - 本社を横浜市に移転。新食生活 手作り居酒屋「甘太郎J」を五反田に開店。

10月 - 株式を東京証券取引所第二部に上場。


2002年(平成14年)

1月 - 平成フードサービスを連結子会社化。

8月 - ダブリューピィージャパンを連結子会社化。

9月 - 株式を東京証券取引所第一部に上場。

12月 - 明治製菓リテイルを連結子会社化し、アド・イン・プラに商号変更。


2003年(平成15年)

3月 - アド・イン・プラがドリームフードより27営業全店舗の営業を譲受。

6月 - 札幌キッチンセンターを設置。

7月 - 平成フードサービス、アド・イン・プラの2社の運営店舗を譲受。平成フードサービスを清算。


2004年(平成16年)

3月 - 贔屓屋を連結子会社化。

8月 - ユメキタスリンクより北海道地区14店舗の営業譲受。

10月 - 持株会社制に移行し、営業部門を地域子会社のコロワイド東日本、コロワイド西日本(贔屓屋の社名変更)、コロワイド北海道及びセントラルキッチン部門のコロワイドCKに分割。アムゼを連結子会社化。


2005年(平成17年)

6月 - がんこ炎を連結子会社化。

10月 - アトムを連結子会社化。ワールドピーコムを連結子会社化。岐阜キッチンセンターを設置。


2006年(平成18年)

2月 - 八丁堀キッチンセンターを設置。

7月 - 宮を連結子会社化。

8月 - 本社をランドマークタワーに移転。

10月 - アトムががんこ炎を吸収合併。


2007年(平成19年)

2月 - コロワイドCKからコロワイドMDに社名変更。

3月 - 宮がアムゼを吸収合併。宮の社名をジクトに変更。

11月 - 宇都宮キッチンセンターを設置。


2008年(平成20年)6月 - コロワイド東日本がコロワイド北海道を吸収合併。

2009年(平成21年)3月 - コロワイド東日本がコロワイド西日本及びビーライン(旧・アド・イン・プラ)を吸収合併。また、アトムがジクトを吸収合併。事業会社を2社に事実上集約した上で、アトムを2本社体制とし、それぞれのカンパニー本拠地とする。

2012年(平成24年)10月 - レックス・ホールディングスを連結子会社化。

2014年(平成26年)

10月27日 - 傘下の特別目的会社を通じてカッパ・クリエイトホールディングスの株式公開買い付けを発表[3][4]

12月 - 完全子会社(特別目的会社)であるSPCカッパが、株式公開買付けと第三者割当増資引受けで、カッパ・クリエイトホールディングスの過半数の株式を取得し子会社とする[5]


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