コレクティブ_国家の嘘
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コレクティブ 国家の嘘
Colectiv
監督アレクサンダー・ナナウ
(英語版)
脚本

アレクサンダー・ナナウ

アントアネタ・オプリス

製作

アレクサンダー・ナナウ

ベルナール・ミショー

ハンカ・カステリコーヴァ

ビアンカ・オアナ

アリナ・デヴィッド

音楽キャン・バヤニ
撮影アレクサンダー・ナナウ
編集

アレクサンダー・ナナウ

ゲオルグ・クラッグ

ダナ・ブネスク(英語版)

製作会社

アレクサンダー・ナナウ・プロダクションズ

サムサ・フィルム・ルクセンブルグ

HBOヨーロッパ(英語版)

中部ドイツ放送

ラジオ・テレビジョン・スイス(英語版)

ラディオテレヴィジオーネ・スヴィツェラ(英語版)

YESドキュ

配給

バッド・ユニコーン

マグノリア・ピクチャーズ

トランスフォーマー

公開 2019年9月4日 (VIFF)
2020年2月28日
2021年10月2日
上映時間109分
製作国

 ルーマニア

ルクセンブルク

ドイツ

言語ルーマニア語
興行収入$147,875[1]
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『コレクティブ 国家の嘘』 (ルーマニア語: Colectiv)は、アレクサンダー・ナナウ(英語版)監督・脚本・製作・撮影・編集による2019年のルーマニアのドキュメンタリー映画である。ルーマニアの公的医療の不正、汚職、悪政を暴くために奮闘する新聞記者達が捉えられている。

ワールド・プレミアは2019年9月4日にヴェネツィア国際映画祭で行われた、翌2020年2月28日にルーマニアで一般公開された。批評家には高評価され、ヨーロッパ映画賞全米映画批評家協会賞などを受賞した[2][3]第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞国際長編映画賞にもルーマニア映画史上初めてノミネートされた。
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この節の加筆が望まれています。 (2021年7月)

2015年10月、ルーマニアのブカレストのナイトクラブ「コレクティブ」で火災(英語版)が発生し、27人が死亡、180人が負傷した。その後数ヶ月で公立病院で適切な治療を受けられなかった負傷者37人がさらに亡くなった。これを原因とする大規模な抗議運動により当時の与党であった社会民主党は政権から退陣する。
公開

2019年9月4日に第76回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション外でプレミア上映された[4]。また第44回トロント国際映画祭[5]や2020年サンダンス映画祭(英語版)のスポットライト部門でも上映された[6]。2020年2月28日にルーマニアでバッド・ユニコーン配給により公開された。アメリカ合衆国では2020年11月20日にマグノリア・ピクチャーズ配給で公開された。日本では2021年10月2日にトランスフォーマー配給で公開予定である[7]
評価
批評家の反応

レビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは113件のレビューで支持率は99%、平均点は9.1/10となっており、「『コレクティブ』は政府が国民への責任を放棄したときに起きる政治的腐敗と公的なシニシズムのサイクルについてダークで効果的な概要を提示する」とまとめられた[8]Metacriticでは24件の批評に基づいて加重平均値は95/100と示された[9]

ロサンゼルス・タイムズ』紙のジャスティン・チャン(英語版)は「心を打つ、絶望的な制度的不正の暴露」と評した[5]。『バラエティ』誌のジェイ・ワイスバーグは「広く公開されるべき、現代のためのドキュメンタリー」と評した[10]。『ニューヨーク・タイムズ』紙のマノーラ・ダルジス(英語版)は「世界を改善するため、あるいは少しでも嫌なことを減らすために何が必要なのか、正直で影響力のあるやや古風なユートピアの例が描き出されている」と評した[11]
受賞とノミネート

第33回ヨーロッパ映画賞(英語版)ではルーマニア映画史上初めてヨーロッパ・ドキュメンタリー映画賞を受賞した[2]第41回ボストン映画批評家協会賞でもまたドキュメンタリー映画賞を受賞した[12]第55回全米映画批評家協会賞では外国語作品賞を受賞した[3]ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では2020年度の外国語映画トップ5に選出された[13]第74回英国アカデミー賞ではドキュメンタリー賞にノミネートされた[14]第93回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー映画賞国際長編映画賞にノミネートされた。この2部門の同時ノミネートは前年の北マケドニア映画『ハニーランド 永遠の谷』に続いて史上2作目であった[15]。またルーマニア映画としては初のアカデミー賞候補作であった。この他にピーボディ賞も受賞した[16]


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