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ケルキラ島
Κ?ρκυρα
ケルキラ市街
地理
座標北緯39度40分 東経19度45分 / 北緯39.667度 東経19.750度 / 39.667; 19.750
ケルキラ島 (Κ?ρκυρα / Kerkyra) あるいはコルフ島 (伊: Corfu)[1]・コルキラ島 (ラテン語: Corcyra) は、地中海東部のイオニア海北東部に位置するギリシャの島である。地理的・行政的なイオニア諸島地方に属し、ギリシャ共和国の主要な[要説明]島の中では最も西北に位置する。
ギリシャ本土とイタリア南部を結ぶ線上にあり、アドリア海湾口を押さえるこの島は、要衝として歴史上しばしば争奪の舞台となった。中心都市ケルキラ(コルフ)市はイオニア諸島地方の首府であり、その旧市街は世界遺産に登録されている。 古典ギリシャ語ではケルキュラ (Κ?ρκυρα) やコルキュラ (Κ?ρκυρα) と呼ばれ、ラテン語ではコルキラ (Corcyra) と呼ばれた。 ギリシャ語ではこのほか、「山並み」「頂き」(crests / peaks) を意味する言葉からコリュファイ Κορυφα? / Koryphai とも呼ばれた。東ローマ帝国のもとではこれが転じ、「頂きの都市」(city of the peaks) を意味するコリフォー Κορυφ? / Koryph? となった。ヴェネツィア共和国がこの島を統治すると、コルフ (Corfu) と呼んだ。この名称が英語に引き継がれ、この島は英語ではもっぱら「コルフ島」と呼ばれている。 ケルキラ島はイオニア諸島の主要な島の中では最も北に位置する。鎌に喩えられる形状を持つ南北に長い島で、島の西北端から東南端までは約60km。島の面積は 592.877 km2 で、イオニア諸島ではケファロニア島に次いで2番目に広い面積を持つ。海岸線の総延長は 217 kmである。大陸(バルカン半島)との間はケルキラ海峡(コルフ海峡)によって隔てられている。 ケルキラ島北東部が向き合う大陸側はアルバニア領であり、島から東北へ約10kmほどの距離にアルバニア南部の都市サランダがある。ケルキラ海峡はアルバニア領との間で最も狭まっており、その幅は2kmほどである。この水路は、国際水路機関(IHO)の定義によるアドリア海とイオニア海の境界でもある。 島の中央部では、ケルキラ海峡の幅は対岸のイピロス地方(テスプロティア県)との間で30kmほどと最も広くなっている。島の首府であるケルキラの街は、海峡に面した東海岸に位置しており、アルバニアのサランダから南南西へ約28km、ギリシャ本土(イピロス地方)のイグメニツァから西北へ約32km、州都レフカダから北北西へ約110km、イタリアのブリンディジから東南へ約203kmの距離にある。 ケルキラ島南東部で、ケルキラ海峡は再び狭まっており、本土側のシヴォタ
目次
1 名称
2 地理
2.1 位置・広がり
2.2 地勢
2.3 主要な都市・集落
2.4 基礎自治体(ディモス)
3 歴史
3.1 古代
3.2 中世
3.3 19世紀
3.4 20世紀
4 教育
5 交通
5.1 航空
5.2 海運
6 神話の中のケルキラ
7 コルフ・アジア美術館
8 出典
9 外部リンク
名称
地理 ケルキラ島の地図
位置・広がり
ギリシャ共和国の主要な島のうち最も北西に位置するケルキラ島は、イタリアに最も近い島の一つである。島の北西端とイタリア半島東南端(サレント半島)との間には約100kmの距離があり、島の北西方にはバルカン半島とイタリア半島の間が狭まる海域(オトラント海峡)がある。