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ズミ
ズミの花
分類
界:植物界 Plantae
門:被子植物門 Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
目:バラ目 Rosales
科:バラ科 Rosaceae
亜科:ナシ亜科 Maloideae
属:リンゴ属 Malus
種:ズミ M. toringo
学名
Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese (1856)[1]
シノニム
Malus sieboldii (Regel) Rehder (1915)[2]
Malus baccata (L.) Borkh. subsp. toringo (Siebold) Koidz. (1911)[3]
Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese var. sargentii (Rehder) (1906)[4]
和名
ズミ(酸実、桷)
ヒメカイドウ(姫海棠)
ミツバカイドウ(三葉海棠)[1]
ミヤマカイドウ(深山海棠)
コリンゴ(小林檎)[1]
コナシ(小梨)[1]
サナシ、エゾズミ[1]
英名
Toringo crabapple
Siebold's crabapple
ズミ(酸実[5][6]・桷[6]・棠梨[6]、学名: Malus toringo)は、バラ科リンゴ属の1種である。リンゴに近縁な野生種である。 和名「ズミ」の語源は、染料となることから「.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}染(ず)み」[7]、あるいは、実が酸っぱいことから「酢実」ともよばれる[5]。 カイドウ、リンゴ(リンゴ属)、ナシ(同科ナシ属)に似ることから、ヒメカイドウ、ミツバカイドウ[1][5]、ミヤマカイドウ、コリンゴ[1][5]、コナシ[1][5]、サナシなどとも呼称される。これら別名は、花をナシに、赤い実をリンゴなどに例えたものが多い[5]。ただし、サナシは地方によっては別の種(ヤマナシなど)を意味することもある。棠梨という表記もある。中国名は「三葉海棠」[1]。 日本(北海道・本州・四国・九州)と朝鮮半島に分布する[7]。山地や山野の日当たりのよい場所に自生する[7][5]。 落葉広葉樹の小高木から高木で[7]、高さ10メートル (m) ほどになる[5]。枝はよく分枝し、横広がりの樹形になる[6]。短枝や小枝はトゲ状になることが多い[6]。樹皮は灰褐色で、しだいに縦に細く裂けてはがれる[6]。一年枝は赤褐色で細く、皮目は円形で少なく、はじめのうちは毛があるが後に無毛となる[6]。葉は花のつく短枝につく葉では、長楕円形から卵状長楕円形で長さ3 - 8センチメートル (cm) [5]、長枝につく葉では少し大きく、ときに3 - 5裂することが多い[7][5]。葉の縁には細い鋸歯がある[5]。 花期は晩春から初夏にかけて(5 - 6月)[7]。花は直径20 - 35ミリメートル (mm) で、白色または、淡紅色の花を3 - 7個散形状に咲かせる[7][5]。
名称
分布
特徴ズミの実