コリスミ酸
コリスミ酸
IUPAC名
トランス-3-([1-カルボキシ-エテニル]オキシ)-4-ヒドロキシ-1,5シクロヘキサジエン-1-カルボン酸
識別情報
CAS登録番号617-12-9
140℃
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
コリスミ酸(コリスミさん、chorismic acid)は、植物の代謝過程の中間体として存在する重要な物質の一つ。シキミ酸経路上でシキミ酸から3ステップの反応により生成し、経路の分岐点となっている。フェニルアラニン、チロシンなどの芳香族アミノ酸やトリプトファンなどのインドール化合物、植物ホルモンのサリチル酸や多くのアルカロイドなど、様々な生体物質の原料となる。 シキミ酸→3-ホスホシキミ酸→3-ホスホ5-エノイルピルビルシキミ酸→コリスミ酸
合成経路