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コラテラル
Collateral
監督マイケル・マン
脚本スチュアート・ビーティー
製作マイケル・マン
ジュリー・リチャードソン
製作総指揮フランク・ダラボン
ロブ・フリード
ピーター・ジュリアーノ
チャック・ラッセル
出演者トム・クルーズ
ジェイミー・フォックス
ジェイダ・ピンケット=スミス
マーク・ラファロ
ピーター・バーグ
ブルース・マッギル
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影ディオン・ビーブ
ポール・キャメロン
編集ジム・ミラー
ポール・ルベル
配給パラマウント映画
公開 2004年8月6日
2004年10月30日
上映時間120分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$65,000,000[1]
興行収入 $220,239,925[1]
$101,005,703[1]
22.0億円[2]
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『コラテラル』(原題:Collateral)は、2004年製作のアメリカ映画である。マイケル・マン監督のサスペンス映画。トム・クルーズが初の本格的な悪役に挑戦したことで話題になった。
collateralというのは「【名詞】〔不運な〕巻き添え、【形容詞】付随的な」というような意味。タクシードライバーのマックスは、主犯であるヴィンセントの犯行に巻き込まれてしまう。 アメリカ・ロサンゼルス。平凡で真面目なタクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)は、ある夜、最初の客アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)と目的地に着くまでの時間に賭けをする。賭けはマックスの勝ちに終わり、彼は検事局に勤めるアニーから「何か困った時に」と連絡先を貰う。次にマックスは、「ヴィンセント」(トム・クルーズ)と名乗るビジネスマン風の客を拾い、またも目的地までの時間をぴたりと当てる。マックスの腕と生真面目さに感銘を受けたヴィンセントは「一晩で5箇所巡って欲しい」とタクシーの貸切りを持ちかける。マックスは「貸切りは規定違反になる」と断るが、ヴィンセントの強引さと報酬600ドルの誘惑に負け、引き受けてしまう。 しかしそれは単なる貸切りではなく、殺しの手伝いをさせられることを意味していた。ヴィンセントの正体は殺し屋であり、彼がマックスのタクシーを貸切りにしたのは一晩で5人の標的を始末するためであった。当初マックスはそれに気付かなかったが、ヴィンセントが殺した標的の死体がマックスのタクシーの上に落下するアクシデントが発生する。戻ってきたヴィンセントは態度を豹変させ、マックスが何かしようものなら殺すのもいとわないと脅迫する。かくして、マックスの人生最悪の時が始まってしまった。 ヴィンセントは気さくで洗練された普段の物腰とは裏腹に、殺人に対しては一切の感情を持たない冷血な殺し屋であった。「ロスでは地下鉄で男が死んでも誰一人気付かない」と都会の無関心に憤る一方で、「地球上から人間が1人や2人消えたところで何の変化も無い」と言い切るヴィンセントに対して、マックスは別世界の人間を見るような思いがした。
ストーリー