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サビキコリ属の一種 Agrypnus murinus
分類
界:動物界 Animalia
門:節足動物門 Arthropoda
綱:昆虫綱 Insecta
目:コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目:カブトムシ亜目 Polyphaga
上科:コメツキムシ上科 Elateroidea
科:コメツキムシ科 Elateridae
和名
コメツキムシ
英名
Click beetle
下位分類(亜科)
コメツキムシ亜科 Elaterinae
ヒゲコメツキ亜科 Pityobiinae
オオヒゲコメツキ亜科 Oxynopterinae
ベニコメツキ亜科 Denticollinae
クシコメツキ亜科 Melanotinae
ミズギワコメツキ亜科 Negastrinae
ハナコメツキ亜科 Cardiophorinae
サビキコリ亜科 Pyrophorinae
擬死行動をとるコメツキムシ
コメツキムシ(米搗虫、叩頭虫)は、昆虫綱コウチュウ目に属するコメツキムシ科に属する昆虫の総称である[1]。和名をコメツキムシとする種はない。
仰向けにすると、自ら跳ねて元に戻る能力がある小型甲虫。米をつく動作に似ていることからこの名前がある。ただしベニコメツキ属など跳ねないものもいる[1]。 比較的硬い体の甲虫。外見的にはタマムシ類にも似ている。体型としては幅が狭く、縦長で腹背にやや扁平。小さい方は1mmほどのものから8cmに達するものまであり、日本ではウバタマコメツキやヒゲコメツキなどが3cm程度になるのが大きい方である。 頭部はまっすぐ前を向き、口器は小さいがしっかりした噛む口となっている。触角は先細りの単純な形のものが多い。中には節ごとに突き出して鋸歯状や羽状になった例もあり、日本ではヒゲコメツキが立派な触角を持つことで有名。 胸部と腹部は幅広くつながる。前翅は後方に狭まる。体色は全体に単純で地味なものが多く、黒から褐色のものが多い。しかし熱帯では金属光沢を持っているものもあり、日本では八重山諸島に産するヨツモンオオアオコメツキなどはその例である。また多様な色や斑文を持つものもある。日本ではベニコメツキが真っ赤な前翅を持つのでよく目立つ。中南米には胸部と腹部が発光するヒカリコメツキが生息している。 コメツキムシには普段は草や低木の上などに住む種が多い。石の下に住むものもいる。天敵に見つかると足をすくめて偽死行動をとる(世に言う「死んだふり」)。その状態で、平らな場所で仰向けにしておくと跳びはね、腹を下にした姿勢に戻ることができる。(胸-腹の関節を曲げ、胸を地面にたたきつけると誤解されるが、頭-胸を振り上げている。
特徴
生態