コメット・ルシファー
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コメット・ルシファー
Comet Lucifer
ジャンル
ロボットSFファンタジー冒険活劇
アニメ
原作Project Felia、エイトビット
原案野村祐一
監督菊地康仁
シリーズディレクター中山敦史
シリーズ構成野村祐一
脚本野村祐一、森江美咲、待田堂子大河内一楼
キャラクターデザイン高橋裕一
メカニックデザイン柳瀬敬之
音楽加藤達也
アニメーション制作エイトビット
製作「コメット・ルシファー」製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2015年10月 - 12月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『コメット・ルシファー』は、エイトビット制作による日本オリジナルテレビアニメ作品。2015年10月から12月まで放送された。
ストーリー

ギフトジウムと呼ばれる鉱石が大地を覆う惑星ギフト。ガーデン・インディゴの街に住む少年ソウゴ・アマギは、研究者の母を持ち、鉱石集めを趣味としていた。ある日、赤く光る鉱石を発見したソウゴはクラスメイトの少女カオン、そして同級生のロマンとオットの騒動に巻き込まれ、街の地下へ続く大穴に転落してしまう。一方、地下深くの地底湖ではギフト行政府軍がある作業を行っていた。周囲を探索するソウゴとカオンは、水の抜けた地底湖で一人の少女に出会い、さらに行政府軍と謎のロボットの戦闘を目撃する。
登場人物
主要人物
ソウゴ・アマギ
- 小林裕介Lynn(幼少時)本作の主人公。14歳。ガーデン・インディゴの街に住む少年。大の鉱石好き。行動的で、真っ直ぐな性格。両親がいない今は、育ての親のド・モンの家にやっかいになっている。街中などでの移動時は「クイッカーボード」というギフトジウムを利用して滑空する乗り物を使う。フェリアを地底湖で保護した後、彼女の守護者であるモウラと呼応する紋章が手に出現する。フェリアのピンチには度々モウラを呼んでガーディアンを呼び出し、幾度もの危機を切り抜けて行く。第9話にてガーディアンの中に乗り込み、自身がパイロットとなる。深淵の祭壇ではフェリアの失踪とド・モンの死を知った二重のショックから自暴自棄となるが、カオンの叱咤と激励を受けて立ち直り、モウラやロマン達と共にフェリアの救出に赴く。だが、その手に持つ紋章が「契りの紋章[注 1]」だったことから、フォンゲルフ内部でブラックガーディアンに捕われてしまうも、最後はフェリアの手で救出された。最終話のエピローグ(10年後)ではゼミの教授に就任し、子供の頃のように石集めに精を出している。
フェリア
声 - 大橋彩香本作のヒロイン。街の地下でソウゴが出会った謎の少女。無邪気で天真爛漫な性格。物体を動かす超能力を持つ。モウラ曰く「星の息吹を司る存在であり、彼女のおかげで自然や命の源が保たれている」とのこと。ギフト行政府軍から「リマ」と呼ばれ、その身を狙われている。第5話終盤にて子供姿から一気に成長した姿(外見年齢は14歳程度)になる。それに伴い、会話も流暢になった。彼女の正体は、ギフトの生命の源「ルシファー」で、星に降り注いだ命の種を元に誕生した天使。使った力を補充するには、深淵の祭壇に向かう必要がある。ソウゴに対しては徐々に恋心を抱いていき、深淵の祭壇でそれをはっきりと自覚するようになる。しかし、その場に現れたブラックガーディアンに連れ去られ、フォンゲルフにてゾーンボイルの手でギフトのための礎とされる。直後、彼女を追ってきたソウゴとモウラに助けられるが、今度はソウゴがブラックガーディアン内部に取り込まれ、彼を救うためにガーディアンに乗り込み、宇宙での激闘の末にソウゴを救出。ギフトへと送り届けた。自身はギフトと土の星の両方を見守る新しい星となり、エピローグでは赤く光るその姿を確認できる。
モ・リティカ・ツェツェス・ウラ
声 - 水瀬いのり通称「モウラ」。ギフトジウムの体を持ち、芋虫のような形をした謎の生物。フェリアの守護者を自称する。人間のように会話や食事もできる。話す時に語尾に「?じゃモン」と付けるのが口癖。ソウゴ達からは「石」扱いされている。体がバラバラになっても復活できるなど、意外と万能。その正体は人型ロボットのガーディアンであり、ソウゴの紋章に呼応して変身する。後にソウゴへ守護者は命を育める星に降り注いだ生命の種子から生まれた存在で、同じ種から誕生した天使(フェリア)を守るための従者、つまり守護の使いであるという自身とフェリアの秘密を告げた。第11話でのエリアシールド突破後は体が人型(ピンク髪の少女)になる。ブラックガーディアンとの最終決戦ではフェリアを受けいれて共に戦い、最後はフェリアの願いを叶えるため消滅した。
ソウゴの友人
カオン・ランチェスター
声 -
高橋李依ソウゴのクラスメイトの少女。14歳。身長166cm。髪を結わえた赤いリボンが特徴。実家はガーデン・インディゴで有名な商店。明るい性格で面倒見も良く、フェリアと出会った当初は彼女の世話をしていた。ソウゴに対し恋心を持つが、フェリアの存在もあってか、内心は複雑なようである。ソウゴと深淵の祭壇に向かう途中、危険だからとロマンやオットと共に置いて行かれるが、後を追うことを決めて、窮地のフェリアを救った。深淵の祭壇では自身よりもフェリアの恋のために、彼女の背中を押している。ロマンが操縦するヴァロフR7に乗り込むこともあった。最終話のエピローグではロマンと結婚し、3児の母となっている。
ロマン・ヴァロフ
声 - 寺島拓篤ソウゴの同級生。14歳。ガーデン・インディゴを治めるヴァロフ家の嫡男。許嫁のカオン(互いの家同士で決めた)との結婚式を一方的に挙げようとするが、フェリアとの出会い以降は結婚話を封印している。仲間思いであり、ソウゴやフェリアの危機にはヴァロフR7に乗り込んで駆けつけた。深淵の祭壇に向かう途中、ソウゴに置いて行かれた際は、塞ぎこむカオンや不満そうなオットを叱って活を入れる。後に深淵の祭壇でカオンとの婚約を解消するが、改めてカオンが好きだと彼女に告白・求婚する。フォンゲルフではエリアシールドの破壊に貢献した。最終話のエピローグにてカオンと結婚、3児の父となる。
オット・モトー
声 - 諏訪彩花ソウゴの同級生。14歳。ロマンの執事を務めている少年。片目が髪で隠れている。代々ヴァロフ家に仕える家系の出身。主のロマンと共にエアライダーという三輪自動車やヴァロフR7に乗る。料理が得意で、格闘技にも秀でている。その反面、心配性でネガティブな気質も合わせ持ち、時として不安や不満を口にしたりもする。最終話のエピローグでは宇宙飛行士になっている。
ガーデン・インディゴ
ハジメ・ド・モン
声 -
三宅健太ガーデン・インディゴでカフェ「ヴァンテレモ」を営むマスター。48歳。ソウゴの育ての親でもあり、彼を2階へと住まわせている。フェリアやモウラの騒動で、何度も店を壊されている苦労人。かつては軍人で、ガスと共に戦場で戦っていた。過去のある際、ソウゴの母親であるエナの警護をゾーンボイルから頼まれ彼女と交流していたが、他の任務に就いていた時に彼女を殺害されてしまった。その後はずっとその出来事を悔やんでいる。彼女の葬儀後にソウゴを引き取り、現在の道を歩んだのもコーヒーの腕をエナに褒められたからである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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