コムソモリスク・ナ・アムーレ
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コムソモリスク・ナ・アムーレ
Комсомо?льск-на-Аму?ре

レーニン広場に建つスターリン様式の建物。1953年に建てられた


市旗市章

位置

ロシア内のコムソモリスク・ナ・アムーレの位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯50度34分 東経137度00分 / 北緯50.567度 東経137.000度 / 50.567; 137.000
歴史
建設1932年
市に昇格1933年
行政
ロシア
 連邦管区極東連邦管区
 行政区画 ハバロフスク地方
 市コムソモリスク・ナ・アムーレ
市長アレクサンドル・ジョルニク(ロシア語版)
地理
面積 
  市域325 km2
人口
人口(2020年現在)
  市域244,768人
    人口密度  753人/km2
その他
等時帯ウラジオストク時間 (UTC+10)
郵便番号6810xx
市外局番+7 4217
ナンバープレート27
公式ウェブサイト : ⇒www.kmscity.ru

コムソモリスク・ナ・アムーレ(ロシア語: Комсомо?льск-на-Аму?ре, ラテン文字転写: Komsomolsk-na-Amure)はロシア極東部、ハバロフスク地方アムール川下流の左岸に位置する港湾都市・工業都市である。人口は約24万人。
概要コムソモリスク・ナ・アムーレの通り

コムソモリスク・ナ・アムーレ駅バイカル・アムール鉄道(バム鉄道)とヴォロチャーエフカ・ジョムギ鉄道の分岐駅である。このほかアムール上流やオホーツク海への水運や、デ=カストリへの道路もある。2018年10月1日まではコムソモリスク・ナ・アムーレ市電も運行されていた。

また、郊外にはコムソモリスク・ナ・アムーレ空港がある。

極東の中心都市ハバロフスクからの距離は404 km。人口は、2002年全ロシア国勢調査で251,283人。ハバロフスク、ウラジオストクに次ぐ極東ロシア第3の都市である。

町の名前は「アムールにあるコムソモール共産党青年組織)の町」の意味で、現代中国語では「共青城」とも表記される。清朝時代は瓦倫と呼ばれた。
歴史1937年に撮影された、建設後間もないコムソモリスク・ナ・アムーレ

19世紀半ばまでアムール川下流は満州の一部でありの領土だったが、1858年アイグン条約ロシア帝国に割譲された。1860年にはペルミ州からの移住者がこの地に村を作りペルムスコエと名付けられた。

市の創立は1932年である。1930年にソ連政府は極東における経済と文化の建設指令を発表し、1931年8月にはアムール川沿岸への造船所建設が発表された。1932年1月、造船所建設の場所はこの地に決まり、1932年5月10日に最初の建設労働者を乗せた船「コミンテルン」と「コロンブス」が着岸した。以後、アムール沿岸の原野だったこの地に極東の中心となる工業都市建設が進み、ソビエト連邦共産党の青年組織コムソモールの若者や政治犯らが集められて飛行機工場や造船所などの建築作業に従事した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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