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Comic Market
イベントの種類即売会
通称・略称コミケ、コミケット、Cxx(xには開催回数)
開催時期8月中旬(お盆)
12月下旬(年末)
初回開催1975年12月21日(日本消防会館会議室)
会場東京国際展示場
「#歴史」も参照
主催コミックマーケット準備会
企画制作迷宮(1975?1979)
プロデューサー原田央男(1975?1979)
米澤嘉博(1980?2006)
筆谷芳行(2006?)
市川孝一(2006?)
安田かほる(2006?)
出展数約2万サークル (C100)[1]
来場者数約26万人 (C102)[2]
最寄駅ゆりかもめ・東京ビッグサイト駅
りんかい線・国際展示場駅
直通バス都営バスが東京駅・門前仲町駅から
ジェイアールバス関東が東京駅八重洲口から
駐車場なし
公式サイト
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会場の一つとなる東京国際展示場 東展示棟会場の一つとなる東京国際展示場 西展示棟(左)
コミックマーケット(Comic Market、略称:コミケ、コミケット)とは、コミックマーケット準備会が主催する世界最大の同人誌即売会である[3]。1975年12月21日、批評集団「迷宮'75」によって開始された。現在は年2回の開催で、夏は8月、冬は12月に開催される。
概要の企画・主催のもと、旧日本消防会館ビル内の会議室を借りて32サークルが出展し、参加者約700人で初開催された[4]。
コミックマーケットは毎年8月(通例、8月15日頃の旧盆にかかる週末[5])と12月(通例、12月29日から31日[6])の年2回、東京国際展示場(東京ビッグサイト)に開催される。現在の開催期間は主に3日間[7]。8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」と呼ばれる。2022年8月現在、開催回数は定期開催だけで100回を数える。
コミックマーケットは回を重ねるごとに大規模化し、それに伴い世間一般にもその存在が知られた。2013年夏に開催された「コミックマーケット84」ではサークル参加者数は約3万5000スペース、一般参加者数は59万人にも上った[8]。準備会がサークル参加者に提供するスペースは不足しており、いくつかの特例を除いては書類審査と抽選によって選ばれる[注釈 1]。参加ジャンルによるが応募のおよそ50?70%程度が当選し、残りは落選という形になる。
大規模化に伴い、いくつかの問題点も指摘されるようになった。詳細はコミックマーケットが抱える問題より。 コミックマーケットは世界最大の同人誌即売会である[9][10]。また屋内で行われるイベント(展示会なども含む)としても最大規模を誇る[11]。 コミックマーケットには多種多様な同人サークルが自作の物品を展示・頒布する。コミックマーケットというイベント名から漫画やアニメだけを取り扱うイベントと思われがちであるが、規則に抵触しない限りはどのようなジャンルの作品でも頒布可能であり[注釈 2]、現代日本の様々なポップカルチャーが一堂に集うイベントとなっている。過去には過激派(中核派等)が参加したことがある[12]。 多種多様なコスプレイヤーが参加することでも有名で、コスプレ撮影は指定エリア以外は禁止されているが、コスプレのまま会場全域を廻ることもできる。 コミックマーケットには膨大な参加者が集まるため、サークル参加者の多くが年間スケジュールをコミックマーケット開催周期に合わせており、コミックマーケット以外では同人誌の頒布を行わないというようなサークルも多数存在する。そのため、徹夜組や転売屋などの問題も発生している。1990年代後半以降では同人誌を専門に取り扱う書店の販売網拡大やインターネットの普及などにより、こうしたサークルの発行物も入手する手段が他にも増えてきており一部発行物に限って言えば会場まで足を運ばずとも入手出来るようになった。しかし依然としてコミックマーケットは同人サークルと参加者が一堂に会する最大級の同人イベントとして存続している。 SNSや動画共有サービスにおける現地映像の共有の他にマンガ・アニメ作品でもコミックマーケットの様子が描かれることがあるため[13]、海外でも日本のオタク文化を代表するイベントとして知られている[14]。
特徴