コミックアース・スター
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コミック アース・スター
MONTHLY COMIC EARTH STAR
愛称・略称アーススター
ジャンル
漫画雑誌
読者対象少年・青年向けコミック誌
刊行頻度月刊(毎月12日発売)
発売国 日本
言語日本語
定価600円
出版社アース・スター エンターテイメント
編集部名コミック アース・スター編集部
発行人幕内和博
雑誌名コード370
刊行期間2011年3月12日(2011年4月創刊号) - 2014年11月12日(2014年12月号)
レーベルアース・スター コミックス
ウェブサイトコミック アース・スターONLINE
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『コミック アース・スター』(Comic Earth Star)は、アース・スター エンターテイメントが運営するウェブコミック配信サイト

紙媒体として2011年3月12日に創刊[1]され、2014年をもって廃刊し、2015年よりウェブコミック誌としてリニューアルされた。
概要

レンタルビデオチェーン『TSUTAYA』を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ企業として設立されたアース・スター エンターテイメントが、2010年に創刊を発表[注 1]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}pixivで新人漫画家イラストレーターの募集を行ったり[要出典]、後述する「創刊準備号」の無料配布や、インターネットラジオ番組の先行放送などの創刊準備キャンペーンを実施した。

「漫画から始まる、メディアミックスコミック誌」をキャッチフレーズとし[3][1]メディアミックスを強く意識した作品展開が特徴。月刊誌には珍しく表紙や巻頭には声優グラビアを採用[4]すーぱーそに子[注 2]など他社キャラクターとのコラボレーション作品や藤原カムイなど人気作家の起用[5]、本誌[6]や単行本[7]の一部には声優を起用した付録CDを添付、2012年10月に本誌から初放送となった『てーきゅう[8]を皮切りに数作品のテレビアニメ化を企画する[9][10][11]。一部の連載作品は公式サイト上やニコニコ静画[12]で第1話ないし序盤数話の無料配信が行われている[13]。なお、雑誌名は「アース・スター」と「アース」「スター」の間に中黒が入るが、題字のロゴデザインでは中黒でなく、「アース☆スター」と白星(星の内側は黄色)が用いられている。

単行本は「アース・スター コミックス」レーベルで出版されるがアース・スター社は発行元となり、実際の発売元は泰文堂となっている。
創刊準備号「まんがーる!#創刊準備号」も参照

2010年8月にコミックマーケット78秋葉原の一部書店などで無料配布されたB5判・全40ページの小冊子。内容は、本誌の編集部員キャラクターたちを描いた漫画を、複数の漫画家が個別に執筆した『創刊!コミック アース・スター編集部』を収録したもの。また、中原麻衣植田佳奈早見沙織矢作紗友里を本誌の編集部員役としたボイスドラマを収録するCDを付録とし、配布場所ごとにヤスバージョン・文倉十バージョン・黒銀バージョンと表紙デザインの異なる3種を制作するなど話題とされた[14][15]
インターネットラジオ「まんがーる!#インターネットラジオ」および「こえたま#概要」も参照

公式サイトにて、中原麻衣、植田佳奈、早見沙織、矢作紗友里による「創刊!コミック アース・スター 編集会議」を2010年8月16日[16]より同年12月13日まで配信。配信元はHiBiKi Radio Station。創刊時の2011年3月分は音泉でも配信[17]。この番組のコーナー「漫画原作者への道」で中原らの話し合った声優としての体験談やアイデアを基にした『こえたま』が後に連載漫画化された[18]。その様子は本誌創刊号付録CD[6]並びに同作品の単行本第1巻付録CD[19]にも収録された。
デジタル版

2014年11月12日発売の2014年12月号をもって紙媒体としては休刊し、デジタル版に移行[20]。この理由について、編集長の後藤裕は「紙媒体だと売れないからではなく、創刊当初では「紙じゃないと描かない」という漫画家が多かったのが、漫画のデジタル配信の増加で「デジタルでも描いてもいい」という漫画家が多くを占めるようになり、そうした環境の変化からより多くの人に読んでもらうためにデジタル版のほうが広がりがある」と、より幅広い層への訴求力の向上が目的であるとしている[21]

デジタル版の創刊は2014年12月14日を予定していたが、アプリ開発の不具合により、2015年1月19日に延期となった[22]。2015年1月よりPCのみデジタル版を創刊したが、開発の都合上、アプリの配信は延期された[23]。その後、同年3月12日にスマートフォンアプリ版を配信[24]。2016年10月をもってアプリ版のサービスを休止し、ウェブ版に一本化された[25]
デジタル版の連載作品

作品名作者(作画)原作など備考
あねにいわれるかままにとつくんをしていたらとんてもないつよさになつていたおとうと/姉に言われるがままに特訓をしていたら、とんでもない強さになっていた弟 ?ブラコン姉に鍛えられすぎた新米冒険者、やがて英雄となる?
さかみ あきら/相模映(漫画)吉田杏・スコッティ(原作)
いけにえたいにおうしよのこんわく/生贄第二皇女の困惑 ?人質の姫君、敵国で知の才媛として大歓迎を受ける?みすたに ゆす/水谷悠珠かえで透(漫画)真波潜・さくらもち(原作)
いせかいてんいしてきようしになつたかましよとおそれられているけん/異世界転移して教師になったが、魔女と恐れられている件 ?アオイ先生の学園奮闘日誌?さくら/咲良(漫画)井上みつる(原作)・鈴ノ(キャラクター原案)
いせかいにてんいしたらやまのなかたつた はんとうでつよさよりもかいてきさをえらひました/異世界に転移したら山の中だった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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