コペンハーゲン国際空港
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コペンハーゲン空港
Kobenhavns Lufthavn
Copenhagen Airport


IATA: CPH - ICAO: EKCH
概要
国・地域 デンマーク
所在地アマー島カストルプ(英語版)
母都市コペンハーゲン
種類公共
運営者コペンハーゲン空港会社
拠点航空会社

ノルウェー・エアシャトル

スカンジナビア航空

敷地面積1180 ha
標高5 m (16 ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯55度37分43秒 東経12度38分49秒 / 北緯55.62861度 東経12.64694度 / 55.62861; 12.64694
公式サイト ⇒公式ウェブサイト
地図
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滑走路

方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
04L/22R 有 3,600×45 舗装
04R/22L 有 3,300×45 舗装
12/30 有 3,070×45 舗装/コンクリート

統計(2018年)
旅客数30,298,531人
発着回数266,096回
出典: デンマークAIP[1]
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コペンハーゲン空港(コペンハーゲンくうこう、デンマーク語: Kobenhavns Lufthavn, Kastrup、: Copenhagen Airport)は、デンマーク王国の首都コペンハーゲン近郊の町トーンビュー(英語版)にある空港。コペンハーゲンの中心部からは南東に8キロメートル、アマー島内に位置する。

もともとは所在地の地名からカストルプ(英語版)空港と名付けられた。同じくコペンハーゲン郊外にあるロスキレ空港(Kobenhavns Lufthavn, Roskilde)と区別するために、現在でもカストルプ空港と呼ばれることが多い。

コペンハーゲン周辺や対岸スウェーデンマルメなどを含むエーレスン地域へのアクセス空港であるとともに、ヨーロッパのハブ空港の1つである。2019年の旅客数は約3025万人で、北欧諸国の空港で1位、ヨーロッパ内でも17位だった。その大多数は国際線の利用者である。

スウェーデンストックホルム-アーランダ空港ノルウェーオスロ空港と並んで、スカンジナビア航空(SAS)の拠点空港であり、長距離国際線の大部分はコペンハーゲン発着となっている。日本へも東京国際空港(羽田)への直行便が就航している。

コペンハーゲン空港およびロスキレ空港は、半官半民のコペンハーゲン空港会社(Kobenhavns Lufthavne A/S)が運営している。株式の5割強をオーストラリアマッコーリー銀行グループが保有しており、このうちMAp Airport社の持ち分が全体の3割、残りはグループの運営するファンドの持ち分である。デンマーク政府の持ち分は全体の4割ほどである。
歴史

1925年4月20日カストルプ空港として開港。木造のターミナル、水上機の着水面、滑走路として使える牧草地を備えた、当時世界でも珍しい民間用の空港だった。次第に増加する需要に対応するため、1939年にヴィルヘルム・ラウリッツェン(Vilhelm Lauritzen)が設計した新しいターミナルが落成する。1947年1月26日、KLMのストックホルム行きDC-3が事故を起こし、スウェーデン王子グスタフ・アドルフやアメリカの女優グレース・ムーアを含む22名が死亡した。1956年ジェット機に対応するための拡張計画が始動し、1960年には現在のターミナル2が開業する。さらなる拡張計画は地元の反対により難航したが、1969年には現在のターミナル1が開業し、ターミナル2も拡張された。1969年、議会は沖合のサルトホルム島(英語版)(16km2)に移転拡張する計画を可決したが、オイルショックなどの影響で延期され1979年に破棄された。ターミナル3などを含む代わりの拡張計画が1982年に始動し、1998年までにほぼ完成した。1990年民営化され、株式の一部は1994年、1996年、2000年に段階的に売却された。2000年にエーレスンド橋が完成し、鉄道や道路が対岸のスウェーデンと接続された。2001年にターミナル直結のヒルトンホテルが開業し、2007年にはコペンハーゲン地下鉄が乗り入れた。
施設全体図
滑走路

同時発着可能な平行滑走路2本(04/22)に加え、やや短い横風用滑走路1本(12/30)を備える。全て計器着陸装置を備えているが、このうち22LについてはカテゴリーIIIとなっている。横風用滑走路はコペンハーゲン市街を向いているが、市街上空を通過する形での運用は避けられている。
旅客ターミナル

主なターミナルは3つあり、そのうちターミナル1は国内線、ターミナル2とターミナル3は国際線で利用されている。ターミナルビルはいずれも大部分がヴィルヘルム・ラウリッツェン(Vilhelm Lauritzen)およびラウリッツェン社による設計である。北欧風デザインの明るいインテリアと木の空間が特徴。


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