コニカミノルタプラネタリウム株式会社
Konica Minolta Planetarium Co., Ltd.
種類株式会社
本社所在地 日本
〒170-8630
東京都豊島区東池袋3丁目1番3号 ワールドインポートマートビル
設立1988年(昭和58年)7月
業種精密機器
法人番号7120001105548
コニカミノルタプラネタリウム株式会社(英: Konica Minolta Planetarium Co., Ltd.)はプラネタリウム関連機器、映像ソフトの製作会社。日本のプラネタリウムメーカーである。 ミノルタ株式会社のプラネタリウム事業の沿革も併せて記述する。
目次
1 主な事業内容
2 沿革
3 製品
3.1 プラネタリウム投映機
3.2 デジタルドーム映像
3.3 全天周映写機
3.4 ドームスクリーン
3.5 その他 受注業務
4 主な事業所
5 運営施設
5.1 コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine City
5.1.1 主な番組
5.2 コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン
5.2.1 主な番組
5.3 コニカミノルタプラネタリア TOKYO
5.3.1 主な番組
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
主な事業内容
プラネタリウム機器の開発・製造・販売
大型光学機器(全天周映像装置)の開発・製造・販売
プラネタリウム解説員の研修会
プラネタリウム館の運営
プラネタリウム機器のレンタル・リース事業
プラネタリウムソフトの開発・販売・リース事業
その他、約款に定める役務
沿革
1958年(昭和33年) - 千代田光学精工(ミノルタの前身)のプラネタリウム第1号機完成。
1963年(昭和38年) - 堺市のミノルタカメラ株式会社技術センター内にプラネタリウム部門が独立。
1985年(昭和60年) - レンズ式プラネタリウムとしては世界初の1球式プラネタリウム「INFINIUM」を開発、科学万博つくば'85で公開。
1988年(昭和63年) - ミノルタプラネタリウム株式会社発足。
1994年(平成6年) - 事業再編に伴い、ミノルタ株式会社 プラネタリウム事業部より開発・生産・販売の機能を統合。
2001年(平成13年) - 世界初のフルカラーデジタル投影機「MEDIAGLOBE」を開発。
2003年(平成15年) - 社名変更し、コニカミノルタプラネタリウム株式会社となる。また本社機能は大阪市西区より東京都豊島区に移転する。
2004年(平成16年) - 池袋のサンシャインシティにあったサンシャインプラネタリウムの事業を継承、直営の「サンシャインスターライトドーム“満天”」として営業を開始する。
2012年(平成24年) - 東京スカイツリータウンに「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン」がグランドオープン。
2017年(平成29年) - 福岡市科学館に九州最大規模のドームシアター「Gemini Star Σ Fukuoka」がグランドオープン[2]。
2018年(平成30年) - 有楽町マリオンTOHOシネマズ日劇スクリーン2・3跡地にプラネタリウムを中心とした複合型映像体験施設「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」がグランドオープン[3][4]。
製品
プラネタリウム投映機
GEMINISTAR III (ジェミニスター 3)
ドーム径 12 - 20m(Type S)、18 - 27m(Type L)。恒星数 12,800-15,000個(Type S)、15,000-29,000個(Type L)。
GEMINISTAR II (ジェミニスター 2)
ドーム径 14m - 20m。インフィニウムとデジタルドーム投映機の一体型。恒星投映能力はINFINIUM Sと同等。
INFINIUM L (インフィニウム L)
ドーム径 18m - 27m。恒星数 15,000個(7.0等星)から29,000個(7.6等星)。一球式。
INFINIUM S (インフィニウム S)
ドーム径12m - 20m。恒星数 12,800個(6.8等星)から15,000個(7.0等星)。一球式。
COSMOLEAP 10 (コスモリープ 10)
ドーム径10m。恒星数 6700個、6.25等級まで。二球式。
COSMOLEAP 8 (コスモリープ 8 )
ドーム径8m。恒星数 3900個、5.75等級まで。二球式。
MS-7
ドーム径6m - 8m。恒星数 3500個、5.65等星まで。学校教育用コンパクトタイプ。
デジタルドーム映像
SKYMAX (スカイマックス)
複数台のビデオプロジェクタを連動させ、プラネタリウムドームに全天周映像を投映するシステム。
SKYMAX DS (スカイマックス DS)
SKYMAXに恒星投映機能(3Dデジタルプラネタリウム)を追加したシステム。
LASERSCAN (レーザースキャン)
プラネタリウム用レーザー投映装置。フルカラーでの映像プログラムを投映できる。
MEDIAGLOBE (メディアグローブ)
映像投影部に魚眼レンズを使用したビデオプロジェクタを用い、ドームスクリーンに恒星投影や全天周映像の投影を行うシステム。コンパクトで、学校やアミューズメント施設向け。
MEDIAGLOBE-Lite (メディアグローブ ライト)
MEDIAGLOBEの制御部と投影部を分離したもの。性能はMEDIAGLOBEに準ずる。投影部本体の大きさはMEDIAGLOBEよりさらにコンパクト。
SUPER MEDIAGLOBE (スーパーメディアグローブ)
MEDIAGLOBEの中型ドーム用スケールアップ版。3Dデジタルプラネタリウム対応。
MEDIAGLOBE-II (メディアグローブII)
MEDIAGLOBEの後継機種。MEDIAGLOBE-Lite同様、投影部と制御部が分離している。
SUPER MEDIAGLOBE-II (スーパーメディアグローブII)
SUPER MEDIAGLOBEの後継機種。ネイティブコントラスト比(絞りを使用しない状態でのコントラスト比)を高め、従来機種よりも暗色の再現性を向上させた。
全天周映写機
Iwerksphere 870 (アイワークスフィア870)
全天周フィルム映写機。
ドームスクリーン
ASTRO-TEC (アストロテック)米国 ⇒Astro-tec Manufacturing, Inc.社のアルミパネル製プラネタリウムドームの販売および設置工事。