コドモ警察
ジャンルテレビドラマ
脚本福田雄一
監督福田雄一 ほか
出演者鈴木福
勝地涼
マリウス葉(Sexy Zone)
本田望結
鏑木海智
青木勁都
『コドモ警察』(コドモけいさつ)は、毎日放送(MBS)制作、TBS系列で2012年4月から6月まで深夜ドラマ枠で放送された日本のテレビドラマ。
本ページでは2013年3月20日公開の同タイトル映画についても説明する。 横浜を舞台に、悪の組織「レッドヴィーナス」の罠にかかって特殊ガスを吸い込み子供の姿になってしまったエリート刑事たちが新人若手刑事とともにレッドヴィーナスを追う、刑事ドラマである。基本的には往年の有名刑事ドラマにおける定番要素を踏襲しながら、子供の姿とのギャップが生み出すコミカルな描写[注 1]を織り交ぜた内容となっている。 鈴木福は本作が連続ドラマ単独初主演、マリウス葉(Sexy Zone)[1]と竜跳[注 2]は本作が連続ドラマ初出演となる。 キャッチコピーは「全体的に、大人をなめるな。」。 2013年1月より、マリウス演じる間聖四郎を主人公にしたスピンオフドラマ『コドモ警視』が放送開始[2]。 2013年3月20日には、『コドモ警察』の映画が公開された[3]。 神奈川県横浜市鶴見区大黒町にある設定の警察署[注 3]。
概要
テレビドラマ
キャスト
神奈川県警察大黒警察署
特殊捜査課
大沼 茂 (50) - 鈴木福(大人の声:ゆうたろう / 最終話)
本作の主人公。通称:デカ長。小学校では学級委員長。『太陽にほえろ!』のボスのような出で立ちと話し方をする。的確な指示と統率力で犯人を追い詰めて行く。カラオケの十八番は、石原裕次郎の「ブランデーグラス」。射撃が得意。
国光 信 (23) - 勝地涼
本庁から異動してきた新人刑事。小学校や幼稚園に通う特殊捜査課の面々に代わり、捜査に奔走する。若さゆえに焦り、刑事に最も必要とされる忍耐力が足りず、先輩刑事に迷惑を掛ける。「新人」と呼ばれているため、早く一人前の刑事に成長し立派なニックネームを付けてもらいたいと思っているが、事件解決後にいつも残念なニックネームを付けられてしまう。
林 舞子 (30) - 本田望結(大人の声:平野綾 / 最終話)
通称:マイコ。特殊捜査課の紅一点。『あぶない刑事』に登場する浅野温子を彷彿とさせる出で立ちをしている。血気盛んな刑事たちを諌める。
渡辺 稔 (59) - 鏑木海智(大人の声:平泉成 / 最終話)
通称:ナベさん。定年間近の刑事で、取調室では即座に容疑者を落とすことから「落としのナベさん」と呼ばれている。
下山 武雄 (49) - 青木勁都
通称:イノさん。大食漢。その体格から「鬼のイノさん」と呼ばれ、恐れられている。
川島 寛太 (39) - 秋元黎(大人の声:野島裕史 / 最終話)
通称:スマート。冷静でクールな性格。特殊ガスを多く吸ったため、特殊捜査課の中で唯一、幼稚園の年少組に通っている。低年齢だけに現場へ出向いて捜査は行えず、刑事部屋で事件を分析する。
野上 浩二郎 (29) - 相澤侑我(大人の声:入野自由 / 最終話)
通称:エナメル。多くの女性を虜にする色男でお洒落な刑事。
今村 剛 (28) - 竜跳(大人の声:浪川大輔 / 最終話)
通称:ブル。熱血刑事で常に体を鍛えている。格闘技に精通しており、肉体を使った犯人検挙が得意である。
警察関係者
間 聖四郎 (38) - マリウス葉 (Sexy Zone)
本庁のエリート刑事。特殊捜査課の面々からは「本庁さん」と呼ばれている。特殊ガスを多く吸わなかったため、幼児化が進まずに済んだ。
松田 凛子 - 吉瀬美智子
鑑識課職員。犯人が残した痕跡を分析し、デカ長に報告する。デカ長とは男女の関係だが、デカ長の“コドモ化”以降、逢う回数が減ってきており、逢瀬の度につのる思いをぶつけ、(中身は大人のままの)デカ長をたじたじにしているが、一方ではやんわりかわされることも少なくない。
木島(本庁幹部) - 飯田基祐 / 羽川(管理官) - 永岡卓也(第7・9・最終話)
木島は一時、特殊捜査課の指揮に当たり、羽川を従えてレッドヴィーナスの取引現場に踏み込むがヘリウムガスを吸ってしまい、お互い共に声が高くなる。
鑑識 - 野添義弘
その他
武藤 千種 - 上地春奈 / 武藤 弘康 - 本多力
神奈川県警が策定したスマートを養う仮の両親。両親ともオカッパ頭で、まるで夫婦漫才のような息の合った掛け合いを見せる。
ナレーション - 森山周一郎
ゲスト
第1話
小宮 ユキコ(ダンス講師) - 上野なつひ
コスモ金融の取り立て屋 - 矢崎広
第2話
吉村(爆弾犯) - 大水洋介
第3話
前島 義雄(立てこもり犯) - 津村知与支
加藤 ゆり子(人質) - 外岡えりか(アイドリング!!!)
若林 美佳(人質) - 井上佳子
リポーター - 伊澤美恵子
第4話
権堂 明美(双葉大学学生) - 藤村聖子
権堂(権堂製薬社長・明美の父親) - 堀内正美
明美の母親 - おぐちのりこ
ゲームセンターの店員 - 岩澤晶範
プロレスラー - アブドーラ小林(大日本プロレス)、河上隆一(大日本プロレス)、稲葉雅人、竹田誠志(U-FILE CAMP)
第5話
島崎(情報屋) - 加治将樹
チンピラ - 鈴之助、原田善友
第6話
槇原 莉乃(国民的アイドル) - 指原莉乃(当時AKB48)[4][注 4]
木村 菜穂(莉乃のマネージャー) - 岡本あずさ
莉乃のファン - 裴ジョンミョン
『アイドル生命をかけろ!ドキドキリアクションBOX!』出演芸人 - 野村浩二・磯山良司(江戸むらさき)