コックリさん
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この項目では、降霊術のコックリさんについて説明しています。その他の用法については「コックリさん (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "コックリさん" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年3月)

この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2016年8月)
テーブル・ターニングの風景(19世紀・フランス)[1] (L'Illustration, Histoire de la semaine, 1853)[2]

コックリさん(狐狗狸さん)とは、西洋の「テーブル・ターニング(Table-turning)[注釈 1]」に起源を持つ占いの一種[3]。机に乗せた人の手がひとりでに動く現象は心霊現象だと古くから信じられていた。科学的には意識に関係なく体が動くオートマティスムの一種と見られている。「コックリさん」と呼ばれるようになったものは、日本19世紀末から流行したものだが、これは「ウィジャボード」という名前の製品が発売されたりした海外での流行と同時期で、外国船員を通して伝わったという話[4]がある。
概要

日本では通常、を呼び出す行為(降霊術)と信じられており、そのため「狐狗狸さん」の字が当てられることがある[5]の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、0?9(できれば漢字で書いた方が良い)までの数字、五十音表」を記入したを置き、その紙の上に硬貨(主に五円硬貨もしくは十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていく。全員が力を抜いて「コックリさん、コックリさん、おいでください。」と呼びかけると硬貨が動く。コックリさんと呼ばず“エンジェルさん”などと呼びかえるバリエーションも存在する[6]。エンジェルさんの場合鳥居ではなくキューピッドを書く事で同じ効果があると言われている。
起源と普及

その起源は明確ではないが、レオナルド・ダ・ヴィンチが自著において「テーブル・ターニング」と同種の現象に言及しているので、15世紀ヨーロッパでは既に行われていたとも推測される[3]

西洋で流行した「テーブル・ターニング」とは、数人がテーブルを囲み、手を乗せる。やがてテーブルがひとりでに傾いたり、移動したりする。出席者の中の霊能力がある人を霊媒として介し、あの世の霊の意志が表明されると考えられた。また、霊の働きでアルファベットなどを記した板の文字を指差すことにより、霊との会話を行うという試みがなされた[3]

井上円了によると、日本においては、1884年伊豆半島下田沖に漂着したアメリカの船員が自国で大流行していたテーブル・ターニングを地元の住民に見せたことをきっかけに、各地の港経由で日本でも流行するようになったという[4][3]。このたぐいの板を指す現代の語「ウィジャボード」は元々は1880年代頃に発売された製品の商標に由来し、その発売時期とほぼ同じ頃である。当時の日本にはテーブルが普及していなかったので、代わりにお櫃(ひつ)を3本ので支える形のものを作って行なった[3]。お櫃を用いた机が「こっくり、こっくりと傾く」様子から“こっくり”や“こっくりさん”と呼ぶようになり、やがて“こっくり”に「狐(きつね)」、「狗(いぬ)」、「(たぬき)」の文字を当て「狐狗狸」と書くようになったという[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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