コズミック・イラ(Cosmic Era=C.E.)は、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおける架空の紀元である。 公式年表における出来事、および年号等は設定制作スタッフの一人である吉野弘幸が担当した。吉野はインタビューに際し、監督である福田己津央から遺伝子操作された人類と旧人類の戦いという大まかな背景は渡され、その両者が戦う経緯を考証したという。紀年法の「CE」という単語は当時、吉野が業務に使用していたジョナルダ680
概要
再構築戦争(Reconstruction Warまたは第三次世界大戦)の終結と同時にそれまでの国家の枠組みが大きく変わった事を機会に、国連の主導下で新暦として統一暦「コズミック・イラ(C.E.)」が制定された。尚、元年と設定されたのは「最後の核」(中央アジア戦線で使用された核兵器)が使用された年であり、制定時がC.E.9年となるためC.E.1-8年は歴史上にしか存在しない[3]。 西暦年代末に各地で民族紛争や宗教紛争が激化し、なおかつ石油資源の枯渇や環境汚染の深刻化、世界不況が起こり、世界各地で代表勢力による分割が行われ、世界各地でブロック化が進む[3]。
成立から全面戦争まで(A.D.末期-C.E.70)
再構築戦争(第三次世界大戦)