コストコ・ホールセール・コーポレーション
Costco Wholesale Corporation
ワシントン州イサクアにあるコストコ本社
種類株式会社
市場情報NASDAQ: COST
コストコ・ホールセール(英語: Costco Wholesale Corporation、アメリカ英語: COSTCO の読み方は [k?stko]、イギリス英語: [k?:stk??])は、アメリカ合衆国ワシントン州イサクアに本社を置くホールセールクラブ(会員制倉庫型卸売・小売)チェーンである。
Costco には、アメリカ英語の発音に近い「コスコ」の片仮名転写があるが、本項では、日本法人である『コストコホールセールジャパン株式会社』の定めた日本語の『コストコ』に統一する。目次 コストコのストアコンセプトは、入荷したままのパレットに乗っている商品を、大型の倉庫に並べて販売することにより、商品管理や陳列にかかるコスト(費用)や手間を、徹底的に抑える倉庫店スタイルである。 入荷した商品は、閉店後の深夜にフォークリフトで店内に運び、パレットに載せたままの状態で販売することが特徴である。また、どの店舗にもフードコートが併設されており、買い物後に持ち帰りも可能な安価な軽食が提供されている。
1 概要
2 歴史
3 会員制
4 倉庫店の特徴
5 ワンデーパス・商品券
6 支払い方法
7 世界各国での店舗数
8 商品販売形態
8.1 カークランド・シグネチャー
8.2 ロードショー
8.3 自動販売機
9 取り扱いサービス
10 フードコート
11 日本での展開
11.1 日本法人
11.1.1 日本語での発音
11.1.2 日本の店舗
11.1.3 計画中の店舗
11.1.3.1 北関東
11.1.3.2 甲信越
11.1.3.3 東海
11.1.3.4 近畿
11.1.3.5 九州・沖縄
11.1.4 物流センター
12 他業者による商品の再販売
13 東日本大震災に伴う崩落事故
14 出典
14.1 注釈
14.2 出典
15 関連項目
16 外部リンク
概要
歴史 コストコのオリジナルロゴ。会社としては1993年までオリジナルロゴを使用していたが、店舗では1997年まで使用されていた。
1993年、同スタイルでほぼ同規模であった競合企業プライス・クラブと合併し[注 1][3]、社名を「プライスコストコ(PriceCostco)」に変更[4]。両社の幹部で経営を行ったが、1994年にソル・プライスとその息子ロバート・プライスが経営から離脱した。ちなみに両社の合併前、ウォルマート創業者のサム・ウォルトンは、自社の会員制ウェアハウスチェーンであるサムズ・クラブとコストコの合併を狙っていた[5]。
1997年、社名を「コストコカンパニー」に変更[4]。
1999年8月30日、社名を「コストコ・ホールセール(Costco Wholesale)」(ホールセール=大量販売(量販))に変更した[4][6]。
2013年、日本の中部空港倉庫店(愛知県常滑市)オープン前の事前入会者が、世界最高の5万人以上を記録した[7]。
コストコは2020年12月に、ケージドエッグを世界的に禁止すると発表した[8]。これは、サプライチェーンへの動物の閉じ込めに関するグローバルポリシーを発行した、最初のアメリカ小売業者になった[9]。コストコのフィナンシャルプランニングおよび投資家向け広報担当ディレクター、ジョシュ・ダーメンは「ケージのない鶏卵への移行を進めており、最終的に100%に到達することを目標に、今後も割合を増やしていく」と述べた[10]。
会員制
コストコは会員制倉庫型店であり、買い物には会員資格と年会費が必要である。