コジコジ
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この項目では、さくらももこの漫画作品について説明しています。

同名の小惑星については「コジコジ (小惑星)」をご覧ください。

小島聡(別名・コジコジ)については「小島聡」をご覧ください。

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コジコジ
ジャンルファンタジーギャグ
漫画
作者さくらももこ
出版社ソニー・マガジンズ

その他の出版社
幻冬舎(完全版、新装版)
集英社(単行本、新装再編版)

掲載サイトきみとぼくりぼん
レーベルソニー・マガジンズコミックス
発表期間1994年 - 1997年
2010年10月 - 2013年5月(りぼん・不定期連載)
巻数全4巻(単行本、完全版、新装版)
全3巻(新装再編版)
話数全38話
アニメ:さくらももこ劇場 コジコジ
原作さくらももこ
監督高木淳
シリーズ構成さくらももこ(脚本監修)
脚本さくらももこ、片岡K平岡秀章 ほか
キャラクターデザイン船越英之
音楽島津秀雄
アニメーション制作日本アニメーション
製作TBS、日本アニメーション
放送局TBSほか
放送期間1997年10月4日 - 1999年9月25日
話数全101話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『コジコジ』(COJI-COJI)は、さくらももこによる日本漫画作品。また、作中における主人公の名前。『きみとぼく』(ソニー・マガジンズ)にて1994年から1997年まで連載され、その後『富士山』(新潮社)、『りぼん』(集英社)、幻冬舎コミックスの書き下ろし4巻の全38話にて発表された[1]

テレビアニメは1997年から1999年までTBSほかで放送。また、2019年には舞台化作品が上演された。
概要

1991年、日本中がちびまる子ちゃんブームに湧く中[2]、作者さくらももこは落書きを描いていた[3]。そのキャラクターは、落書きにしては愛嬌に溢れており、さくらはそのキャラクターを「コジコジ」と命名した。コジコジは、「宇宙の子」である[3]以外、性別・出生地・年齢・何の生物であるかの一切を謎とした。

『COJI-COJI』は、メルヘンの国を舞台に主人公コジコジと、その住人たちが繰り広げる日常生活を描いている。メルヘンであると同時に、さくらの願望であったナンセンスなギャグ漫画[4][5]という新しいジャンルの開拓に挑戦した作品である[6]。作風は、さくら独特のシュールさが濃厚に醸し出されている。

登場人物はメルヘンの国の住人とはなっているが、内容は必ずしも子ども向けではなく、内容的にも多少ブラックなネタもある。

対象年齢層が絞られていないため、極めてシュールで不条理な内容も含んでおり、子供には理解し難い話も混ざる。大人が読んでも子供が読んでも楽しめる話ではあるが、どちらかといえば大人向けのメルヘンと言える。ストーリーにはテーマと言えるほどのものはなく、そもそも「コジコジとは何なのか? どこからやってきたのか?」といった設定は、あえて明かされていない。

原作では同じさくらももこ作品として『ちびまる子ちゃん』の世界とリンクしているところがあり、同作中にまる子が出演していたりする描写もあるが、アニメ版ではそれらのエピソードは放送されていない。また、キャラクターの多くは『神のちから』に登場したキャラクターのデザインを流用されている。

当作は、様々な漫画雑誌出版社を転々と経て連載が続けられたが、それでもさくらがこの連載に拘る理由には、さくらのコジコジへの深甚なる愛がその源泉にあった[6]。すぐに会いたくなって描いてしまうのです。いつのまにかとても大切な存在になっていたようです。 ? 『COJI-COJI 新装再編版【1】』より

2021年1月には、日本アニメーションのライセンス展開を開始[7]し、YouTube公式チャンネルにて過去のアニメ放送を視聴することも出来る[8]。『ちびまる子ちゃん』と並んでキャラクターグッズの販売も積極的に展開されており、アニメ・漫画の新作が途絶えた現在も継続されている[8]

2022年4月23日 - 同年7月10日にかけて、初の本作単独の展覧会となる「コジコジ万博」が東京・立川のPLAY! MUSEUMにて開催された[9]。同展覧会用に制作されたコマ撮りショートアニメ「コジコジと次郎の不毛な会話」(制作:dwarf)が、2022年10月、第6回渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保2022-23の一般部門の一次審査合格作品にノミネートされた[10]

2020年代に入って以降、現代人の心に刺さる物語として再評価されている[11][12]
舞台設定

『メルヘンの国』という名前とは裏腹に、実際は思わず笑いが出てしまう独特なキャラクターばかり住んでいる一癖も二癖もある世界。メルヘン世界に位置し、クンチャン漫画界[13]や魔界などと隣接している。人間界とは離れた場所にあるらしい。漫画の中では登場キャラクターが宇宙を飛んで別の惑星である地球に遊びに行く描写がある[14]。クンチャン界の住人まる子などがゲストで出てきたり、コジコジが人間界に遊びに行ったりするエピソードが見られる。メルヘンの住民は人間を楽しませる役目があり、ミッキーマウススヌーピードラえもんもメルヘンの住民である。しかし、いずれも権利者の問題などで作中には登場しない。
登場人物
主人公
コジコジ
- 青木静香 - 向井葉月乃木坂46)(2019年舞台版)本作の主人公。宇宙生命体であるという設定以外は一切謎で、年齢や性別も本人すら知らない。飛行能力を持つ。海中を泳ぐ際も、普段着のままで泳いでいる[15]。性格はお気楽・天然・のんびり屋、そして超が付くマイペースかつ毒舌。とにかく周りのことをお構いなしで、気の向くままに行動する。しかし時々、神秘性や哲学性のある発言をしたり、周囲が予想もつかないことをやってのけたりして周りを驚かせる。そのため、ドーデスやおかめちゃんなどの観察力に秀でた人物からは一目置かれ、ブヒブヒ、スージーといった悪者や、物知りじいさん、サラサラくんのようなマイペースな人物、先生のような堅物やカメ大明神のような偏屈家でさえもやり込めてしまうことがある。悪口を言われても動じない性格であるが[15]、思い通りにならないと、涙目になって声を荒げることも稀にある[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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