ココモ
Kokomo
出身地 イングランド
ジャンルファンク
活動期間1973年 - 1976年、1982年
レーベルCBSレコード
共同作業者アルヴィン・リー
ボブ・ディラン
旧メンバーニール・ハバード
アラン・スペナー
トニー・オマリィ
メル・コリンズ
ジミー・ミューレン
テリー・スタンナード
ジョディ・リンスコット
フランク・コリンズ
ダイアン・バーチ
パディ・マクヒュー
ジョン・サスウェル
トニー・ベアード
ココモ(Kokomo)は、イギリスのファンク・バンド。アヴェレイジ・ホワイト・バンドと並ぶ、1970年代英国ファンクの代表的バンドの一つ。 ジョー・コッカーのバック・バンドとしても知られるグリース・バンドで活動していたニール・ハバードとアラン・スペナーが、アライヴァルというリヴァプール出身のバンドのメンバーと合流して、1973年5月に結成された。バンド名は、アレサ・フランクリンが1972年に発表した楽曲「ファースト・スノウ・イン・ココモ」にちなんでいる[1]。1974年にはアルヴィン・リーのライブでバックを務めた。この時共演したメル・コリンズ(元キング・クリムゾン)も、ほどなくココモの正式メンバーとなった。 1975年、クリス・トーマスのプロデュースによるデビュー・アルバム『ファンキー・マシーン★ココモ1号』を発表。同作は、本国イギリスではチャート・インを果たせなかったが、アメリカではビルボードのR&Bチャートで34位、総合チャートのBillboard 200では159位に達した[2]。1975年7月28日には、ボブ・ディランのアルバム『欲望』のためのレコーディング・セッションにバンド全員が参加するが、この日の録音のうち『欲望』に収録されたのは「ドゥランゴのロマンス」だけで、他の5曲はアウトテイクとなった[3]。 その後、メンバー・チェンジを経てバンドは8人編成となる。1976年、マイアミ録音のセカンド・アルバム『ライズ・アンド・シャイン』を発表するが、同作を最後にココモは一度解散した。 1982年、再結成アルバム『ココモ』発表。その後も断続的に再結成されるが、中心人物の一人アラン・スペナーは1991年に死去。
来歴
メンバー
オリジナル・メンバー
ニール・ハバード - ギター
アラン・スペナー - ボーカル、ベース
トニー・オマリィ ? ボーカル、キーボード
メル・コリンズ - サックス
ジミー・ミューレン ? ギター、1975年脱退
テリー・スタンナード ? ドラムス、1975年脱退
ジョディ・リンスコット ? パーカッション、1975年脱退
フランク・コリンズ ? ボーカル
ダイアン・バーチ ? ボーカル
パディ・マクヒュー ? ボーカル
その他
ジョン・サスウェル ? ドラムス、『ライズ・アンド・シャイン』に参加
トニー・ベアード ? ドラムス、『ココモ』に参加
ディスコグラフィ
アルバム
『ファンキー・マシーン★ココモ1号』 - Kokomo (1975年)
『ライズ・アンド・シャイン』 - Rise and Shine! (1976年)
『ココモ』 - Kokomo (1982年)
『ライヴ・イン・コンサート』 - Live in Concert, 1975 (1998年)
『トゥ・ビー・クール』 - To Be Cool (2004年) ※1974年のデモ録音を収録
脚注[脚注の使い方]^ 『トゥ・ビー・クール』イギリス盤CD(Hux Records, HUX058)英文ライナーノーツ(David Coleman & Nigel Cross、2004年6月)
^ ⇒Kokomo - Awards : AllMusic
^ ボブ・ディラン『欲望』日本盤CD(MHCP 812)ライナーノーツ(菅野ヘッケル、2003年)
全般
VIAF