ココスプレートは、太平洋東部の低緯度地域北半球部分(中米の沖)の海底の地殻及びマントル上方のリソスフェアを形成する海洋プレートである。 北アメリカプレートに沈み込んでいたファラロンプレートは、次第に海嶺ごと北アメリカプレートに沈み込み、見かけ上複数のプレートに分裂していった。3,000万年前にはゴルダプレート
歴史
ココスプレートも多くが沈み込んでおり、数千万年後には完全に北アメリカプレートの下に沈み込むと考えられている。 中米のメキシコ南部からコスタリカにかけての太平洋岸では、ココスプレートが太平洋プレートに沈み込んでいて中央アメリカ海溝を形成している。 パナマ・コスタリカ国境地帯の沖からガラパゴス諸島まで、またガラパゴス諸島から西経105°付近まで真西に、それぞれ直線的に海嶺やトランスフォーム断層が走っている。これらをまとめてココス海嶺
周辺のプレートとの関係
西経105度、北緯2度付近から北方向にも海嶺が走っている。これは東太平洋海嶺で、太平洋プレートとの境界である。
カリフォルニア湾の湾口付近にはリベラプレートという小さなプレートがあり、これはごく狭い部分でココスプレートと衝突している。また、西経105度、北緯2度付近にはガラパゴスプレートという非常に小さなプレートがあり、これもココスプレートと接している。
関連項目
表
話
編
歴
プレートテクトニクス
理論
大陸移動説
アイソスタシー
マントル対流説
海洋底拡大説
プルームテクトニクス
地球の構造
地殻
マントル(上部マントル・下部マントル)
コア(外核・内核) // リソスフェア(プレート)
アセノスフェア
メソスフェア
プレート境界
発散型 : 海嶺 // 収束型 : 沈み込み帯(海溝 - トラフ) // トランスフォーム型 : トランスフォーム断層
地殻変動
地震
すべり
褶曲
断層
地溝
地塁
断裂帯
構造線
付加体
造山運動
マグマ
火山
噴火