コイル
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、針金などを巻いたものを呼ぶ「コイル」について説明しています。その他の用法については「コイル (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ソレノイド

コイル(英語: coil)とは、針金などひも状のものを、螺旋状や渦巻状に巻いたもののことである。電気回路における素子として用いられるほか、ばねとしても利用される。明治末から昭和前期には線輪(せんりん)とも言われた[1]コイルおよびフェライトコア
回路素子としてのコイルスパイダーコイル詳細は「インダクタ」を参照

コイルに利用する電線巻線という。コイルの性質を変化させるために、コイルの中に入れられる強磁性体の部品を磁心という[2]。磁心が無いコイルは、空芯コイルという。コイルを利用した変圧器
用途

電磁誘導を利用した例

インダクタ

電磁石ソレノイド電動機の主要要素など

変動磁場から電気エネルギーを取り出す - 発電機誘導コイル磁気センサ(の実現方法のひとつ)など

変圧器

ループアンテナ

その他

電熱器電灯などのフィラメントなどで効率よく発熱を利用するため

抵抗器(巻線抵抗)

電気用図記号

インダクタの電気用図記号

IECのインダクタ記号

磁心入りのインダクタ (IEEE Std 315)

IECの分岐されたインダクタの図記号

その他の回路図記号

アメリカの継電器記号 SPST, SPDT, DPST, DPDT

トランスの回路図記号

コイルばね「巻きばね」を参照

このばね類の特徴として、荷重と変形に比例関係が得られる、環境耐性がある、安価で大量生産可能といった特徴がある[3]。受ける荷重の種類によって、圧縮コイルばね、引張コイルばね、ねじりコイルばねといった種類に分けられる[4]

圧縮コイルばね

引張コイルばね

ねじりコイルばねの図

関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、コイルに関連するカテゴリがあります。

ファラデーの電磁誘導の法則

勾配磁場コイル

チョークコイル


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef