ゲームポット
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GMOゲームポット株式会社
GMO Gamepot Inc.
種類株式会社
市場情報アンビシャス 3792
2005年12月20日 - 2008年7月20日
本社所在地 日本
150-8512
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
設立2001年5月17日(創業)
2017年12月1日(解散)
業種情報・通信業
法人番号2010701024996
事業内容オンラインゲーム事業
モバイルコンテンツ事業
代表者代表取締役社長 服部直人
資本金1億円(2016年12月現在)
売上高9億39百万円(2016年12月期)
総資産4億25百万円(2016年12月現在)
決算期12月31日
主要株主GMOインターネット株式会社 100%
関係する人物元代表取締役社長 植田修平
外部リンク ⇒www.gamepot.co.jp
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GMOゲームポット株式会社(英語: GMO Gamepot Inc.)は、かつてオンラインゲームを運営していた日本の企業である。
概要

株式会社コミュニケーションオンラインと韓国のガガメルドットコムの合弁により、株式会社ゲームポットとして設立[1]

国産・海外で開発された各種オンラインゲームを日本国内で運営し、日本オンラインゲーム協会の正会員(理事)であった。GMOインターネット子会社となったのち、同社に吸収合併という形で事実上経営破綻した。

著名なオンラインゲームは『Livly Island COR』などであったが、2020年1月現在すべて提供終了している。また、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリ、モバイルコンテンツの運営も行っていた。
沿革

2001年平成13年)5月 - 株式会社ゲームポット設立。

2003年(平成15年)3月 - アエリアの完全子会社となる。

2004年(平成16年)11月 -「スカッとゴルフ パンヤ」の正式サービスを開始。

2005年(平成17年)

12月20日 - 札証アンビシャスに新規上場。公開価格は100000円。初値は700000円。

12月22日 - 株価が上場来高値の740000円を記録。


2006年(平成18年)

5月29日 - 顧客の個人情報が入ったサーバハードディスク30台を紛失していることが発覚。後述の#事件・問題を参照。株価は直前までの290000円に対し失望売りにより170000円に急落。その後7月26日には132000円にまで下落。

9月15日 - ソニーコミュニケーションネットワーク(現・ソニーネットワークコミュニケーションズ)と資本提携。


2007年(平成19年)4月20日 - 株価が公募価格割れの94000円に下落。

2008年(平成20年)

1月22日 - 株価が上場来安値の60500円にまで下落。

2月28日 - ソネットエンタテインメントが株式公開買い付け(TOB)にて完全子会社化することを表明。TOB価格は、2008年2月22日までの過去3ヶ月間の終値の単純平均78267円に対して約40.54%のプレミアムを加えた金額の110000円[2]

4月1日 - オンラインゲーム運営会社GPコアエッジを出資、設立。

4月21日 - TOBの完了に伴い、親会社がソネットエンタテインメントに変更。

4月28日 - Papermanの韓国運営権以外の全ての権利をサイカンゲームズから譲渡、取得[3]

6月19日 - ソネットエンタテインメントの完全子会社になることが臨時株主総会において承認。

7月20日 - 上場廃止。終値は108000円。

7月29日 - ソネットエンタテインメントの完全子会社となる。

11月10日 - 同社が運営するゲーム内の有料ポイント「GP(ゲームポットポイント)」を導入[4]


2009年(平成21年)4月1日 - ポータルサイト「Postar」開設[5]

2010年(平成22年)3月29日 - 資金決済に関する法律の施行に伴い「GP(ゲームポットポイント)」を廃止。

2011年(平成23年)

3月 - GPコアエッジを吸収合併。

7月 - ソネットエンタテインメントよりデジタルコンテンツ事業を承継。


2012年(平成24年)

5月 - 韓国にオンラインゲーム開発現地法人Gamepot Korea Inc.を設立。

7月 - 旧・GPコアエッジを分割。コアエッジとして再び別会社化。

12月 - 経営悪化に伴い、アエリアグループの米国法人Aeria Games & Entertainment, Inc.と経営統合。ソネットエンタテイメントとアエリアグループなどが出資する米国法人の中間持株会社AGGP HOLDINGS, INC.の完全子会社となる。


2013年(平成25年)

8月 - モバイルゲーム事業を分社化し、ジーピー・モバイル株式会社を設立(のちプレイネクストジャパン→タノシム→ワンダープラネット)。

11月 - 会社更生法に基づき、GMOインターネット株式会社の子会社となる。


2014年(平成26年)1月1日 - GMOゲームポット株式会社へ商号変更。

2017年(平成29年)12月1日 - GMOインターネットに吸収合併され解散[6]

2019年令和元年)12月27日 - ゲームポットIDのサービス・サポートを終了。

事件・問題
ハードディスク紛失問題
2006年5月29日サーバの管理委託をしていたアエリアより、サーバ用ハードディスク30台を紛失していることが発覚した。そのうち5台には顧客の個人情報が入っている可能性があったため、該当ユーザーにはパスワードを変更するように告知した。また、この問題で緊急メンテナンスが行われた『スカッとゴルフ パンヤ』は、長時間にわたってサービスを停止する事態となった[7]
スカッとゴルフ パンヤ公式サイト改竄事件
2008年7月5日、20時30分頃より何者かに『スカッとゴルフ パンヤ』の公式サイトがクラッキングされ、マルウェア(Backdoor.Win32.Small.cybおよびBackdoor.Win32.Agent.lad)により悪意のあるサイトへ誘導され、ウイルスに感染する恐れがあった。7月7日10時30分より緊急メンテナンスとしてサイトを一時閉鎖、22時30分にサイトの復元、該当ページの脆弱性の修正を完了し、公式サイトを復旧させた[8]
ポータルサイト

かつて同社が運営するオンラインゲームの情報などを展開するポータルサイト「Postar(ポスター)」が存在していた。専用マイレージ「Star」を集めて各ゲーム内のアイテムを取得できるなどのコンテンツがあったが、2013年2月28日をもって運営を終了した。
GMO GP

GMO GP株式会社
GMO GP, Inc
種類株式会社
本社所在地 日本
150-8512
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
設立2010年10月21日(創業)
法人番号8011001067078
代表者代表取締役社長 服部直人
外部リンク ⇒www.regxe.com (旧々)
www.gamepot.co.jp (旧)
www.gmogp.com (新)
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GMO GP株式会社 (旧・株式会社REGXE、2017年11月7日商号変更[9]) は日本オンラインゲームを運営している企業である。GMOゲームポットおよびGMOゲームセンターの提供していたゲームを引き継いで運営している。

ここでは、引き継ぎ先であるGMO GP、GMOゲームセンター及び関連会社のシンクラウドについても記載する。
GMOゲームセンター


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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