ゲームオーバー
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この項目では、コンピュータゲームの用語について説明しています。

映画については「ゲームオーバー!」をご覧ください。

AAAのシングル曲については「GAME OVER?」をご覧ください。

A.B.C-Zの楽曲「GAME OVER!!!」については「CONTINUE? (アルバム)」をご覧ください。

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ゲームオーバー(Torus Trooper)

ゲームオーバー (: game over) は、主にコンピュータゲームゲームがその時点で終了することを示す。
概要

「ゲームオーバー」は辞書によって和製英語やそうではない英語だと説明が分かれているが、1950-60年代のアメリカ製アーケードゲームでは「GAME OVER」は使われており、和製英語とされることもあるのは米国製アーケードゲームがあまり日本で知られていないことや、ソフトウェア→ソフト、キャラクター→キャラ、タイム イズ アップ→タイムアップ、のように略称としての和製英語のように見えた可能性がある[1]。コンピュータ用では1973年登場の101 BASIC Computer Gamesで使用例は「GAME IS OVER」を含めて極少数で「YOU WON!!!」「I WON!!!」がよく使われ、理由としてアーケードではゲーム盤面やスコアボードの中にスコアやゲームオーバーの表示部分が個別に組み込まれて状況をリアルタイムに確認できたが、BASICはリアルタイムの入力出力を想定せず、状況変化はプレイヤーの入力確定後の応答で表示されるものでしかわからず、ゲーム画面がないためどこに何が表示されるかは水平位置程度しかなく、ゲーム終了時に重要なのはスコアや結果であり、終了のみを表すメッセージはあってもなくてもよかったとみられる[1]

初期のコンピュータゲームでは、全ステージをクリアした際に難易度を上げて最初のステージにループさせる形式を採用していたが、特にアーケードゲームにおいて店舗の収入面の都合により、エンディングを迎えて終了させる形式が主になり、「敗北」ではなく「試合終了」を意味する場合にも使われるようになった[1]。日本で「ゲームオーバー」に否定的、特に敗北の意味として使われるようになったのは『スペースインベーダー』がきっかけとされ、それまでのアーケードゲームのコンピュータはプレイヤーが得点するのを妨害していたのに対して、同作ではプレイヤーを打ち負かしゲームを終了させるための妨害となっている。そのスリルがブームを巻き起こして大反響を呼んだが、それゆえ「敗北=ゲームオーバー」になった[1]。また、過去のアーケードゲームでは機械は稼働しているがプレイされていないことを示すためにゲームオーバーの表示を使っていたが、インベーダーではゲーム終了時に一文字ずつゆっくり表示されるささやかな演出が取り入れられ、プレイヤーの悔しさを増幅させ継続プレイさせる気を起こさせた[1]

アーケードでは1990年以降、記録カードやネットワークの導入によりプレイヤースキルに関わらず1プレイの時間があまり変動しないゲームが成立し、これらはミスによるプレイ時間への影響はなく腕の立つプレイヤーへのご褒美もプレイ時間延長とは違う形になったことで「ゲームオーバー=敗北」のような否定的なイメージにはあまりならず、この言葉を表示させる理由も薄らいだとの見方もある。一方で、ボーカロイドのプロデューサーであるタイニーPは「幾度もリバイバルされている名作レトロゲームやレトロ風新作ゲームでは健在であり、まだ死語になる言葉でもない」としている[1]

フロー上のゲームオーバー処理にはゲームを正常に終わらせ、またリセットさせる役割もある。しかしゲーム進行上の手詰まりや、操作不能を生じるスタック(いわゆるハマり)などのバグによっては、プレイを正常に続行できなくなっているにもかかわらずゲームオーバー処理がおこなわれず、プレイヤーが自主的にゲームを終了・リセットせざるを得なくなる場合もある、同じ場面で無限にゲームオーバーを繰り返してしまう、或いはゲームオーバーよりさらに質が悪い状態などに気づかずにプレイしてしまう場合もある。
ゲームオーバーの語意

「ゲームオーバー」という言葉は、元々の意味では単に「ゲームが終わる」という意味でしかない。本来の意味では目的を達成し、エンディングスタッフロールにまでたどり着いた場合も「ゲームオーバー」と称する。

ジャンル別でのゲームオーバーの条件としては主に以下のような例が存在する。ゲームによっては同じジャンルでもゲームオーバーの条件が大きく変わることや、同じゲームでも特定の場面では追加のゲームオーバー条件が設定されることなどがしばしばあるため、あくまでも基本的な例である。
アクションゲームシューティングゲーム
自機がすべて敵に撃墜された、もしくはミスにより主人公キャラクターをすべて失ったとき。ライフ制の場合はライフがすべてなくなったとき。
対戦型格闘ゲーム
対戦相手に敗北したとき。
アドベンチャーゲーム
誤った選択あるいは行動をして、主人公が殺される、または事件が迷宮入りするなど目的の達成に失敗したとき。
ロールプレイングゲーム
主人公、もしくはパーティメンバーが全て、敵の攻撃やトラップなどで死亡したとき、あるいはマヒや石化などの状態異常などで行動不能になったとき。
経営シミュレーションゲーム育成シミュレーションゲームにもあてはまるものがある)
資産がマイナス(破産)になったとき。一定の成績(ノルマ)を達成することができなかったとき。
スポーツゲーム
試合に敗北((グループ)リーグ戦は全試合消化後に敗退)したとき。主に「ウイニングイレブンシリーズ」のカップモードなどが該当する。シーズンポイント(例:F1のドライバーズポイント)/リーグ戦の勝点又は賞金制(ゴルフ大会等)の場合、ポイントや賞金ランキングが規定の順位又は獲得賞金/点数以上にならなかった場合、規定(投球回数/打席数や出走回数等)を満たなかった場合。
ウォー・シミュレーションゲーム
自軍ユニットが全滅したとき、司令官など特定のユニットが倒されたとき、敵キャラクターが指定エリアまで進んだとき、自軍の本拠地が占拠されたとき、規定ターン数以内に戦闘を終結できなかったとき(=任務を失敗(英:Mission failed)した場合)。
恋愛ゲーム
異性にふられる、または誰にも告白されず、特定の人物と結ばれなかったとき。
パズルゲーム
規定時間までにパズルを解けなかった場合や、手詰まりになったとき。
音楽ゲーム
クリア条件を満たしていない状態で曲が終了した場合(ゲージ[注 1] が指定された量に達しなかった場合)。主に以下の3パターンを採用しているゲームが多い。
演奏の終了時に「ゲージが一定量以上なければゲームオーバー」となる場合。演奏の途中でゲージがなくなっても即ゲームオーバーとならない。アーケード・コンシューマゲームにおける例:『beatmania』シリーズ、『pop'n music』シリーズ、『太鼓の達人』シリーズなど。スマートフォンアプリゲームにおける例:『Cytus』、『VOEZ』、『DEEMO』など。なお、『beatmania IIDX』シリーズでは通常タイプのグルーヴゲージを使用している際に見逃しPOORを50回連続で出してしまうとSTAGE FAILED演出がなされ、クリア失敗となるいわゆる「放置リタイア」が存在する(見逃しPOOR連続30回目からレーン上に「RETIRE?」の文字と見逃し50回で強制終了となる旨の警告が表示される)。

演奏の途中で「ゲージがなくなった瞬間にゲームオーバー」となる場合。演奏の終了時にゲージが少しでも残っていればクリアとなる。アーケード・コンシューマゲームにおける例:『beatmania』シリーズのハードモード、『Dance Dance Revolution』シリーズ、『GUITARFREAKS』シリーズ、『drummania』シリーズ、『大合奏!バンドブラザーズ』(初代のレコーディングモード)など。また、1.の作品でもモードによってはこれに該当する。スマートフォンアプリゲームにおける例:『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』、『AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。


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