ゲーマー
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この項目では、コンピュータゲームにおける使用者の総称(サバイバルゲームボードゲームカードゲームテーブルトークRPGにおける使用者の総称を除く)について説明しています。映画については「GAMER」をご覧ください。

ゲーマー(: Gamer)とは、コンピュータゲームやボードゲームにおけるプレイヤーの総称[1]
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

「ゲーマー」が「ユーザー」に置き換えられて言われることがある。リチャード・バートル(英語版)も提唱した。
歴史
アナログゲームにおけるゲーマーという用語の広まり

ゲーマーという用語は古くは15世紀イギリスの中英語に遡れ、当時の意味はギャンブラーだったとされる[2]。しかしながら今に続くのは、1950年代のアメリカでウォー・シミュレーションゲーム(ウォーゲーム)が人気となってそのプレイヤーがウォーゲーマーと呼ばれるようになり、その後それが省略されて単にゲーマーと呼ばれるようになったことにある[2]。日本では1970年代に月刊ホビージャパンなどがウォーゲームを紹介するようになり、それに併せてゲーマーという用語も広まっていった。

その後、ゲーマーという用語はSFファンダムにも広まっていった。1975年にはSFウォーゲームの制作会社Metagaming Concepts(英語版)がゲーマーを冠するSFゲーム誌The Space Gamer(英語版)を創刊し、日本ではその雑誌が1984年のSFマガジンに紹介された[3]

また1981年頃、ゲーマーを冠する団体「日本ゲーマーズ協会ファーストディヴィジョン」が設立され[4]、1980年代中頃にはその名義でゲームマガジン「FIRST DIVISION」を創刊した。1986年には日本電気によりパソコン通信サービスPC-VANが開始され、PC-VAN の SIG (Speccial Interest Group) に「ゲーマーズクラブ」が登場し[5]、このゲーマーズクラブではアナログゲーム、パソコンゲームの両方についてを扱っていた[6]
コンピューターゲームにおけるゲーマー
スペースインベーダーブームにおけるゲーマー(1970年代末)

アメリカでは1977年、日本では1978年7月に宇宙戦争がテーマの映画「スター・ウォーズ」が公開されて人気となり、1978年8月にはアーケードゲームでも宇宙人物の『スペースインベーダー』が登場して人気となった。スペースインベーダーの人気によって1979年にはそのプレイヤー(ゲーマー)を題材とした漫画『ゲームセンターあらし』が登場し、1982年にアニメ化されてどちらも人気となった。しかしながらまだゲーマーという用語は一般化して居らず、作中ではスペースインベーダーのプロを「プロのインベーダーボーイ」と呼んでおり[7]、また1979年1月にリリースされたマキ上田レコード「インベーダーWALK」でも歌い出しは「私の彼はインベーダーボーイ」となっていた[8]。なお、この頃はコンピュータゲームを含むコンピュータの仕組みはプログラマを除いて一般的に理解されておらず、ゲームセンターあらしではそれを逆手に取った荒唐無稽な技で読者を楽しませたものの、早くも「風営法」や「ゲームセンターで遊ぶマナー」に言及していた。

アメリカではゲームセンターのビデオゲームに熱中する大人も出たほか、1977年にアタリVCS(Atari 2600)が発売され、大流行した。
ファミコンブームにおけるゲーマー(1980年代)

アメリカでは1982年アタリショックが発生したものの、日本では1983年ファミリーコンピュータが発売されブームとなった。ゲームソフトメーカーの社員、出版社が発行する攻略本などのゲームライター、デバッグが好きなタレント、青少年の自称ゲーマーなどが見られた。高橋名人毛利名人と呼ばれるファミコン名人が登場した。

漫画では例えばHOBBY's JUMP連載のギャグ漫画「われらホビーズ ファミコンゼミナール」でファミコンゲーマーという用語が使われており、50本以上のゲームソフトを持っている人を「真のファミコンゲーマー」とする話があった[9]。またファミコン名人を主人公とした『ファミコンランナー高橋名人物語』のような漫画も登場した。
対戦型格闘ゲームから恋愛シミュレーションブームにおけるゲーマー(1990年代)

1990年代前半のストリートファイターIIから始まる対戦型格闘ゲームの全盛期に、格闘ゲームばかり遊ぶ格闘ゲーマーが出現した。格闘ゲームはキャラクター性において突出しており、ファンコスプレイヤーのようなサブカルチャーと融合した。

一方、1994年にはときめきメモリアルから始まる恋愛シミュレーションゲームのブームも起きた。1996年にはブロッコリーがゲーマーを冠するキャラクターショップ「ゲーマーズ」を開設した。

漫画では例えば少年ジャンプの人気漫画こちら葛飾区亀有公園前派出所に格闘ゲームから恋愛シミュレーションブームへの流れをネタにした「格闘ゲーマー警官登場!!の巻」が登場している[10]



オンラインゲームブームにおけるゲーマー(2000年代前後)

1990年代末?2000年代初頭よりウルティマオンラインファンタシースターオンラインを初めとするオンライン・ネットワークゲーム(ネトゲ)が登場した。オンラインゲーム依存症(ネトゲ中毒)のゲーマーであるネトゲ廃人も登場した。

リアルマネートレーディング (RMT) のような「プレイ時間や地道な作業の蓄積がゲームの中で大きな価値を生む」という性格のネットワークゲームも登場し、ゲーム内のアイテムが現金で販売されるようになった。趣味ではなくリアルマネートレーディングによって収入を得るためにゲームをプレイするという職業ゲーマーも登場した[11]



eスポーツブームおよびバトロワブームにおけるゲーマー(2010年代)


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