ゲーマーズ!
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この項目では、ライトノベルについて説明しています。キャラクターグッズ販売店については「ゲーマーズ」をご覧ください。

ゲーマーズ!


ジャンル青春[1]ラブコメ[1]
小説
著者葵せきな
イラスト仙人掌
出版社KADOKAWA

その他の出版社
台湾角川

掲載サイトファンタジアBeyond
レーベル富士見ファンタジア文庫
連載期間2014年6月20日 - 2015年11月20日
刊行期間2015年3月20日 - 2019年10月19日
巻数全15巻(本編12巻+短編3巻)
漫画
原作・原案など葵せきな(原作)
仙人掌(キャラクター原案)
作画高橋つばさ
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊少年エース
レーベル角川コミックス・エース
発表号2016年12月号 - 2019年9月号
発表期間2016年10月26日 - 2019年7月26日
巻数全7巻
話数全33話
アニメ
原作葵せきな
監督岡本学
シリーズ構成内田裕基
脚本内田裕基、岡本学
キャラクターデザイン佐藤天昭
音楽出羽良彰
アニメーション制作PINE JAM
製作ゲーマーズ!製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2017年7月 - 9月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『ゲーマーズ!』(GAMERS!)は、葵せきなによる日本ライトノベル。イラストは仙人掌。KADOKAWA 富士見書房の小説サイト「ファンタジアBeyond」にて2014年6月から2015年11月まで連載された。単行本は同サイト初の書籍化作品として[2]富士見ファンタジア文庫 (KADOKAWA) より2015年3月から2019年10月まで刊行された。2018年7月時点でシリーズ累計部数は100万部を突破している[3]。『このライトノベルがすごい!』文庫部門では2017年版で7位[4]、2018年版で8位を獲得している[5]

高橋つばさによる漫画版が『月刊少年エース』(KADOKAWA)にて2016年12月号から2019年9月号まで連載。2016年10月22日に『ファンタジア文庫大感謝祭2016』にてアニメ化が発表された[6]

本作は『マテリアルゴースト』『生徒会の一存』といった葵の過去作品と同一世界観上にあり(時系列的には『生徒会の一存』の約5年ほどあとと考えられる)、これらの作品の学校名が出てくるほか、直接名指しされてはいないが特に『生徒会の一存』の登場人物や設定を引き継いでいることが示唆されている。
あらすじ
1-2巻

主人公である雨野景太は、人見知りで他の人と遊ぶことはしないが、ゲームを人一倍楽しむ男子学生。ある日、学内アイドルで憧れの存在である天道花憐とゲーム販売店で出会ったのを機に交友が始まり、彼女の所属するゲーム部に勧誘される。ゲーム部は大会で賞金獲得の常連になるほどの腕前を持ち、勝つことへの情熱は人一倍な部員によって構成される部活だった。しかし、部活体験後に景太は勧誘を断ってしまう。後日、花憐が断った理由を聞くと、景太は部のポリシーや活動を肯定しつつも、自身は勝利などよりも、まず楽しむことを軸にしているため、考えの違いなどで部活動との相性が悪いからと答える。一方花憐は、今まで他人にこのようにきっぱり他人に断られたことがなかったため、ショックを受け泣きながら走り去ってしまった。だが花憐は、景太が自分の友人である上原祐に対し、花憐のポリシーも大切に思っていることを熱弁しているのを見て、景太に惚れ込んでしまう。

その後、祐の配慮と策謀により、「クラスメイト皆の前で、景太が花憐に“友達になって下さい”と申し込む」というイベントがお膳立てされた。だがこの時景太は、間違って「付き合って下さい」と言ってしまう。一方、興味のない人間はすぐ切って捨てるような、自分の普段からの人付き合いの仕方を反省していた花憐も、勢いで「はい、よろこんで」と答えて、公衆の面前でなし崩し的にカップルが成立してしまった。
3-7巻

発端はトラブルだったものの、お互い相手のことを意識していたため、景太と花憐はぎこちないながらも付き合いを始めた。だが、景太のゲーム仲間である星ノ守千秋、祐とその彼女である亜玖璃らによって作られた「ゲーム同好会」の面々を巻き込んだ勘違い、すれ違いが続き、なかなか仲は進展しない。そんな中千秋は、自分が作って公開しているフリーゲームの大ファンでいつも感想をくれる人物が実は景太であり、さらにソーシャルゲームでのフレンドとしていつも遊んでいる相手でもあったということを知り、好意を抱くようになっていく。そして千秋は、景太が花憐のことを本気で好きなことを知りつつ告白して、自らの予想通り景太に断られた。だがその光景を目撃し、そこまで千秋が景太のことを想っていたことを知った花憐は、一度景太と別れて友達に戻り、千秋とゼロから勝負することにする。祐も、クラスメイトに亜玖璃が侮辱されたところ、自分よりも景太が激昂しているのを見て、最初軽い気持ちから亜玖璃と付き合い始めた自分を反省し、一度亜玖璃と別れることにした。
8巻-12巻

千秋の妹である星ノ守心春に追求されて、景太は千秋のことも異性として意識していることを認めるが、この話を千秋に聞かれてしまった。その後千秋は、やはり自分は景太のことが好きだと告げると、景太のほうは、自分はまだ花憐が一番好きだが、千秋も異性として意識していると改めて話す。そのふたりの会話を花憐が聞いており、自分と千秋のどちらが景太と付き合うか、次のホワイトデーまでに決着をつけようと宣言する。

一方祐は、亜玖璃に別れ話を切り出したのは、自分に彼女がいなかったからという非常に消極的な理由で亜玖璃と付き合い始めたためだったことと、亜玖璃と景太の友人としての仲の良さを見たためであったことを亜玖璃に告白する。その一方で、自分は現在本気で亜玖璃に惚れていると言って、時期が来たら今度は自分から亜玖璃に交際を申し込むと宣言する。

そんな中、亜玖璃は従姉の伏黒真音に、景太を「自分の彼氏」として紹介する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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