ゲンノショウコ
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ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
神奈川県相模原市、2006年9月)
分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:真正双子葉類 Eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし:バラ類 Rosids
階級なし:真正バラ類II Eurosids II
:フウロソウ目 Geraniales
:フウロソウ科 Geraniaceae
:フウロソウ属 Geranium
:G. sect. Geranium
:ゲンノショウコ G. thunbergii

学名
Geranium thunbergii Siebold ex Lindl. et Paxton (1845)[1]
シノニム


Geranium nepalense auct. non Sweet (1820)[2]

Geranium nepalense Sweet var. thunbergii (Siebold ex Lindl. et Paxton) Kudo (1922)[3]

Geranium nepalense Sweet subsp. thunbergii (Siebold ex Lindl. et Paxton) H.Hara (1966)[4]

Geranium nepalense Sweet f. roseum H.Hara (1948) ベニバナゲンノショウコ[5]

Geranium nepalense Sweet f. glabratum (H.Hara) H.Hara (1948) ウスゲゲンノショウコ[6]

品種[7]


シロバナゲンノショウコ G. t. f. pallidum

ヤエザキゲンノショウコ G. t. f. plenum

ベニバナゲンノショウコ G. t. f. thunbergii

ゲンノショウコ(現の証拠[8]・現証拠[9]学名: Geranium thunbergii)は、フウロソウ科フウロソウ属多年草日本全土の山野や道端に普通に見られる[10]。別名フウロソウ、ミコシグサ、イシャイラズ。中国植物名は、童氏老鸛草(どうしろうかんそう)[11]、中日老鸛草[1]。夏から秋にかけて、ウメに似た花を咲かせ、花色は紅紫色か白色である。薬草としてもよく知られ、日本三大民間薬のひとつに数えられる。若い葉は食用にすることも出来る。

近い仲間にアメリカフウロ、老鸛草(中国語版)などがある。
名称

和名の由来は、古来より下痢止めや胃腸病に効能がある薬草として有名で、煎じて飲むとその効果がすぐ現れるところからきている[12]。和名ゲンノショウコは「実際に効く証拠」を意味し、「現(験)の証拠」と漢字書きにされる[13][14]。日本では、「現の証拠」のほか、「玄草(げんそう)」という名でも流通している[11]

別名として、フウロソウ[9]、果実の形をろうそくに見立ててロウソクソウや[14]種子を飛散させた後の果実の形が、神輿の屋根のように見えることから、ミコシグサ(神輿草)[15][14][16]、フウロソウとミコシグサを合わせてフウロソウミコシグサ(風露草神輿草)[17]とも呼ばれる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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